ワコーズ・ラスペネ

ワコーズ・ラスペネ

ワコーズ・ラスペネの特徴

  • 浸透防錆潤滑剤(スプレーオイルに分類され、チェーンルブではありません)
  • フッ素樹脂配合
  • 水置換性
  • 傾けたり逆さまにしても噴霧が可能
  • 摺動面の潤滑と防錆に有効

使用上の注意点

  • 可燃性、引火性が高いため火気の近くでは使用しないこと
  • 40℃以上の高温になる場所に置かないこと
  • 缶は振らないで使うこと(柔らかいフレキシブルチューブが使われています)
  • 分離性ではないので使用前に缶を振る必要はありません

ラスペネはロードバイクのメンテナンスに使うの?

ラスペネはチェーンルブではありません。チェーンにラスペネだけを使った場合、回転は軽いけれども油膜が薄く耐久性は期待できません。

ラスペネが無くてもなんとかなる。無くてもとりあえず用が足りてしまう。

しかし、あると便利なのが、このラスペネ。

ワコーズ・ラスペネを揃えておくと、メンテナンスのクオリティが1段とアップします。

ラスペネの使い方

オイルなのに水置換性を備えている特徴を生かして

雨天ライド、雨に降られてしまったときに

雨天ライドや急な雨に降られてしまい、チェーンが錆びてしまった経験はありませんか?

こんな時にワコーズ・ラスペネの水置換性という特徴が効果を発揮します。

水置換性

水置換性とは、塗布しようとする金属面に水分(水滴など)が付いていても、その水を押し除けて金属の表面に防錆油膜を形成する性質のこと。

ライド後、帰宅したら何はともあれラスペネをチェーンにたっぷり目にスプレーしておきます。

スプレー後にチェーンからポタポタと垂れるくらいに。

水置換性という他のスプレーオイルにはない特徴で、水分をチェーンから取り除く作用があります。

その後にウェスで汚れと共に拭き取りをして、好みのチェーンルブを注油します。

季節にもよりますが雨に降られてしまったら、帰宅したら最初にお風呂かシャワー、次に着替えや食事など体のケアを先にしておきたいところ。

  1. ラスペネをたっぷりスプレー
  2. お風呂
  3. 着替え
  4. 休息
  5. 最後に愛車にチェーンルブ注油

この順番でもぜんぜんOKなのです。先ず1番に濡れたチェーンに水置換性のあるラスペネをスプレーしておくとGOODです。

降られたら 何はともあれ ラスペネひと吹き(字余り)

チェーンが雨で濡れていても、水分を追い出し油膜を形成し錆びや油膜切れからチェーンを守ってくれるのです。

念入りなチェーンクリーニングに

クリーニングマシンを使うような入念なチェーンのクリーニングの際にも、ラスペネは1本あると便利なアイテムです。

  1. ディグリーザーを使用してチェーンを徹底的にクリーニング
  2. 水洗い
  3. ウェスで水分を拭き取る
  4. 水置換性のあるラスペネでチェーン内部に残った水分を除去
  5. 再びウェスで拭き取り
  6. チェーンルブ注油

ディグリーザーを使ってチェーンの汚れを落としたら、油分を溶かして分解する性質のあるディグリーザーの成分は完全に除去しなければなりません。

汚れが落ちたのはいいけれどディグリーザーの成分が残ったままでは、その後に注油したチェーンルブを溶かしてしまいルブの潤滑効果が発揮されません。

ディグリーザーでチェーンの汚れを落としたら、数回の水洗いでディグリーザーの成分を完全に落とします。

しかし、その水分もチェーンには大敵。拭き取り後に乾燥を待つ、という方法もありますが水置換性のあるラスペネをスプレーしておけば、コマの内部に入り込んで乾きにくい水分も除去してくれます。

チェーンの洗浄にパーツクリーナーを使う例があります。僕も時々使いますが速乾性のパーツクリーナーでも、チェーンの内部に浸透した分はなかなか乾きません。もちろん内部なので拭き取っても残ってしまいます。

パーツクリーナーでチェーンの汚れ落としをしたときは、一晩置いて翌日に注油するようにしています。

ディレイラーの摺動部に

ディレイラーの摺動部にラスペネをスプレー。ディレーラー全体をウェスで拭き、余分なオイルを拭き取ります。

和光ケミカルの中の人もやっている方法です。

ディレーラーの動きがスムーズに、動きが渋い又はリターンで動かなくなるようなトラブルを予防します。

WAKO’Sラスペネミニ180ml

WAKO’Sラスペネ420ml

持ってなくてもなんとかなってしまうけれど、ラスペネを使って愛車のメンテナンス作業のクオリティを上げることが出来ます。

最初に揃えなければならないケミカルではありません。しかしあると便利なケミカルです。

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