ノグチ2カラーバーテープ
3列のドット穴から覗くツートンカラーが特徴のNoguchi2ColorバーテープNBT-004。
このタイプのバーテープは各社から出ていて選択肢が多い。今回はノグチ製バーテープを試してみました。
Noguchi 2カラーバーテープ
・プラCPメッキバーエンドプラグ、エンドテープ付属
・中央1/3に粘着テープ(格安バーテープは糊無しの製品が有るので注意)
・厚みは中央部約3mm、両端約1mm。比較的厚手に巻き上がります
・軽く引っ張っただけでは伸びないしっかりした素材。強めに引っ張りつつ巻き上げること
・カラーは4色:ブラック/レッド、ブラック/ブルー、ブラック/ホワイト、ブラック/ミントグリーン
ブラック/ミントグリーンはBianchiチェレステ用でしょうか。
黒ベースで白もあるので4色展開しかなくても、比較的どんなフレームカラーにも合わせやすいはず。
バーテープを巻く
バーテープを巻く際の注意点。素材の特性を見極める。
ノグチ2カラーバーテープは厚手で丈夫な素材。ゆる~く巻いてしまうとしわやたるみになりく、巻き上がりが綺麗に仕上がりません。
スポンジのようにフカフカしたEVA製バーテープは、非常に柔らかく伸縮性に富む為、軽く引っ張るだけでも良く伸びますが、ノグチ2カラーバーテープはそのようなバーテープとは素材が異なります。
強く引っ張りながら、きつ~くしっかりと巻き上げましょう。
特にブラケット周辺、次いでドロップバーのアールのきついところ。伸縮性の少ないバーテープは強めに引っ張りながら巻かないと、皺になったり部分的に浮き上がってしまいます。
ノグチ2カラーバーテープは強めに引っ張ればそれなりに伸縮性も有り、ブラケット周辺もたるみや浮き上がることなく巻き上げることが出来ます。
強く引っ張っても切れない素材で出来ていますし、長期使用でズレや緩みも起きにくくなります。
バーテープの素材、柔らかくて伸びやすいか、硬めで伸びにくいかによって、巻く際の引っ張る力を加減することがポイントです。
柔らかくて軽く引っ張るだけで良く伸びるバーテープは、強く引っ張ると切れてしまう場合もあるので注意が必要です。
バーテープの巻き方にはいくつかの流儀があります。
僕のお気に入りの巻き方は、ハンドルバーの下から巻き始める。巻き付けの方向は手を絞る方向と同じくする=緩みにくくなるメリットがあると感じています。
左側が時計回り、右側は反時計回り(上ハンで左右共手前に)に巻くことにこだわっています。
巻き終わりに固定するテープは、どんなバーテープにも当てはまることですが、付属エンドテープに頼らないでビニールテープで3周ほど巻いて固定すると良いです。
付属エンドテープの接着力が弱くてすぐに剥がれてしまったり、伸びないのでしわが出来てしまう付属エンドテープが多すぎます。
ビニールテープも接着力が弱くて剥がれやすいもの、夏場の気温で接着剤が劣化しやすいものなどがあります。品質に違いが有るので、ビニールテープの選び方はまた改めて記事にします。
バーテープを下から巻き始める場合、巻き終わりはハサミで斜めにカットしておくと、厚みが均一になり綺麗に仕上がります。
巻き終わりはバーテープもエンドテープ(ビニールテープ)も切り口はハンドルバーの裏側にすると、見た目が綺麗になります。
使用感レビュー
ノグチ2カラーバーテープのインプレッション
3列に並んだドット穴、パーフォレートが滑り止めの役目を果たしていて、良い仕事をしています。
表面仕上げや素材自体は比較的滑りやすい素材ですが、グリップ感は良好な部類。
中央部3mmと厚みが有るので、巻き上がりは少々太目になります。
滑り止め加工されていたり柔らかいバーテープは、使っているうちに直ぐに表面がすり減って傷んでしまいますが、ノグチ2カラーバーテープはそのようなことがありません。
耐久性と滑りにくさ、グリップ感のバランスが良好。
バーテープは色柄のバリエーションが非常に多く、又握り心地も好みが分かれるところです。
見た目の好みさえ合えばノグチ2カラーバーテープは、耐久性も充分で製品としてしっかりしており、お勧めできるバーテープです。
ノグチ(NOGUCHI) NBT-004 [2カラー] バーテープ ブラック/ホワイト 015160エーモン(amon) 結束テープ 幅19mm×長さ20m×厚さ0.13mm N855
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