WheelTop EDSワイヤレス電動コンポーネント

2024年1月17日

コーダブルームやネストでお馴染みのホダカが中華ブランドのHheelTopの日本代理店となり話題になっています。

WheelTop_EDS

1月16~17日に開催されている業者向けのサイクルパーツ合同展示会にて初お披露目!

ホダカ㈱はアフターサービスや製品保証に加えて、スマホで操作できるアプリケーションの日本語化や各国内法規への対応に協力。
国内代理店として海外通販による並行輸入品との差別化の役割を果たしています。

電波法における技術基準適合証明(技適)は現在申請中。サイクルパーツ合同展示会では総務省の定める技適未取得機器を用いた実験等の特例制度の届出を行い動作デモを行うようです。

2024年4月をめどに、日本国内での発売を予定しています。

WheelTop EDS電動コンポーネントの特徴

ワイヤレス電動変速システム(シフティングシステムのセット販売)

ロードバイク向けドロップハンドル用EDS TXシリーズとMTBやグラベル向けフラットハンドル用EDS OXシリーズがある。
※EDS OXシリーズはフロントシングル。

リアディレーラーはスプロケットのメーカーを問わず7~13速にマルチに対応。

防塵防水等級はレバー及び変速スイッチがIP56、ディレーラーがIP67。

設定はスマホアプリで行い、スマートフォンからバッテリー残量チェック等も可能。
アプリでギヤ1枚1枚ごとに位置設定できるようにすることで、市販各種スプロケットに対応している。

※シマノDi2シンクロシフトに相当するモードはありません。

専用充電ケーブルはUSB Type-A~マグネットで端子に張り付く専用端子。

ドロップハンドル用EDS TXシリーズはキャリパー付属セットのディスクブレーキ仕様とワイヤー引きブレーキ仕様とがある。

シマノDi2の現行品は12速仕様のみ。WheelTop EDSシリーズは最小限の部品交換で現在乗っている7~11速のバイクを電動変速化することも可能になります。

クロモリフレームや電動コンポ内装非対応のフレームでも、ワイヤレス電動コンポなので配線の引き回しに頭を悩ませることもありません。

何よりもユーザーの選択肢が増えることは大歓迎!カンパやスラムの存在はありますがシマノ1強に一石を投じることは喜ばしいのです。

WheelTop EDS TXドロップハンドル用電動変速セット

WheelTop EDS TXドロップハンドル用無線電動コンポーネント

フロントはダブル、リア変速は7~13速にマルチに対応

レバーのリーチアジャスト機能は油圧ディスクブレーキ仕様のみ。現状ワイヤー仕様のレバーにリーチアジャスト機能は無し。
本国メーカーに必要な旨要望を出したとのこと。油圧ディスクブレーキ仕様はアジャスターで最小に調整してもシマノ比で広く遠いとの噂も有り。

油圧ディスクブレーキ仕様とワイヤー引きブレーキ仕様があり、それぞれにカーボンレバー仕様とアルミレバー仕様がある。
※レバー部及びリアディレーラーのプーリーケージがカーボン又はアルミかの違い。

シフターの電源はCR2032ボタン電池。前後ディレーラーはリチウムイオン電池の充電式。

セット内容はフロントディレーラー、リアディレーラー、デュアルコントロールレバー、専用充電ケーブル、油圧ディスクブレーキ仕様はブレーキキャリパー付属。

WheelTop EDS TX無線電動変速コンポーネントシリーズ
油圧ディスクブレーキモデルセット品番メーカー希望小売価格(税込み)
カーボンレバー仕様TX-RA7000128,700円
アルミレバー仕様TX-RA7100121,000円
ワイヤーブレーキモデルセット品番メーカー希望小売価格(税込み)
カーボンレバー仕様TX-RA6000110,000円
アルミレバー仕様TX-RA6100102,300円

油圧ディスクブレーキ仕様のブレーキフルードはミネラルオイル。ブレーキパッドはシマノ互換形状だが現時点で詳細不明。

リアディレーラー変速制御はレースモードとカジュアルモードの選択が可能。
※モードはリアディレーラーの制御のみで、フロントディレーラーの動作速度は変わらない。

「シマノ105Di2と比較して価格が変わらない」との声もありますが、

・ワイヤレス無線仕様であること

・7~13速に対応している互換拡張性。コンポーネントをフルセットで交換する必要がないこと

・ワイヤー引きブレーキにも対応。将来的にも”コンポーネントフルセット”の呪縛から逃れられる。

など、WheelTop EDSならではのメリットがあります。また海外通販ではなく正規代理店経由なので、日本語化アプリへの対応や保証やアフターサービスなどの付加価値があります。
海外通販と価格のみを比較するのはナンセンスではないかと思うところ。
定価ベースで約5万の価格差がありますし・・・。

そもそも技適認可が必要な無線通信機器を海外通販で、、、と言うのもおかしな話ですよね。

拡張性や自由度の高さにWheelTop EDSの魅力があると思います。

重量

品番重量
ST-RA7000-A(カーボンレバー)右:213g、左:209g
ST-RA7100-A(アルミレバー)右:229g、左:230g
ST-RA6000-A(カーボンレバー)右:190g、左:186g
ST-RA6100-A(アルミレバー)確認中
FD-RA7000-A189g
RD-RA6000-A(アルミゲージ)320g
RD-RA6100-A(カーボンゲージ)342g
キャリパーブレーキ本体確認中

WheelTop EDS OXフラットハンドル用電動変速セット

WheelTop EDS OXフラットハンドル用無線電動コンポーネント

メーカー希望小売価格 81,400円(税込み)

7~13速にマルチ対応

シフターの電源はCR2032ボタン電池。リアディレーラーはリチウムイオン電池の充電式。
海外仕様RD-22041リアディレーラーのリチウムイオンバッテリーは取り外し式。国内仕様はパテント回避のため取り外し不可の内蔵式。

シフター、リアディレーラー、専用充電ケーブルのセット

ショートゲージミドルゲージロングゲージ
キャパシティ22T32T42T
WheelTop EDS OX無線電動変速コンポーネント

重量

品番重量
SW-22011-Rシフター65g
RD-22041-SGS400g
RD-22041-SGS385g
RD-22041-SS380g

まとめ

HheelTop EDSはトップエンドの変速性能や軽量化を追い求めた製品ではないと思います。

優れた拡張性や互換性、性能を担保するには当然とも言える成り行きなのですが、スプロケットやクランクセットまで一式揃えなければならないコンポーネントフルセットの概念に一石を投じる機材だと感じます。

ユーザー向け展示会の開催も検討している模様です。実機に触れ実際に試せる機会が待ち遠しいですね。