MTBで雪中ライド
1月6日夜から1月7日未明にかけて関東地方に雪が降りました。
雪が積もるとはしゃいでしまうお子ちゃまの僕は、江戸川サイクリングロードの偵察も兼ねて雪中ライドを楽しんできました。
JAMIS DragonSlayer S2は普段履きに組んだホイールIRCマーベラ27.5×2.25 & DT XR361から、雪中走行用に純正ファットタイヤWTBレンジャー27.5×3.0に前日の雪予報から戻しておきました。
WTBレンジャー27.5×3.0タイヤの適正空気圧は20~35PSI / 1.4~2.4BAR / 140~240kPa ( MIN~MAX ) の指定。
滑りやすい積雪路面を低速で走るので、空気圧はフロント1.4BAR、リア1.6BARにセット。
7日早朝は雪は止んで空は綺麗に晴れ渡り、仕事前に短い時間のライドを楽しむにはうってつけの天候。
雪が積もった江戸川サイクリングロード
週末はサイクリストが多く集まっているみさとの風ひろば。晴れ渡った青い空と誰1人いないたまねぎも乙なものですね。
早朝のたまねぎ前。早い時間に到着しましたが、既にタイヤや歩行者の足跡が。
周囲の景観はこんな感じ。いつも通っている場所でも普段と異なる景色は新鮮です。
すでに誰かが雪だるまを作ってる!可愛い!
流山橋アンダーパスを潜って上流側へ向かいます。
江戸川サイクリングロード右岸流山橋から常磐道間。
常磐道のアンダーパスを抜けて更に上流へと進みます。
このあたりまで来ると、サイクルングロード上のタイヤ跡や足跡が減ります。
玉葉橋を超えてしばらく走ってから折り返しました。
雪の溶け方が違うので文字が読めます。
積雪時の走り方
WTBレンジャー27.5×3.0タイヤは雪道でもしっかりとグリップを確保。安心して走ることが出来ました。
しかし油断や慢心は禁物です。急ブレーキや急ハンドルなど、摩擦係数の少ない低ミュー路では『急』な動作は避け、ゆったり走ることが肝心です。
サドルも普段より10cm近く下げて足付きを良くして走りました。スリップや転倒はありませんでしたが、万一の際にはサドルを下げておくと、低速走行ならスリップしても転倒する前に足を着いて回避し易くなります。
またダンシングや急加速をしないこともスリップや転倒防止に繋がります。減速時のブレーキングも長くなる制動距離とスリップ防止から、ゆっくりと少しずつブレーキレバーを握り、急な減速は避けるようにします。
シクロクロスやMTBでのオフロード走行は、バイクコントロール上達にはお勧めです。低ミュー路での走行はバランスのとり方やスリップしない走り方、転ばない走り方を覚える近道になると思います。
ですが一旦溶けた雪が再び凍りアイスバーンになると、どんなに太いタイヤでもツルツルに滑ります。
凍結したアイスバーンは不安があれば自転車を降りて押して歩く(歩行でも滑りやすいので注意です)。
乗ったまま走り抜ける際は先ず路面と走行ラインを確認。『曲がる』『止まる』などの動作はアイスバーンの上では不可能なので自転車を降ります。
アイスバーンが短い区間で直進したまま走り抜けられるなら、充分に減速してハンドルをふらつかせずひたすら真っ直ぐに直進、重心のブレを無くして『真っ直ぐに』突破します。
綱渡りをする感覚で一直線上に走行ラインが取れ、蛇行が無ければスリップすることはありません。アイスバーン上でのブレーキも厳禁です。
※ふらついただけでグリップを失い転倒の危険があります。アイスバーンでの走行はオフロード走行経験者向け。判断力も必要です。
オフロードや雪道での走行は、もともと低速なので万一転倒しても怪我になるようなことが少なく、ロードバイクとはまた違った感覚で楽しんで走ることが出来ます。バイクコントロールや重心移動を覚えるのにもお勧めです。
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