5月11日よりシマノ製品が値上げ

2020年3月7日

もはや毎年恒例!?2020年5月11日よりシマノ製品の値上げが予定されています。

緊急速報!5月11日から予定されていた値上げが延期

新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮して、値上げを延期

7月1日からペダル及びホイールが約5%程度の値上げになる予定。デュラチェーンの値上げは結局白紙撤回になった模様です。

ほぼ全てのコンポーネントが約0.5~2%の値上げ

デュラエースのチェーンCN-HG901だけが例外的に大幅な値上げになるそうです。
製品アイテム数が膨大でショップさんでも把握しきれていないし覚えきれない模様。値上がらない価格据え置きの製品も中にはあるんじゃないか?とは言っていましたが・・・。

デュラエースCN-HG901チェーンだけが大幅値上げ

シマノチェーン製品名現行定価(税抜き)5月11日以降の定価(税抜き)
CN-HG901/116L5,223円6,436円

シマノ11S用チェーンCN-HG901は、コンポーネントが105やアルテグラでもチェーンだけはデュラエースという組み合わせで使っているユーザーも多いです。
僕はシマノ11Sのバイクがロード2台にMTB1台を所有。MTBは完成車で買ったままだけれど、チェーン交換の際には都合CN-HG901が3台分必要。

これは買いだめ必須かも。

ちょうど前回の値上げ前に買い置きしていたデュラエースチェーンが底をつくタイミングなのです。

買い占めといえば・・・

新型コロナウィルスの影響でマスクは品薄。今だに入手難な状況が続いています。

マスクに続いて、トイレットペーパーやティッシュペーパーも無くなるというデマが元で店頭から消えた。但しトイレットペーパーとティッシュペーパーが不足する事は無く、供給が順次追いついてくれば問題なくお店に並ぶようです。

食料品の一部にも買い占めの動きが起きているとか。お米が売り切れになっている食品スーパーも出てきているみたいです。

学校が急遽休みになり、牛乳を出荷している酪農家が悲鳴を上げていたり、宿泊客の大幅な減少でホテルや旅館が悲鳴を上げていたりしている。飲食店も客足が遠のき売り上げが落ちてしまっているみたい。
一部の生活必需品を除いて小売店も平常とは言えない様子です。
落ち着いたような文章で書いていますが、僕も決して他人事では済まされません。

シマノ

話を戻してシマノ製品のこと。

シマノの売り上げ構成比は自転車部門が8割を占めています。売上高356億円の1%増として仮に計算すると、

シマノの自転車部門売上高 356億円×0.8=284億8,000万円

値上げによる売上増加予測 284億8,000万円×0.01=2億8,480万円

代替製品があるとは言えないシマノ自転車コンポーネント。カンパニョーロやスラムといったライバルはあれど、値上げでユーザーが離れるとは思えません。僕もそうです。
経済ニュース等では自転車界のインテルとまで称される業界では高いシェアを誇る企業であるシマノ。


MTBではスラムに押され気味とは言え、この概算2億8,480万円がほぼそのまま売り上げ増になるのではないでしょうか。

会社が大きいと1%が大きな数字になりますね。

デュラエース9100現行モデルの発表のときは公式発表デュラエース専用WEBサイトが出来、世界同時発表でカウントダウンが行われました。その前に海外サイトでリークされていましたが。

本来なら2020年の今年がデュラエースのモデルチェンジイヤー。デマは言い過ぎですけれど、様々な憶測や「こうなってくれたら」という希望が多分に盛り込まれた予測が飛び交っています。
シマノからの正式な情報はショップさんにも何も伝わっていない模様。年内には発表にならないという情報、これも確かなものとは言えませんが現実味を帯びてきたのでしょうか。

ツール・ド・フランスや東京オリンピックに間に合わせるのなら、現時点で何かしら動きがあってもいいような気がします。

海外の方が情報が早いので、時々Googleでshimano dura~とキーボードを打っていくと、shimano dura-aceまで打ったところで、予測変換で2番目にr9200と出て来るw

噂や憶測に振り回されるのもイヤなものですが、12S、ディスクブレーキ、ディスクブレーキに付随してフレームとホイールを変えなければならなくなる。出費も増えるし、規格や仕様は少しでも早く情報が得られればそれに越したことはないのです。
慌てて買い替える予定もありませんが、情報を得て時期バイクの構想を練ることも楽しみのひとつなので。
焦っている訳ではありませんけれど。

トラック世界選手権が終わり、梶原悠未選手の女子オムニアム金メダル、脇本雄太選手の男子ケイリン銀メダルという喜ばしい結果もありました。しかし、男子チームスプリントと女子ケイリン&スプリントは考えさせられる結果に終わってしまいました。
東京オリンピックを間近に控えながらも、少々虚脱感に襲われているような複雑な今の心境です。