Weraヘックスレンチ

2020年11月14日メンテナンス

Weraヘックスレンチ

Wera6角レンチ1.5~10mmセット

ロードバイクの整備や組み立てに必要不可欠なヘックスレンチ。

Wera (ヴェラ) Hex-Plus

1.5~10mmの9本組セット。特殊な例外を除けば、このサイズがあればスポーツバイクのヘックスレンチを使っているほぼ全ての箇所の整備と組立て、部品交換が可能です。

ヘックスレンチの使用箇所例

  • 1.5mm:使用箇所がないような…使ったことない。
  • 2mm:シマノ製FRディレーラーの調整。
  • 2.5mm:アクセサリー類の固定。
  • 3mm:ボトルケージの固定(3mm~5mmまで車種やネジによる)アクセサリー類の取り付け。
  • 4mm:シフト、ブレーキワーヤーの固定。STIレバーの固定。ステムやシートクランプ、ブレーキシューの固定。
  • 5mm:シフト、ブレーキワーヤーの固定。FRディレーラーの取り付け。ステムやシートクランプ、ブレーキシューの固定。
  • 6mm:一部のビンディングペダル。
  • 8mm:ビンディングペダル。スクウェアタイプクランクのフィキシングボルト。
  • 10mm:FSA左クランク。

サドルの取り付け=シートピラーは一般的には5mmサイズが多い。1本締めアルミ製シートピラーは6mmサイズが比較的多く使われています。

シマノ製コンポーネントでは10mmサイズを使っているのは、リアハブからフリーボディ単体の取り付け取り外しだけ。
ユーザーメンテナンスでは基本的に使わないので、シマノクランク使用者なら10mmサイズは無くても構わない。

当てはまらない例外もあります。自分の自転車に合った工具を使いましょう。サイズ違いの間に合わせ、代用は不可。必ず適正サイズの工具を使いましょう。

僕の持っているWera-Hex Plus六角レンチは鉄製(画像参照)。ステンレス製のWera-Hex Plusステンレスマルチカラーも有り。

工具(ヘックスレンチ)の選び方

ヘックスレンチの選び方

  • サイズは2mm~8mmが揃っていれば間に合う。
  • 必要なサイズを単品で揃えるよりも、セットで買う方が安い。
  • ボールポイントの有効性は適材適所。ボールポイントではない方がいい場合も有り。
  • ヘックスレンチに限った話ではありませんが、良い工具は10年、20年、一生ものとして愛着を持って使える。

柄の長さについて

ハンドル、ステム周辺やサドルの高さ調整、ディレーラー及びワイヤー類など、自転車での使い道ではほとんどの箇所で短いヘックスレンチで充分ではある。
しかしペダルとシマノ左クランクの5mmサイズで12~14Nmの締付トルクは、柄の短いヘックスレンチでは到底無理。
スポーツバイクの整備には、5mm以上のサイズは柄の長い6角レンチが必要になってくるということ。
大は小を兼ねるで、ロングタイプをセットで揃えた方がお得です。

別途あると便利なヘックスレンチ

2mmサイズのドライバー型はディレーラー調整に便利です。

1.5~6mmまでサイズは色々ありますが、ドライバー型六角レンチは2mmだけ揃えればOK。

トルクの必要が無い箇所なので、ドライバー型が使いやすい。

5mmサイズでボールポイントでないヘックスレンチ、又はT字ハンドルの5mmヘックスレンチはデュアルコントロールレバー取り付け時に便利。

シマノ・シャドータイプのリアディレーラーのシフトワイヤー固定にはT字ハンドルのロングタイプ4mmヘックスレンチがあると便利です。何でこんな作業しにくいところにあるの~!?
ホイールの反対側からスポークの隙間を通して使います。

先端がボールポイントだと、トルクを掛ける本締めができません。デュアルコンロロールレバー用として本締めも可能な5mmサイズ六角レンチ4mmロングT字ハンドルのヘックスレンチは、ボールポイントでない工具を選んでください。

Weraヘックスレンチの特徴

Weraヘックスレンチの特徴

  • Hex-Plus=先端が正6角形ではない。辺が曲線を描いた形状でSnap-Onと同じ面接触。
  • 素材が硬く力を入れたときでもしならない。
  • 硬いのに折れにくい。
  • 折れにくく硬いゆえに、先端がすり減ったりナメたりしにくい。
  • 相手のネジの頭を痛めにくい。
  • 故に長持ちする。
  • 丸棒を削り出して製造している。
  • サイズごとに色分けされているので見分けやすい。
Wera Hex-Plus

良い工具で作業をすると整備のクオリティも上がり、気分も良いものです。

大切な愛車の為にも、質の良い工具できちんと整備してあげたいものです。

しかし高額な工具でないと使い物にならない訳ではありません。品質の差はあれども最初はお手頃価格の工具で愛車整備のDIYを始めても全然OK!

毎日のように頻繁に使うものではありませんから。工具の良し悪し以上に、正しい工具の使い方が重要です。

工具の使い方

六角レンチでもドライバー、スパナ・・・工具を使う際の共通のコツは、工具をしっかりと奥まで押し込んでから回すこと。

浅く差し込んだ状態で力を入れて回すと、特にサイズの小さなネジはナメやすいです。
サイズが小さく、刺さりが浅く薄いネジは、工具をしっかりと押し当てながら回すのがコツです。

押しつける力=8:回す力=2くらいの感覚で。

ペダルを外す際など6mm以上のサイズを使う場合は、工具が深く刺さるので押し付ける必要は無しです。精一杯頑張らないと外れない場合も有ります。そのときは全力で回しましょう。

部品交換や組み付け、適切な調整が出来るようになると、ライド中のトラブルに対応できる幅が広がります。

サイクリストなら誰でも必ず覚えなければならないことではありませんが、技術は知識や経験として備えておいて損はありません。

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