2025東京インターナショナルオーディオショウに行ってきました。

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2025第42回TIAS

2025東京インターナショナルオーディオショウ

ラックスマン

スピーカーはフォーカル。

PD-191Aアナログプレーヤーはアナログオーディオフェアのサエクブースで時間を掛け試聴しました。
音の造詣に違いは感じましたが、DDも捨てたもんじゃないですね。

TIASはブースの数が多く1日で全部のブースを周り、じっくり音を確認するには時間が足りない。

新製品のCD/SACDプレーヤーD-100。

ハーマンインターナショナル

JBL & マークレビンソンを扱うハーマンインターナショナルのブース。

JBLの新シリーズ『Summit ( サミット )』は国内初お披露目。トップモデルのマカルーは11月発売予定で660万円(ステレオペア)。

1985年発売のエベレストDD55000、1989年発売のK2 S9500以降のトップモデルは山の名称になっている。
8,000m峰14座登頂するのはいつの日になるのだろうか?

ドラムやサックスが突き刺さってくるような音は、やっぱりJBL!

ステラ

アッカ

この扉の向こう側に2億円がっっ!!

初日金曜日はYG Acoustics TITANのセッティング及びメディア&関係者のみにお披露目。

オルフェウスの輸入は途絶えてしまうけど「製品のアフターサービスと修理は可能な限り継続していきます」とのことです。

ゼファン

日本国内では初お披露目となるMARTEN Coltrane Supreme Extreme

国内販売価格は現時点で未発表ですが、英国価格£899,995.00=1億8,000万円程になるのでしょうか。

こちらも超弩級!

MARTEN Coltrane Supreme Extreme

ユニットに技術的特徴がありますが、低域の解像度が凄い!
流石にこの巨大なサイズになると、試聴位置を外れて横の壁際に移動すると「ユニットタワーから低域が出てる」感が・・・。

まあ、買えない者の妬みの粗探しに過ぎませんが・・・。

オルトフォンャパン

SPUシリーズ・カートリッジの展示が見事!

ショー会場でも海老澤徹氏のYouTube動画を再生していました。アナログレコード再生に取り組んでいるなら、見て損は無い貴重な情報が満載です。

日本のオーディオ明瞭期から現代を知る、貴重な生き字引き。

エアータイト

YGアコースティックスで聴くカウントベイシーも良かったです。

フェーズメーション

ソウルノート

D&Mホールディングス

B&W、デノン、マランツ、オーディオクエスト等を取り扱うD&Mホールディングス

機材背後の白い壁は、壁ではなくて只の衝立て。この後ろにも空間が確保されています。
デモの見栄えを考慮しながら、音場の奥行きを両立させる良い方法かもしれません。

今井商事

VITAVOX CN-191とJERN

蟻と巨人

VITAVOX CN-191の背後には衝立てが設置されていました。

JERN(ヤーン)のスピーカーは、このサイズと価格からは信じられない良い音で鳴っていました。

近年のハイエンドオーディオの価格高騰に拒絶反応がある向きには、こんなスピーカーを中心にシステムを組んでいくと良いのではないでしょうか。

タクトシュトック

バルテレのトラジ・モグハダム氏が来日。

トラジ氏のデモが圧巻でした。

英アビーロードスタジオではバルテレ製品を使用して、高品質アナログレコードの音質確認をしています。
日本では市販されていないバルテレ製ケーブルを使用することもあるとか。オーダーすればバルテレ・ケーブルの輸入も可能だそう。

このような関係から、デモには市販されていない100回再生したらすり減って寿命を迎えてしまうアセテート盤を再生。
ビートルズのアセテート盤=45回転、曲のクライマックス最大音量が最後にあるので内周スタート最外周で終わる特殊過ぎるカスタム盤まで。

物販コーナー

MAレコーディングスの高音質優秀録音CDを購入しました。

訪問を終えて

ブースのドアを開けた瞬間に”ピン!”と来るブースとそうでないブースとがある。音像定位や音場を確認可能な試聴位置ではないから、音の造詣や音色が好みにハマったのだと思う。

そうではないブースも音が悪かった訳ではない。自分のものとして使いこんで追い込めば可能性を感じさせる機器がほとんどでした。買えるか買えないか価格の問題はさておいて・・・。
そもそも、このようなショー会場で機材の良し悪し全てを把握できる訳ではない。

ピンと来て惚れ込んだ機器を使いこなして自分の音に仕上げていくのもオーディオの醍醐味。

購入してから何年も経過してから、新たな発見があるのもオーディオマニアなら経験があることでしょう。

しかし来場者は見事に年配者ばかり。メーカーや輸入代理店には「普通の社会人がちょっと頑張れば手の届く価格」の製品に力を入れて貰いたいとも思うところ。

アナログオーディオフェアのように〇〇歳以上の入場料は1,000円でも2,000円でも徴収して会場費のコスト負担。
戦略的なお手頃価格の製品価格に反映させても良い。大した足しにならないかもだけども・・・。

このままではホント先細りしていくだけの未来しかないのではないだろうか。

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