ロードバイクの携行品

2019年5月25日

携帯工具パナレーサータイヤレバーとADEPT Shade10

ロードバイクに乗って出掛ける時の装備品。想定されるトラブルに遭遇してしまったときに、その場で対応するために必要になる装備品を紹介します。

ロードバイクで走るとき、自動車の交通量も少なく、景色の良い道路を選んで走る場合が多いですよね。そんな時にパンクやメカトラブルに遭遇してしまったら?自走不能=走る事が出来なくなってしまっても、近くに自転車屋さんはありません。

自分自身で可能な限り対処できるように、知識や技術を身に着けると同時に、出掛ける時に必要な装備品を紹介します。

パンクに備える

ロードバイクをきちんと整備して、万全の状態にしていても、運が悪ければパンクしてしまう時もあります。自転車では1番起こりえることが想定されるトラブルです。
良質なタイヤを選び、走るときには適正な空気圧を常に保つこと。また、すり減った限界まで使わなければ、パンクのリスクは減らせます。しかし、絶対にパンクしないなんてことは不可能なこと。
パンクは不運に見舞われた場合にも起こりえる、不可避なトラブルのひとつです。
僕は直近の過去1万kmの走行距離のうちでパンクは2回。多くもなく少なくもなく、といったところでしょうか。

必要な技術(クリンチャータイヤの場合)

  1. ホイールの取り外しと取り付け
  2. タイヤ、チューブの取り外しと取り付け
  3. インフレーター(携帯ポンプ)で空気を入れられること

出先でトラブルに見舞われてから「出来ない」「わからない」とならないように、事前に自宅で練習しておくことをお勧めします。

パンク修理の装備品

  1. スペアチューブ(1~2時間程度のライドなら1本。ロングライド又はグループライドなら2本)
  2. タイヤレバー
  3. インフレーター(携帯ポンプ)タイヤレバーとインフレーターは使い慣れた物

その場でパッチを張るパンク修理をするのは時間が掛かりますし、ミス=僅かな空気漏れなどが起きやすいです。予備のチューブを携行し、パンクしたらチューブごと交換するようにしましょう。
その際の注意点として、タイヤにガラス片等が刺さったままになっている場合があります。チューブを入れる前に、タイヤにパンクの原因になった異物が刺さったままになっていないか、タイヤが大きく切れていないか入念に確認しましょう。

スペアチューブはサイズとバルブの長さを確認して、適合するチューブを買いそろえておきましょう。銘柄は好みで。

例:700×25C バルブ長60mm(フレンチバルブ)

僕のお勧めはパナレーサーのタイヤレバー。品番はPTL。折れにくく先端が薄くて、とても使いやすいです。

チューブ交換のコツ

新しいチューブを入れる前に、僅かに空気を入れてチューブが畳まれたペシャンコの状態から、軽~く丸くなるように少しだけ膨らませておく。
この”少しだけ膨らます”加減がポイントで、ペシャンコのままでは、所謂チューブを噛んで、せっかく入れ替えた新品チューブが、走る前にパンクしてしまうミスが起こりやすいです。
膨らませすぎると、今度はタイヤが嵌めにくい事この上なし。タイヤの内径よりも少し径が小さい程度に留めてチューブを膨らませておきます。

少しだけチューブを膨らます加減のコツを掴むこと。これが、パンクの際のチューブ交換をミスなく確実に、早く出来るようになるコツだと思います。

前輪、後輪共にホイールの脱着も手早く出来るようになっていると良いですね。後輪の脱着はチェーンがあるので、ビキナーの方は最初は戸惑ってしまいます。後輪はホイールを外す前に、ギヤをインナートップ=チェーンが1番引っ張られていない弛んだ状態にしておくのがコツ。

スペアチューブ

スペアチューブは穴が開いて不要になったソックスで包んでおきます。サドルバックの中でチューブが傷付いてパンクすることがありません。

パンク以外のメカトラブルに備える

変速機(ディレーラー)の調子が悪い。これがパンク以外で傾向として多いメカトラブルだと思います。原因はシフトワイヤーの伸びや、落車や休息中に立てかけておいたバイクが倒れて、ディレーラーの取付け部分が曲がってしまうことも。自分で調整出来るに越したことはありませんが、パンクのように走れなくなってしまう系のトラブルではありません。

自分で調整できれば自分で直します。整備の知識も増やしていきましょう。

出来なければとりあえず自走で帰ってくるまで我慢して走るしかないかもです。

各部品のねじの緩み等に備えて必要になるもの

ハンドルが曲がった、サドルが曲がった、ねじが緩んだ等のトラブルも、整備万全のバイクでも絶対に起こらないとは言えません。走る前に入念に整備した、万全の状態のバイクだとしても、携帯ツールはいざという時に備えて、携行するようにしましょう。

  1. 携帯ツール(2,2.5,3,4,5,6,8mmヘックス(6角)レンチ、プラスドライバーを備えているもの)

ヘックスレンチのサイズは、自分のバイクに使われていないサイズは無くても可です。8mmヘックス(6角)は、大抵のビンディングペダルに使用する工具ですが、ペダルによっては6mmヘックスだったり、15mmスパナのケースもあります。
15mmスパナは輪行か数日以上のロングツーリングでないと、携行する人は少ないかもしれませんね。2mmサイズも使われていないバイクやコンポーネントがあります。

ボトルとボトルケージ

バイクにはボトルケージを取り付けておきます。ダブルボトルで使えるように2か所にボトルケージを取り付けておきます。僕の場合、その2か所のボトルケージに。冬場はボトル1本+ツールケースの組み合わせ。夏場はボトル2本にして、装備品はサドルバッグに移して入れておきます。

真夏は走りながら、15分おきくらいに一口二口づつ、こまめに水分補給をしています。夏場のライドで喉が渇いてギリギリまで走り続けてしまい、休息のときに多量にガブ飲みは、あまりお勧めできません。

冬場は発汗量は少ないですが、湿度が低く空気が乾燥しているので、口の中を湿らせる意味もあり、少量ずつの水分補給をしています。

まとめ

  1. スペアチューブ
  2. タイヤレバー
  3. インフレーター(携帯ポンプ)
  4. ヘックスレンチを備えた携帯ツール
  5. ボトル&ボトルケージ

以上の5点がビキナーやベテランを問わず、走り方や志向を問わず、ロードバイクで走るときに備えが必要な5種の神器です。

中級編:ステップアップの装備

  1. ニップル回し
  2. パークツールTB-2タイヤブート

ニップル回しはスポーク折れや、ホイールの振れに対応するために、ある程度の振れ取りが出来る人は携行しておくと吉です。少々ブレーキシューに当たる程度のホイールの振れなら、自走に問題ない範囲までは直せます。
フレームとのクリアランスの少ないロードバイクでホイールが振れると、走れなってしまう場合も想定できます。ニップル回しを携行していれば、走れない→とりあえず走れる状態まで直せる。この差の備えは大きいと思います。

しかし完組ホイール全盛で、ホイールメーカーや機種によって使われているニップルも異なり、仲間のホイールトラブルで、携行していたニップル回しが全く役に立たなかった時も・・・。ニップル回しはあると備えにはなりますけれど、必需品ではないかもしれません。

また、めったにありませんが不運にもカットパンク、一気に空気が抜けてタイヤもチューブも大きく切れている。こんなときはチューブを入れ替えて空気を入れても、またすぐにパンクしてしまいます。
パークツールからタイヤが切れてしまったときにための応急修理用として、TB-2タイヤブートという製品が出ています。ロングライドの際は備えておきたい。

TB-2タイヤブートの持ち合わせがない。でも、タイヤが切れるカットパンクが発生!

今までそのようなことは起きたことがありませんが、備えあれば憂いなし。想定してどのように対処すればリカバリー可能か考えてみることにします。

バーテープの巻き終わりを止めているビニールテープを剥がし、タイヤの切れている箇所の裏側に貼る。
空気圧は上げられないので、チューブがはみ出して来ない、ギリギリの低圧に。リム打ちパンクしないように注意を払って走って帰って来る。
パンクしたチューブを適当な長さに切って、タイヤの切れた箇所の内側に入れる方法もひらめきましたが、チューブを切る道具の持ち合わせがないので却下。
しかし、コンビニ等ハサミを売っているお店まで辿り着ければ、この方法も使えるのではないかと思います。でもコンビニまで行ければ、強力なテープを買って、TB-2タイヤブート代わりに使った方が得策かもしれません。

技術的なところを含めて説明不足な感がありますし、説明用の画像も不足。記事は順次充実させていく予定です。中途半端でごめんなさい。

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