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創造の館の奥行きや立体感の説明は正しいの?

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奥行きや立体感はソースで決まるもので、機器は関係しないのか?

創造の館Youtube動画『質問コーナー19~耳のいいアーティストが機器にこだわらないのはなぜ?

信者さん
信者さん

正論と理論でオカルトオーディオをぶった切る!さすがですね!
見た目と値段に騙されている小金持ちの涙が目に浮かびます。

創造の館の言うことは鵜呑みにしないようにね。正しいことを言ってるとは限らないよ。

信者さん
信者さん

測定して証明してみろよ!ブラインドテストでも違いがわからないだろ!

それでは説明しよう。ツッコミどころは多いが
「奥行きや立体感はソースで決まるもので、機器は関係しません」とあるな。
以前は「音像は左右スピーカーを結んだ一直線上に並ぶ」と言っていたはずだが、その矛盾は改めてということで。
機器によって音場の奥行きは多いに変わる。創造の館氏もJBLとB&Wの比較試聴で「違いがある」事は経験済みのはずだが。

音場再現に優れた優秀録音盤を聴く

3次元音場の優秀録音盤

「録音の良いソース、優秀録音盤」に奥行きや立体感が含まれている。再生するとどのように聴こえるかは、周波数特性や歪みなどの機器の測定では分かりません。

そもそも2本のスピーカーで再生されるステレオフォニックなファントム音場、センター定位のボーカル音像も、そこから音が出ている訳ではなく(左右スピーカーの中央に音源は無い)聴き手の脳内でセンターに定位される訳で。前後関係も同様。

未だ研究中で科学的に解明されていないことや、数値化不可能な事象も少なくない。それをフラセボ扱いすることは科学ではない。
スポーツの分野など個人差を許容した上で、科学のメスが入れられているジャンルから思考を学べることも多い。

終わったばかりのWBCで活躍したチェコのサトリア投手や星野伸之の遅い球をなぜ打てないのか?
これだけ資金も人材も投資され科学的に解明が進んでいるのに、ピッチングもバッティングもフォームに個人差があるのは?などなど。

ヘッドフォンやイヤホンでは、2chスピーカーオーディオの音場とは再現性が全く異なる。
なので、スピーカーで聴くことを前提として、これから話を進めることにします。

XLO テスト&バーンインCD

トラック6:キース.O.ジョンソン博士の音場空間解説

1分20秒「これから後ろに移動してみます。マイクから離れるにつれて私の声も後退し、次第に音場感も出て来ます」
※音場感=ジョンソン博士の語りの直接音だけでなく、反響や残響も聴こえるようになる。話は反れますが、音場感の録音には無指向性マイクを使い音源とマイクの距離も重要ともわかります。

1分45秒「どんどん後ろに下がります。10フィート(3m)下がりました」

著者 :
Reference Recordings
発売日 : 1997-01-09
オーディオシステムのチェック用CD
XLOケーブルの輸入代理店ノアの日本語解説書(20ページ)付属。
各種テストトーンに加えて、トラック6のキース・ジョンソンの音場空間解説は圧巻。
ジョンソン氏はリファレンス・レコーディングス社及びスペクトラル社の中心人物。音場の3次元空間録音及び音場再生オーディオシステムに確たる信念を持っている。

「だんだん後ろに下がります」「3m下がりました」がオーディオ装置によって聴こえ方がまるで違う。

スピーカーとそのセッティングが1番ですが、アンプやケーブルでも変わります。

「3m下がりました」が正確に再現されるオーディオ装置もあれば、とりあえずちょっと後ろ程度にしか聴こえないオーディオ装置、全く判断不能なオーディオ装置などなど。

百聞は一見に如かず。
スペックからわからないので、様々なスピーカーやオーディオ装置を聴いて経験値を増やすしかない。

また創造の館氏は別の動画(質問コーナー20)では「正弦波で違いが無いものが音楽ソースで違いが出る事は無い」とも言っています。
「スピーカー端子の極性を逆にしても音が変わる事はありません」とも。

これが変わるんですね。

昔のJBLのユニットは逆相だった。1991年発売のプロジェクトK2 S9500以降正相になった。

X(旧Twitter)でちょっと前に荒れた話題だけれど「JBLでクラシックは鳴らない」発言。

歴史も長くモデルも豊富に有り過ぎるから、一括りに「JBLは~」はそもそも主語が大き過ぎる訳ですが・・・。

ジャズやロックの迫力を再現するには、昔のJBLは製品のムラ(誤差)の大きさや逆相を逆手に取って、他に代えがたい迫力を上手に演出していたと言えなくもない。

しかし、こと3次元音場再現となると、逆相や製品ムラはマイナス要素になってしまう。

極端な例で言えば、JBLパラゴンとB&W805で比較試聴してみると良い。

音場再現を高めるのに、ユニットを測定して誤差最小のマッチドペアにしたり、エンクロージャーを金属製にして音響特性の精度を高めたり。
パワートランジスタの温度ドリフトを最小限の誤差に抑える為に、これも特性測ってマッチドペアにしたり。

モーリス・ラヴェル: 管弦楽作品全集第1集/スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ

オーケストラの楽器群の並びが聴感でわかりやすいソフト。特にボレロはわかりやすい。

Ravel/BOLEROではDECCA SXL6065アンセルメ/スイスロマンドUKアナログレコード盤(マトリックスA面ZAL5904-1K)を所有しているので演奏評価で★-1としたがそれを除けば5つ星を付けられる。伝説のレコーディングエンジニア、マーク・オウボートの手による優秀録音の名盤。ラヴェル全集CDとしてはナンバーワン。
オーケストラの配置、音場の広がりや奥行きがはっきりと聴き取れます。
UK DECCAオリジナル盤は上には上があるという意味で。

スネアや大太鼓とフルートが一直線上には並ぶ訳がない。楽器の前後感はオーディオ機器次第で聴こえ方がまるで違います。

他にもBooklogのタグ”優秀録音”に3次元音場のアルバムを多数お勧めしています。

宜しければご覧ください。

優秀録音盤紹介記事に3次元音場が収録されているソフトをピックアップしています。

そして聴いてみてください。スペックや測定で2chスピーカーオーディオの聴こえ方の全てが解明されている訳ではないのです。聴いて違いを体験するしかありません。

オーディオ機材の見た目や値段の問題ではありません。

オーディオの「正しい方向」はひとつではありません。百人百様の「正解」があるんです。
主観や好みの押し付けは良くないこと。

3次元音場が再現されないオーディオ機器は劣っていて間違いじゃないのか?

音楽を聴く感動や驚き、自分の聴き方の感性に3次元音場は重要ではない。そうしたソースを聴いていない。それはそれでひとつの正解なのです。

「バッティングに正解は無い。但し明らかな間違いはある」落合博満

忠実再生=ソースに含まれた音と創造の館氏自身が定義しているのだから、ファントム音場の展開が「オーディオ機器は関係しません」は、音像の前後位置関係を提示できる機器とできない機器があるのだから、明らかな間違いと言えますね。

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