測定値に差は無い=音が違って聴こえるのはオカルト?
理論的に変わるはずはない⇒音が違って聴こえるのはフラシーボ?
Xで興味深いポストがあったのでまとめ。
音響測定は古典音響工学の残滓を背負ったツールである
「測定で有意な差が無い=音が違って聴こえるのはオカルト論」の限界
現在の科学と測定機材の限界、そして聴覚とのすり合わせを理論的に行わない限り、オーディオオカルト論そのものがオカルトなのではないでしょうか。
怪しげな宣伝文句を謳うメーカーも皆無ではありませんけれども。
音像の大きさや密度、実在感や輪郭、解像度や明瞭度、音場の奥行きや高さ、ボーカルの口の大きさ・・・などなど
言語化するしか説明のしようが無かったステレオフォニック再生のファントム音場が可視化される時代が近い将来可能になるのかもしれません。
スポーツ分野での動体視力の解析が進んでいる。競技力に直結するからだ。聴力は「年取ると高域が衰える」程度にしか語られない。
動体視力や運動神経並みに「動体聴力」にも相当な個人差があると思う。
もう一つの趣味であるロードバイクでも、タイヤやチューブの10~20gの重量差を感知できる人もいれば「違いが分からない」人もいる。
ホイールやフレームの乗り味の違いや差を敏感に感知して、適切に伝わるかどうかは別として言語化できる人もいれば、極端な差のある2台の「硬い柔らかい」しか分からない人もいる。
どちらが偉いとか上だとかという話ではありません。しかし、違いが聴き分け出来ないのなら限界のある限られた測定値を信じているだけで良い。スペックだけを信じてコスパ良い機材で満足していれば良い。
聴いているソフトやオーディオ機材や環境の差もありますが・・・。アンビエンス成分の無いソフトや編集で人工的に付け加えられたエコーやリバーブだけなら違いは分かりにくいかもしれません。
分かりもしないハイエンドオーディオ(高額な見た目の立派なオーディオという意味ではない)に噛みついたり、聴いたことも無い製品や愛用者をバカにしたり・・・。
レコーディングエンジニアを無条件に崇めるのも如何なものかと。このやり取りを見てもプロといってもピンキリですね。
レコーディングスタジオの音も、必ずしも憧れたり目指すべき方向の音とは限りません。
可聴帯域周波数特性がフラットで歪み率一定レベル以下で満足できるか、又はその先を目指すか。
人それぞれってだけの話ですよね。
測定値至上主義も大概だけど、それ以外でも下記のような至上主義や絶対主義にならないように、自分自身にも戒めとしておきたい。
・アナログレコード1stプレスオリジナル盤
・惚れ込んだ特定の機材、特にスピーカーや自分の環境で改善が見られたアクセサリー類
・特定の理論や構造。例としてアナログプレーヤーではベルトドライブ、ワンポイントアーム、ピュアストレートアーム等々。理論や構造も無視できないが全体のバランスや精度や使いこなしが大事
自身で使いこんでも聴き込んでもいないのに、他の機材や使用者を貶したりしないように気を付けよう。
「自分はこうしている」発信はは良いけれど、他の理論や機材やユーザーを貶すのは違うと思うところ。

コメント