ロードバイクの雨対策

2020年7月22日

ASS SAVERS(アスセイバーズ)リアフェンダー

ASS SAVERS(アスセイバーズ) リアフェンダー

工具不要でワンタッチでサドル下に装着可。こんな短いお手軽な1枚でも有ると無いとでは大違いです。

取付時の注意点

フェンダーの丸い穴をサドルのレールにしっかり噛ませておくこと。横着すると走行中に落っことして失くしてしまいます。経験あり。

画像は旧モデルで、今は類似コピー製品が手ごろな値段で販売されています。

天健 泥除け クロスバイク 自転車 フェンダー ロードバイク 簡単取り外し エクステンド リアフェンダー (黒)
天健 泥除け クロスバイク 自転車 フェンダー ロードバイク 簡単取り外し エクステンド リアフェンダー (黒)

普段は類似品やコピー商品に懐疑的なスタンスです。簡易フェンダーは事故につながるような安全性や、機械的な耐久性は、ほぼほぼ無関係。価格も手頃でコスパは高いので紹介しておきます。

薄っぺらくて超軽量。「ところによりにわか雨」のような天気予報の日でも、つけっぱなしにしておいて邪魔にもなりません。今日は降るかもしれないなー、と言う天気の日には付けっぱなしにしています。

このお手軽簡単な1枚で、おしりと背中に撥ねてくる水しぶきをしっかりと押さえてくれます。

雨天走行や不意に雨に降られてしまったときのウェアの濡れと不快感を軽減できます。快適!

何度も言うけど、有りと無しでは大違い。快適です!

インプレッションと取扱い注意事項

BB~後方までをカバーしたフルドロヨケの代わりにはなりません。あくまでも簡易型のドロヨケです。水たまりや本降りの雨の中では、後輪から足に掛かってくる飛沫を抑えきれません。
ハンドルを切ったときにも、前輪から巻き上げた飛沫が足に掛かります。
また背中に大型のザックを背負っていると、ザックに飛沫が掛かります。

ドヨケを付けていない前提のロードバイクで、ドロヨケ無しで走るよりも付けておくとずっといいよ、といった製品です。

穴あきサドルでも大丈夫です。

ロードバイクのドロヨケ

画像ではわかりにくいかもしれませんが、サドルの穴あき部分までカバーが伸びています。穴から飛沫がおしりに沁みてくることはありません。

通勤通学ライドでは、緊急用としてカバンの中に忍ばせておくのも良いかもしれません。※制服やスラックスで乗車している場合はフルドロヨケ推奨。

ズボン(脚)に掛かる飛沫を抑えるには、最低この長さは必要です。

現行品ASS SAVER REGULAR

Ass Saver 泥除け 自転車 後 ショートスタイル クロスバイク フェンダー マウンテンロード デッドフライ OVTSPO(ブラック)
Ass Saver 泥除け 自転車 後 ショートスタイル クロスバイク フェンダー マウンテンロード デッドフライ OVTSPO(ブラック)

シマノトゥカバー

シマノトゥカバー

これも画像は旧モデル。現行品は冬用として厚手の生地にマイナーチェンジされています。

シマノT1100Rソフトシェルトゥカバー

シマノ(SHIMANO) シューズカバー T1100R ソフトシェル トゥカバー ブラック L MY20
シマノ(SHIMANO) シューズカバー T1100R ソフトシェル トゥカバー ブラック L MY20

風を通しにくい且つ防水性の高い生地なので、雨対策としても有効に使えます。シューズカバー程大げさでもないし、装着も手軽で簡単にできるのもメリット。

ビンディングシューズは通気性も考えて作られているために、そのままでは雨がしみ込んできます。土砂降りの雨なら尚更ビショビショに。

シューズの中がビショ濡れ、ソックスもビショ濡れになると不快極まりないですよね。

トゥカバーでビンディングシューズの前面をカバーするだけで、シューズに沁みてくる雨を抑えてくれます。

[カペルミュール] トウカバー 防風トウカバー kpsc010
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サイクリングトゥカバー シューズのつま先カバー 靴ハーフカバー ブーツカバー ウォーマー 防寒防風 プロテクター ブラック 1ペア
サイクリングトゥカバー シューズのつま先カバー 靴ハーフカバー ブーツカバー ウォーマー 防寒防風 プロテクター ブラック 1ペア

梅雨時期から夏場の雨対策

気温の低くない梅雨から夏場の雨対策としては、この2点だけで済ませています。後輪からおしりと背中にかかる飛沫を抑えても、正直体は濡れますが気温が高いので走っている限り体は冷えない。

対して冬場や気温の低い季節の雨、山岳地域のダウンヒルには要注意です。走行中は運動で体が温まり寒さを感じていなくても、濡れた衣類や体で休息するとき、ダウンヒルでは急激に冷えが襲ってきます。

ヒルクライムを含めたロングライド、山の天候、気温の低い季節の底冷えする雨。体感温度の変化や体調には十分に気を付けてライドを楽しみましょう。

雨天やウェット路面での走行には充分に注意を払いましょう。

急な雨には『引き返す』『距離を縮めてなるべく休まない(キャリアや体力にもよります)』『雨宿り出来る場所で待機』等の判断も必要になってくると思います。

個人的な体感ですが気温が15℃以上(半袖で走れる気温)なら、ライド途中で休息しなければ体の冷えはありません。

雨は視界も悪くなり、タイヤのグリップも悪くなりスリップの危険性も高まります。

慎重な走行を心掛けてください。急ブレーキ、急ハンドルは特に注意です。

※積極的に雨の中を走っている訳ではありません。雨天ライドを誰にでも推奨するものでもありません。

「雨の日や雨が降りそうな日は外を走らない」も積極的(決して消極的ではない)な判断ではないでしょうか。

ライド後は、雨に濡れた愛車のお手入れも忘れずに!