Panaracerバルブキャップ兼バルブコアツール
チューブレス(レディ)タイヤを使うなら、必ず揃えておきたい必需品バルブコアツール。
シーラントを注入するときにフレンチバルブコアの付け外しに必要になるツールです。
バルブコアは緩んだり、めったにありませんが壊れて空気漏れが発生することもあり、クリンチャータイヤでもコアが外れるタイプのチューブを使っていれば揃えておくと安心できるツールです。
2in1のアイデア商品！Panaracerバルブキャップ兼バルブコアツール
最大の特徴はバルブキャップ兼用。使わないときはバルブキャップとして自転車に取り付けておくことが出来ます。
これなら失くしてしまう心配もありません。いざ必要になったときに「どこに片付けておいたっけ？」と探すことも無くなります。
なかなかのアイデア商品じゃね？
スペック
品番：VCT-2-B
素材はアルミ製
カラーはシルバー、ブラック、ゴールド、ブルー、ピンクの5色
重量：0.9g (1個)
表示は0.8gですがさすがに1g未満になると精度が怪しい。カタログスペック通り1個0.9gとしておきます。
台湾製 (Made in TAIWAN)
インプレッション
PanaracerロゴPを上向きにしてネジ込むとバルブキャップとして。
逆向きにするとバルブコアツールとして使えます。
どちらも精度が良く、何の問題もなくネジ込めるしバルブコアに掛かります。
さすがPanaracerの製品ですね。
これなら無くす心配もない！ライド中緊急に必要になったときにも便利！
なかなかのアイデア商品じゃね！？
バルブコアを外してみる
あれれのれ・・・バルブコアが外れない・・・緩まない・・・。
一般的なバルブコアツールは本製品と比較しておよそ2倍の太さ。緩んだり空気漏れが無いようにしっかりと締めつけます。
シーラントが固着して簡単に緩まないこともあります。
系の細いPanaracerバルブコアツールは、手回しでバルブコアを取り外すことは出来ませんでした。
バルブコアの取り外しに7mmスパナを必要とするのでした・・・。
バルブキャップとしてなら適正でも、工具としては細すぎるんよ・・・
バルブキャップとしてバイクに取り付けておいて、ライド中の緊急用、
応急用として便利だと思ったんだけど、、、
携帯工具として他に用途のない7mmスパナは持たない。携帯ツールにも付属していませんからね～
自宅整備では何の不満も問題もありません。7mmスパナを使って付け外しをする限りは・・・。
でも、自宅整備なら今までのバルブコアツールが使い易いし、それで用が足りる訳です。
よって僕の評価は5点満点中2.5点。
また舗装路の走行なら問題になる事はありませんが、貫通中空型のパイプ構造なのでオフロードのドロドロ状況ではバルブキャップとして機能を果たすかも疑問です。
ロードバイク用、オンロード走行限定ですね。
改善案
全長をもう少し長くして3mmアーレンキーで本品を回せるようにする。工具のビットソケットのように。
3mmアーレンキーなら携帯ツールに付属しているサイズです。
こうすれば出先の緊急用途にも使えるし、余分な工具を携行する必要もありません。
3mmヘックスに限定する必要は無くて、一般的な携帯ツールで回せるようにすればGOODなのです。
Panaracerさん、よろしくお願いします。
