シマノ TL-LR15 ロックリング締め付け工具

スプロケットの取り付け&取り外しに必要になるロックリング締め付け工具の紹介。内セレーションタイプのディスクローターの取り付け&取り外しにも使えます。
※内セレーションタイプのディスクローターの着脱に使用する際、ハブの種類によっては工具の掛かりが浅く他の工具が適する場合があります。

シマノ TL-LR15 ロックリング締め付け工具

ロックリングの着脱には必ず必要になります。他の工具では代用の利かない専用工具です。シマノ&SRAM互換。

スプロケットやホイールを交換するとき。そしてロックリング締め付け工具を揃えておくと、スプロケットをホイールから取り外して大掃除する際にも使えます。

シマノ TL-LR15 ロックリング締め付け工具

画像は旧モデルのため、中心の軸=ガイドピンが長い。現行モデルは、このガイドピンが短くなっています。

実際の作業に当たってガイドピンの有無は大違い。強い力で作業する必要に迫られるため、工具がズレない外れない。

同じ用途、ロックリングの着脱用としてシマノTL-LR11シマノTL-LR10があります。

工具の掛かる形状は全く同一でボスフリーの脱着用としてTL-FW30もあります。

種類が多くて何を買えばよいのか迷いやすいのですが、スプロケットの取り付け及び取り外しには、このシマノTL-LR15がイチオシです。

中心の軸の有無で作業の確実さや使い勝手に優れているからです。

但し内セレーションタイプのディスクローターの脱着は、ハブのエンド形状や深さによって工具の掛かりが浅くなってしまう場合があります。

単体では使用できない。モンキーレンチとスプロケット回しも必要

シマノTL-LR15単体ではスプロケットの脱着は出来ません。取り付けにはモンキーレンチ、取り外しにはモンキーレンチとスプロケット回しが別途必要になります。

シマノTL-LR15の2面幅は24mm。30cmモンキーレンチが柄の長さも有りトルクが掛けやすく使いやすい。

モンキーレンチも揃えないといけない。スプロケット回しも必要。となると、スプロケット脱着に特化した工具セットでの購入もお勧めです。
セット販売なので、それぞれを別途に買い揃えるよりもお安く揃えることができます。

ゼロから工具を買い揃えるなら、TL-LR15単体で購入するよりもセット工具で揃える方がお勧めです。

グリップが厚くて柄の長い工具が力を掛けやすく、手が痛くなりにくいので使いやすいです。

カセットスプロケットの着脱作業

必要な各工具は、しっかりと工具を掛けてから取り外し作業に入ります。

ポイント

1.ロックリング回し(TL=LR15)は1番奥までしっかりと押し込み、掛かりの浅い状態で作業を進めない。
2.モンキーもガタの無い状態=口の奥まで掛ける。モンキーも回転方向に対して工具を掛ける正しい向きがあります。(画像参照)
3.スプロケット回しも、スプロケットにしっかりとチェーンを掛ける。

特にTL-LR15の差込みが浅いまま外そうとしてしまうと、アルミ製ロックリングはナメて外せなくなってしまったりしてしまいます。

ロックリングの指定締め付けトルクは30~50Nm(300~500kgf・cm)。シマノ・カセットスプロケット・ディーラーマニュアル(pdfファイル形式)

取り外しの際、かなり強い締め付けトルクで取り付けられているために、どんなに頑張って力を込めても緩まない、外せない場合があります。

そんなときには、、、

シマノの取扱説明書の図ではトップギヤに近いギヤにスプロケット回しを掛けています。ロックリング締め付け工具との位置関係=互いの距離が近い為に工具がズレにくいメリットはあります。

シマノカセットスプロケット脱着
シマノ・ディーラーマニュアルより引用

しかしスプロケット回しはローギヤに掛けた方が、同じ力でもトルクが掛かります。柄の長い工具に変えるのと同じですので、試してみてください。

カセットスプロケットの取り外し作業

また、モンキーレンチとスプロケット回し工具は共に地面と平行に近い状態にセット。180度近くに開いた状態で上から全体重を掛けるように力を入れると良いです。
シマノのマニュアル図だと180度より開いてしまっています。この画像くらいの角度がベスト。

ホイールの背後側から抱え込むような姿勢で、体重を乗せると力を入れやすいです。

スプロケット回しをトップギヤ側に掛けるか、ローギヤに掛けるか。どちらが作業しやすいかは使用工具によって変わります。まさしくケースバイケース。

実際に作業しながら自分の手で試してみるしかありません。

メンテナンスやメカいじりの作業にも、学習と練習が必要です。経験を重ねるごとにメンテナンスの技術も上がっていくはずです。

ライドの楽しみだけではなく、メンテナンスもマスターしていくと役に立つし楽しいものですね。

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