シマノDi2電動コンポーネント

2019年12月14日

アルテグラ6770Di2の10速仕様でシマノの電動コンポーネントでびゅー。その後デュラエース9070Di2を導入し、サブバイクをアルテグラ6870Di2で組みました。デュラエース9070Di2は今のメインバイクとなっているLOOK 785 HUEZ RSに移植して現在に至っています。

Di2電動コンポーネントの長所

シマノDi2電動コンポーネントを使ってみて良かったところ。

フロント、リア共に変速が早くて操作も軽く楽チン。指の動作が短いストロークで済む事は大きなメリット。特にフロントディレーラーの操作時はGOOD!

当たり前の事ですがワイヤーを使っていないので、ワイヤーの伸びなどで調整が狂うことがない。一度きちんとセッティングすれば再調整の必要が無い。

ダンシングで振りが軽い。デュアルコントロールレバーST-R9150がペア230g、ST-R9100がペア365g。その差135g。シフトワイヤーとエレクトリックケーブルの重量差を加えると、更にその差は広がるはず。バイクを左右に振るダンシングではっきりと違いが感じられるレベル。

ブラケットが細身で握りやすい。

電池やモーターが付いていても、トータルでの重量増加はほぼ無視できるレベルの僅かな差。

フロントディレーラーのトリム操作は自動。ライダーは何もしなくていい。

シフトスイッチの増設ができる。

ブレーキも引きが軽く、操作が楽になる。

Bruetoothでサイコン側にバッテリー残量やシフト位置を表示させる事が出来る。EW-WU111又はEW-WU101が必要になります。

ケーブル内装フレームでの組み立てが機械式よりも楽で速い。

シフトワイヤー交換というメンテナンスが不要になる。

僕のバイクには直接関係はないけれどワイヤー類完全内装のエアロバイクでは、電気ケーブルなのでワイヤーの取り回しに無理があっても変速性能は悪化しない。油圧ディスクも完全内装でブレーキの引きが重くなったり、レバータッチが悪化するような事はありません。しかしハンドルの高さを変えられなくなるデメリットがあるようです。

Di2電動コンポーネントの短所

厚手の冬用グローブだと稀にミスシフトする事がある。

輪行やラフな車載(トランク横倒し置き)などの際に、シフトスイッチが押されてしまい勝手に変速してしまう事がある。

ワイヤー式よりも導入価格が高い。

アルテグラDi2リアディレーラーRD-6870のガタが出るのが早かった。報告事例がほとんどないようなので、たまたまなのかもしれないし、デュラエースDi2よりも明らかに寿命が短いとは断言できかねているところです。ほとんど同じ使用状況で走行距離もほぼ同じ。目隠ししたら性能差が判断できないデュラエース9070Di2とアルテグラ6870Di2。徐々にガタが増え、走行距離で1万km弱あたりだっただろうか。RD-9070はビクともしていないのに、RD-6870はテンションプーリーあたりを持って横に揺すると結構なガタが出ていました。もちろん取付ボルトやディレーラーハンガーの緩みはありません。

※蛇足ですがディレーラーハンガーを固定している小さなボルトは緩む事があります。日常点検でチェックしにくいところなので、たまに後輪を外して増し締めする事をお勧めします。

アルテグラRD-6870展開図

図の4番プレートアクスルアッセンブリーを交換して、ガタが取れて治りました。おそらく樹脂製のブッシュがへたっていたのでしょう。

Di2普及初期の頃の噂。リアディレーラーの強力なモータートルクでディレーラーハンガーが曲がってしまうフレームがあるとかないとか。
サイスポで菊池さんがクロモリ鋼特注削り出しでディレーラーハンガーを作った記事もありました。
僕自身は自分のバイクも含めて、そのような症例に遭遇したことはありません。

シンクロシフト・セミシンクロシフトについて

使っていません。マニュアル操作で使っています。シンクロシフト、セミシンクロシフト共に1度試しただけで止めました。
理由は自分の意図していないタイミングでフロントディレーラーが変速する事に違和感を感じます。
いや、違和感どころか許せないと言いたい。
フロントディレーラーが変速するときにリアディレーラーの変速動作を遅らせてタイムラグが出る事も、個人的にはシンクロシフトのNGポイント。

また、走行コースに応じてスプロケットの歯数を変えているので、その度に設定変更するのも面倒ですし。シマノ11Sスプロケットはデュラエース12~25T、以下アルテグラで13~25T、12~28T、11~30Tを状況に応じて使い分けています。

シンクロシフトモードを気に入って使っている人がいる事も承知の上で、個人的にシンクロシフトモードに断固反対することをここに宣言します。

E-tubeプロジェクト

まさか自転車をパソコンに接続する時代が来るとは!今はスマホでも可能ですが、シマノ電動コンポーネントは様々な設定変更が出来、ファームウェアのアップデートもE-Tubeプロジェクトを通じて行います。

1.バイクタイプを選択

2.接続機器を介してパソコンと接続。使用コンポーネントを認識

3.新しいバージョンのファームウェアがあれば、アップデートが促される。

4.シフトスイッチのカスタマイズ。シフトアップとシフトダウンを如何様にも割り振れる。
デュアルコントロールレバーのてっぺんのスイッチは、右をシフトアップ左をシフトダウンに割り振ったこともありました。その用途ではほとんど使わなかったので、現在はガーミンのスクロールに割り振っています。

5.ディレーラーのシフト調整。機械式でのワイヤーの張りの微調整に相当する。Di2ではパソコンやスマホで可能です。

6.多段変速の設定説明。シマノらしく注意事項やデメリットも書いてある。

7.多段変速の設定。変速スピードは「とても遅い」「遅い」「標準」「早い」「とても速い」の5段階。多段変速の段数リミットは「オフ」「2段」「3段」「無制限」から選択可。

8.プリセット。使ったことないので・・・

Di2のよくある質問

Q.ライド中に電池が無くなったら変速しないんでしょ?

A.電池の消費はとても少ないです。丸1日走っても5%も減らなかったり。残量の心配はいりません。

Q.コードが抜ける事ない?

A.過去1度も抜けた事はありません。組み付けは「パチン」と音がして確実にケーブルが固定され、コードを引っ張っても抜けません。

ガーミンとの連携

ガーミンにDi2データ表示

ガーミンのサイクルコンピューターにDi2バッテリー残量、ギヤの位置(何段目に入っているか)を表示させることが可能です。

フロントチェーンリングの歯数及びスプロケットの歯数を登録すれば、例えば50×17Tというような表示にも変更できます。
僕はコースによってリアのスプロケットを交換しているので、画像にある表示にしています。

Di2使用感まとめ

特筆すべきはフロントディレーラーをアウターに上げるシフトアップの時。「よっこらしょ」からパソコンのエンターキーを「ポン」と押したような感覚に変わった。ワイヤーを引っ張る操作からスイッチを押す操作になり、変速フィーリングは向上。もう機械式には戻れません。

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