DAHON Horize Discフレーム破損でリコール
独立行政法人国民生活センターが10月30日に公表したところに拠ると、ダホン・ホライズディスク乗車中にフレームの折りたたみヒンジ部分が破損。
怪我をしてしまった事例を検証したところ、DAHONホライズディスク該当製品のヒンジ溶接部分に、空洞や複数の溶接欠陥が見つかったとのこと。
該当製品DAHON Horize Disc購入者はバーコード番号や車体番号からリコール対象車であるかを確認。
対象であった場合は使用を中止し、購入した販売店もしくは輸入元であるアキボウへお問い合わせた後、対応を警告しています。
DAHON Horize Disc リコール(補助具の無償取付け)のお知らせ
リコール対象の確認や輸入代理店の対応対策については、輸入代理店アキボウの社告を参照してください。
DAHON Horize Discリコール(補助具の無償取付け)のお知らせ|株式会社アキボウ(pdf形式)
車体番号でざっと追って見ると、連番続きでほぼ全て?が該当しているようにも見えますが・・・
Horize Discだけが対象でDAHONの他の車種は該当していないところを見ると、Horize Discだけ製造工場が違うのでしょうか?
リコールを受けての対応と対策
DAHON Horize Disc リコール(補助具の無償取付け)のお知らせ
— DAHON JAPAN (@dahon_jp) October 30, 2024
お客様の安全のため、この度専用設計された補助具(ADD-ON DELTECH)を無償で取付けさせていただくことになりました。
ご使用の車体がリコール対象に該当していないか、リンク先からご確認をお願いいたします。https://t.co/jGLQsVBOxJ
補助具の無償取り付け・・・ん?
溶接不良なのにフレーム無償交換じゃないんかい!
ボトムブラケットとヘッド小物を介して、補強のワイヤーを張れと・・・
補強にはなるけれども、問題点である溶接不良による強度不足が根本から解決されたとは言えません。
破断までの期間を先送りにしているだけのように思えてしまいます。
アルミフレームのTIG溶接にしろクロモリフレームのロー付けにしろ、適切な製造がなされれば接合部分は母材(パイプ)の強度を上回る。
衝突や事故でのフレーム破損では、接合部分ではなくてパイプが歪んだりクラックが入りますから。
アルミやカーボンの接着フレームが出始めた昔、A社やV社の海外製フレームは交通事故で衝突すると接着箇所が抜けていました。
ところがブリヂストン・レイダックは接着の接合部分はビクともしていない。衝突での変形はパイプが日済んでいました。
流石ブリヂストンの技術力や製品開発の姿勢は違うな、と当時感心したものでした。
対策に疑問が残らなくもないですがDAHON Horize Discユーザー様は、公式サイトで該当製品かどうかを確認し早めの対応をお勧めいたします。
DAHONの他の車種で通勤使用で毎日ガンガン乗ってる知人がいるのですが、ハンドル(ステム)の折りたたみヒンジ部分もガタが出やすいですね。
長いステムでテコの原理が働き負荷が大きくなってしまうので、構造上仕方ない面も無くはないですが。
荒れた路面の震動や乗車中の負荷がハンドル折りたたみ部分にも掛かって、1年持たずにガタが発生してしまっています。
ある程度はガタが取れる構造になっていて調整が可能なのですが、一定以上にガタが大きくなると調整ではガタを取り切れなくてハンドルバー&ステムも定期的に交換していますね。
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