シマノクランク無償点検プログラムが開始されます。

2023年10月30日

シマノクランク無償点検プログラム

10月30日(月)より告知されていたロードバイク用11速対応ホローテック2クランクセットの無償点検プログラムが実施されます。

無償点検プログラム対象となるクランクセット

11Sアルテグラシリーズ:FC-6800、FC-R8000

11Sデュラエースシリーズ:FC-9000、FC-R9100、FC-R9100P

の5種類のうち製造刻印ロット番号の一致があるモデルが無償点検プログラムの対象となります。

シマノ無償点検プログラム対象クランクセット

製造刻印の確認はシマノ公式「お客様へ無償点検プログラムに関する重要なお知らせ」又は過去記事「【重要】シマノ11Sホローテック2クランク無償点検の告知」を参照してください。

無償点検プログラム実施店

こちらのマップでは、購入された店舗に関わらず、クランクの点検が可能な協力店様をご紹介しております。

こちらのマップに掲載が無くても、点検対応が可能な場合がございますので、

まずはクランク(または完成車)をご購入された店舗様へご相談をお願いいたします。

クランク無償点検プログラム点検協力店|シマノ

とシマノ公式でアナウンスがあるように、地図に記載が無くても無償点検プログラムを実施するお店が多数あります。

お店のWEBサイトやSNSで個別に案内しているお店もあれば、ネット上で一切アナウンスはなく店頭告知のみのお店も。

点検にはそれなりの所要時間も必要なため、飛び込みで即点検完了と言う訳にはいきません。

事前予約が必要であったり、お店の混雑具合によっては自転車を預けることになる場合もあります。

予約先着順に受け付けて点検を開始、点検後の当日中に引き渡し可能な場合もあるが、翌日以降の引き渡しになる場合もありえるそうです。
お店も混雑具合の予測が出来ないため、仕上がり時間(所要日数)を事前に約束するのが難しく、戸惑いがあるようです。

また、安全を期すために初回点検の1年後を目安に、2回目の無償点検を受けることも出来ます。

ショップに要確認

該当バイク(該当クランク)を持ち込む前に、お店に要確認&問い合わせが必要です。

それぞれのお店ごとに方針があるので一概には言えませんが、作業時間等との兼ね合いで自店販売車両(クランク)優先で受付とか、自店販売車両(クランク)のみ無償点検プログラムを受け付けるお店もあるようです。

お店がシマノ無償点検プログラム実施店として登録する際に「自店で販売した商品のみ点検を行う」か「どこで購入した製品でも点検を行う」かをシマノに申告しています。

通信販売で購入したり、引っ越し等の事情で購入店が遠方で持ち込めないなどの場合は、シマノ公式で紹介されている無償点検プログラム実施店に問い合わせるか、自身で受け付けてくれるお店を探す必要がありそうです。

無償点検プログラム実施店としてシマノ公式アナウンスの地図に掲載が有るお店は、該当クランクをどこで購入したかを問わず無償点検を受け付けてくれるお店です。

シマノ(SHIMANO) FC-R8100 170mm 50x34T 2x12S
シマノ(SHIMANO) FC-R8100 170mm 50x34T 2x12S

交換が必要となった場合・・・

点検でクラック等が発見され、交換が必要と判断されたクランクは、

シマノクランク無償点検プログラム

グレードはそのままに、現行12速モデルを11速仕様にモデファイした特別品に交換となります。

その場で即交換が出来る訳でもなく、納期が必要であること、点検で異常が発見されたままの乗車は危険であることから、自転車を預けることになるケースもあり得るようです。

クランク無償点検に伴い特別損失170億円を計上したシマノ。

対象クランクを2セット使っていますが、現状では不具合も異常も無いので慌ててはいません。

お店の混み具合や状況を見つつ、近いうちに点検を受けに行こうと考えています。

消費者庁リコール情報サイトにも掲載されています。
※実際はリコールではなく無償点検です(法的な扱いが異なります)

シマノ「自転車用クランク:シマノ製 ロードバイク用リア11段変速対応 ホローテックⅡ(中空)クランク」 – 点検交換

接着された箇所が剥がれ、稀に破損しバランスを崩して転倒し、ケガをするおそれがあるため

シマノ(SHIMANO) FC-R7000 クランクセット IFCR7000CX04L ブラック 170mm 50x34T
シマノ(SHIMANO) FC-R7000 クランクセット IFCR7000CX04L ブラック 170mm 50x34T