シマノ SM-BB72-41B(BB86)を買いました。
シマノSM-BB72-41B圧入式プレスフィットBB86用を買いました。
シマノSM-BB72-41B
防水性や耐久性も高く、信頼と安定のシマノBBです。
・プレスフィットBB86用
・重量:69g
・対応シェル幅:86.5mm
シールがしっかりしていて防水性や防塵性に優れる。
雨に強いシマノ純正デュラグリス塗布済み。
ハウジングがオール樹脂製なので音鳴りし難い。
基本的にメンテナンスフリー。メンテ頻度を減らせる。
等の特徴があります。
個人的な意見ですがボトムブラケットのように回転数が低く、あくまで自転車としてはですがトルクの掛かる箇所に小径ベアリングやボール(鋼球)を小さくするメリットは少ないと考えています。
大きければ大きいほど良い、ということでもありませんけど。
デュラエースグレードのSM-BB92やBB-R9100との差が体感できません・・・。
購入理由
メインバイクのLOOK 785 Huez RSにはスギノB.B. CONVERTER IDS24を使用しています。
シマノ製BBよりも回転が軽いこと。自己責任ですが6805ベアリングなので交換して遊べること。
接触シールにしてみたり非接触シールにしてみたり等のテストが可能な事がスギノBB選択の理由です。
サブバイクもBB86規格なので同じくスギノIDS24をチョイスして、非接触シールベアリングに交換したりと楽しんでいました。
しかし・・・
ここ数年の傾向として、局地的な天候の急変が甚だしいのです。雨が降らない予報なのに1時間後には雨予報に変わる。天気予報の急変や局地的な大雨が増えています。
走ってるエリアだけ雨雲が広がっていることも度々・・・。
覚悟して雨天ライドのトレーニングに出るのなら別ですが降られる予定のない雨に降られてしまうことで、非接触シール6805ベアリングを入れているサブバイクのメンテナンス頻度が上がってしまうのが煩わしく感じてきてしまいました。
そこでサブバイクには防水性や耐久性に優れ、メンテナンスフリーのシマノSM-BB72をチョイス。
サブバイクなので僅かな違いの回転の軽さにこだわるよりも、防水性と耐久性を優先しました。
NTNやNSK、接触シールと非接触シールベアリング、グリスの粘度を変えてみる、TNIセラミックベアリング・・・・等々。
標準規格の6805ベアリングなので、いろいろと試せて遊ばせてもらい、自分なりにノウハウも溜まってきましたし。
サブバイクは原点回帰となってシマノBBとなりました。
画像は掃除後、メンテナンス後ですが(撮り忘れました・・・)雨天ライド数回で都度のメンテをさぼると、BB内部に砂泥が結構貯まってしまいます。
水が溜まることはなくて排水は出来るのですがドロドロ・・・。
非接触シールベアリングだと、こちらもメンテナンスの頻度が減るとベアリングがゴリついて回転が渋くなるのが早いのです。
雨天ライド1回くらいなら、さほど問題は起きないのですが。
サブバイクまで雨天ライドの度にクランク外して掃除とメンテ・・・はしんどくなってきてしまいました。
メリットとデメリットは表裏一体
シマノ製BBは「回転が重い」などと言われています。しかしそれはベアリングの精度が悪い訳でも、製品の品質が悪い訳でもありません。接触シールベアリングに更に防塵防水性の高い樹脂製カバーで2重の防塵防水対策。
粘度の高いデュラグリスを使い、性能向上を耐久性とメンテナンスフリーの方向に振っているためです。
接触シールベアリングは、回転は軽くないが防塵防水性が高い。
粘度の高いデュラグリスは、回転は軽くはないが防水性や耐久性が高い。
厳重なシールやカバーは回転抵抗は増えてしまうが、防塵防水性が高くメンテナンスフリー。
全て回転抵抗を減らしたBBの長所の裏返し。
短所が長所にもなり、長所が短所にもなるのです。
軽さを優先するのか、耐久性重視なのか。
メンテナンス頻度を減らしたいのか、手間や費用を惜しまず軽さや速さを追い求めるのか。
長所と短所は表裏一体。
どちらが良い悪いではなくて自分に合った製品を選択して、楽しいサイクリングライフを送りたいものですね。
シマノ(SHIMANO) ROADボトムブラケット SM-BB72 41B プレスフィットBB ROAD用 対応シェル幅:86.5mm ISMBB7241B SHIMANO105
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