書評

食の可動域が広がると、色々な物を食べてみたくなる。環境や文化が全く異なる人たちのところに行って溶け込むために最も大切なことは、その人たちと同じ生活をすることだ。
同じものを同じように食べ、なるべく彼らの言語を話し、同じ場所で寝 ...

書評

偽物の存在

骨董の目利きに限った本ではなかった。売り手と買い手の間に存在する「語り」。そこにある人の心理は、お金に関わるあらゆる分野に当てはまる。骨董が他の商品に変わっただけだった。

偽物が存在するという事は、その偽物に引っ ...

書評

18世紀フランス・パリ。死刑執行人の人生の葛藤を描く

イノサンは英語Innocentのフランス語読み。Innocent:形容詞。無実の、潔白な、純潔の意。

舞台は18世紀のフランス・パリ。フランス革命以前には職業選択の自由は ...

書評

本はどこで買う?

僕の場合。一応優先度の高い順で、使った金額順ではありません。

新刊書店

月刊誌を含めて、新刊書店に欲しい本があれば、新刊書店で買うようにしています。リアル店舗を応援する意味も込めて。新刊書店、特に個人経営の書 ...

書評

加藤文太郎と新田次郎の小説孤高の人

この漫画は新田次郎の小説「孤高の人」を原案としている。原作ではないところがミソというかポイント。小説や実在の人物、加藤文太郎を忠実になぞったドキュメンタリーではない。坂本眞一が新たに生んだ漫画である。 ...

書評

陸上男子4×100mリレー北京オリンピック銅メダリスト、塚原直貴、末續慎吾、高平慎士、朝原宣治、そして控えの小島茂之。
その5人を2007年大阪世界陸上で日本新記録&アジア新記録を更新し5位入賞を果たしてから、翌年の北 ...

書評

映画化されてもいいような、時代を反映した良書。

24歳の著者は11歳で父を亡くし、母一人子一人の家庭で育つ。4年前に母と折り合わず家を飛び出し、なんとなく受けたオーディションにどういう訳か受かり、文学座と俳優座の養成所で、 ...

書評

角幡唯介氏のエッセイ集

大きな価値を持つ冒険の対象が、地球上からなくなってしまった。世界最高峰エベレストが人類未踏だった時代や、文明人がアマゾン奥地に足を踏み入れたことが無かった時代ならともかく、世界中で人類の足跡がしるされていない場所 ...

書評

江戸時代、江戸の町人や商人のマナー、商売繁盛の秘訣とされ、口伝として言い伝えられ、文献としては残っていないと主張されている江戸しぐさ。1981年読売新聞の編集手帳で、芝三光によって初めて紹介された。2005年には公共広告機構のマナー啓 ...

書評

原田実著「江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統」を筆頭に、既に偽史であると検証されている江戸しぐさ。

「傘かしげ」や「こぶし腰うかせ」等の提唱されている江戸しぐさは歴史的に検証され、江戸しぐさの伝承者である江戸っ子た ...