Googleがリリースしたワードプレス公式プラグインSite Kit

2020年1月7日

ワードプレス公式プラグイン・サイトキット

Googleが提供するウェブサイト運営者向けサービスをワードプレス管理画面内で一括して利用できるようになります。

  1. サーチコンソール
  2. アナリティクス
  3. アドセンス
  4. ページスピードインサイト(ページ表示速度を主軸としたサイトパフォーマンスの検査と改善箇所の提案)
  5. タグマネージャー(アナリティクストラッキングコード管理など)
  6. オプティマイズ(どのような変更を加えると効果的かA/B比較テスト、多変量テスト、リダイレクトテスト)

ベータ版から正式公開版になりましたが2019年1月7日現在、まだ日本語化されていません。

GoogleとWordPressの連携と関連

Googleは最近、WordPressの開発コミュニティ、あるいはコミュニティ一般との関わりをどんどん深めています。

  • WordPressのコアコントリビューターを社員として雇い入れる
  • AMP プラグインを大幅にアップデートして、AMPのプロジェクトに追随
  • WordCamp EU、WordCamp USなどをトップのランクでスポンサー

WordPressは世界のウェブサイトトップ1千万のうち、1/3で利用されています。Googleとしては、WordPressで動いているウェブサイトに影響を与えることで、インターネット上のウェブサイトについて把握が勧めやすくなるのでしょう。

Googleは、すべてのウェブサイトをクローリングするので、そうであれば、WordPressコアが、Google側のXMLサイトマップの仕様に常に追随した形でデフォルトで生成してくれれば、便利なのでしょう。

ワードプレスブログとGoogleが、ますますシームレスになっていきそうですね。

2020年5月14日追記

Site Kit by Googleプラグインに脆弱性。最新版5.4.1に更新推奨

Site Kit by Googleプラグイン旧バージョンに、サーチコンソールが乗っ取られる深刻な脆弱性が発見されています。早急に最新版5.4.1にアップデートを推奨。