MTBのホイールが完成しました。

2020年6月3日

DT XR361オフセットリム、DT2.0スポーク32H、シマノXT-M8010-Bハブの組み合わせ。手組みMTBホイールが完成しました。

JAMIS Dragonslayer S2用にホイールを組んだ前回の記事の続きです。

ディスクローター、タイヤをチョイス。ディスクローターが暫く品切れしていたの~

ディスクローターはシマノSM-RT54

Nikon D5300 SIGMA 70~300mmF4~5.6ZOOM 200mmマクロ撮影 f/11 1/400秒

SIGMAレンズでもこのくらいの写真は撮れます。コスパ最高!ロードバイクでも同じですが、これ以上の性能を求めると価格が一桁も!変わってしまうw
望遠マクロ撮影は、背景がボケるので写真も綺麗だし、自宅付近での撮影で場所が特定されることもないです。

撮影時は6,000×4,000px。ブログ記事にアップする際に幅1,200pxにリサイズしています。

フロントはHB-M8010-B、リアはFH-M8010-Bブースト規格のシマノXTハブ。油圧ディスクブレーキキャリパーはBR-MT400。

条件は

フロントは180mm、リアは160mm。

センターロック且つブーストハブなので外セレーションタイプのロックリング。

レジンパット用のローター。

この機会にブレーキ周りのアップグレードの物欲も沸き上がりましたが、街乗りなら現状のスペックのままでも制動力は充分。グレードアップは思いとどまりました。

タイヤはIRCマーベラ27.5×2.25

IRCマーベラ27.5×2.25

タイヤはIRCマーベラをチョイス。サイズは27.5×2.25(650×54B)

MADE in JAPANが誇らしい。

ほぼ舗装路オンリーで走行感と重量の軽さを考慮して選びました。かといって2.0以下まで細くする選択はありませんでした。
段差や荒れた路面で神経質になり過ぎずに、MTBとしてラフに適度にリラックスして乗りたいのです。

チューブは深いこだわりもなくIRCをチョイス。肉厚で少し重量はありますが丈夫そう。

27.5プラスとの重量比較

スプロケットは外し、タイヤ、チューブ、ディスクローターを取り付けた状態で、純正27.5プラスホイールと重量を測り比較してみました。

フロントリア前後合計
純正27.5プラス2.52kg2.74kg5.26kg
DT XR361&シマノXT手組み1.88kg2.07kg3.95kg

1.3kgも軽量化を果たしました。

まあ、ファットタイヤは乗り心地の良さ、異次元の浮遊感と振動吸収性が、重量増と抱き合わせ販売ですからね。

スプロケットはとりあえずシマノCS-M7000-11の11~46Tの純正で付いていたものをそのまま移植。いずれは舗装路用なので11~40Tに交換予定。27.5プラスとホイール入れ替えの頻度が高くなると、その都度のスプロケット交換もめんどくさくなりそうなのです。

注)MTB用のシマノDYNA-SYS11カセットスプロケットは、同じ11速でもロードバイク用と互換性はありません。

組付け

純正はフォーミュラのシールドベアリングハブ。シマノXTのハブに変えたことで、変速調整(微調整程度ですが)とディスクブレーキの位置関係が微妙に変わって、ブレーキパッドが擦ったりして微調整が必要になるかもと危惧していました。

しかし変速調整、ブレーキ調整は全く不要。

ホイールを入れ替えただけで、シフトもスムーズだし、ブレーキもローターに擦っていません。

これはホイール交換、入れ替えが楽だわ。
ロードバイクではメーカーが違うホイールを入れ替えると、変速調整が必要になる場合がある。

現物合わせで実際に試してみないとわからない事なので、インストール前までは不安でしたが結果は良かった~!

実走インプレッション

特に漕ぎ出しと登りは軽い。ホイールが1.3kgも、しかも外周部のタイヤとリムで1.3kgも軽くなれば当たり前だけど。
2.25の太さの恩恵で、アスファルトの荒れたところや、酷い段差があるような道路でも神経質にならない。シビアに路面を選ぶ必要が無いので、舗装路ならラフに乗れます。

IRCマーベラも舗装路ならグリップと振動吸収性共に良い。断面形状が丸いタイヤはクセが無くて扱いやすいです。

でもね・・・

膝が痛いの。全開で走れなかった・・・

ロードバイクの一定ペースでの巡航は痛みを感じない。ロードではダンシングで、MTBでは強度を上げて一定以上の速度になると膝と大腿四頭筋に痛みが走る。

毎日ではないのだけれど、外出自粛期間中の電動アシスト自転車とMTB通勤。ロードバイクとは異なるサドルのポジションで乗ることになる、とスクワットの室内トレーニングが原因になっています。

年を感じるなあ・・・痛みがなくなるまではゆっくり走ろう。

このホイールに限った話ではありませんが、タイトなコーナーを8~9割くらいの速度で侵入するとローターがパットに擦れて音が発生します。
これは捩れやたわみというよりもコーナリング中は、サスペンションフロントフォークが左右のレッグで沈み方が僅かに違っているからだと思われる。

ディスクロードはダンシングでローターが擦れて音が出ますね。

これからは気分次第でファットタイヤとホイールを替えつつ楽しんでいきたいです。