シマノ・ウィンターグローブ

2021年1月24日

シマノウィンターグローブ

シマノ冬用グローブはいいぞ!

シマノ製ウィンターグローブの特徴

生地の厚さの割に保温性が高い。ということはブレーキングやシフトチェンジの操作もし易いということにもなります。

保温性が同じなら、少しでも薄手のグローブが操作性は向上します。特にシマノDi2はシフトスイッチが近接しているので、厚手のグローブだとミスシフトに繋がってしまいます。
Di2あるあるですよね。

全モデルタッチスクリーン対応(人差し指と親指)

タッチスクリーン対応を謳いながらも反応しない、空振りしてしまうグローブもあります。しかしシマノのウィンターグローブはガーミンやスマートフォンのタッチスクリーンに確実に反応します。

GOREウィンドストッパーグローブ

シマノGOREウィンドストッパーグローブ

表地、GOREウィンドストッパー、裏起毛の3層構造。手のひら側はパット入りの合成皮革。

その割に全体では比較的薄手の作りで、ブレーキングやシフトチェンジの操作がしやすいです。

薄手でも防寒性に優れているのはGOREウィンドストッパーが、透湿性を保ちながらも風を通さない役割をしっかりと果たしているからです。

防風性と保温性を保ちながらも透湿性はあると言う優れた素材なのに、GOREウィンドストッパーを素材に使っているグローブは多くはありません。だからこそ希少な存在のグローブなんです。

推奨使用温度:5℃~0℃

※GOREウィンドストッパーは現在ゴアテックス・インフィニアムに素材名が変更になっています。

内側にはフリース素材の保温材入り。

シマノGOREウィンドストッパーグローブのインプレッション

生地の薄さのため操作感はとてもよいです。手のひら側のパットは厚すぎず滑りにくい。グリップ感も上々。
Di2のミスシフトもありません。

気温が7~8℃を上回る状況でトレーニングレベルの運動強度になるとさすがに熱く感じ、うっすらと汗をかいてきます。
ゆるポタならば10℃を上回るような気温でも問題なく使用可能です。

朝方走り始めるときの気温が氷点下ではなく0℃以上、日中の気温が上昇するときはこちらをチョイスしています。
※個人差があります。

僕はどちらかと言うと末端寒がり症の部類です。ウェアメーカーの推奨気温~プラス5℃くらいが個人的に快適に感じる範囲です。

朝走り始めの気温が5℃以上で、以後10℃以上に上がる予報ならこちらを選択しています。

2021年モデル SHIMANO サイクリンググローブ GORE-TEX GRIP PRIMALOFTグローブ M:手の周りサイズ目安:20.3㎝~22.9㎝ ブラック
2021年モデル SHIMANO サイクリンググローブ GORE-TEX GRIP PRIMALOFTグローブ M:手の周りサイズ目安:20.3㎝~22.9㎝ ブラック

薄手でシフトチェンジし易いのもシマノ製ウィンターグローブの長所。

特にDi2のデュアルコントロールレバーは、厚手のグローブだとミスシフトし易いのです。

2シーズン経過後

2023年2月追加

使用2シーズンが経過し、タッチパネル対応スマートフォン対応の人差し指に穴が開いてきました。

シマノGOREウィンドストッパーグローブ

手のひらの補強とは素材が違い、タッチパネル対応の指先は柔らかい素材が使われています。

この部分の耐摩耗性は高いとは言えないかもしれません。

とは言え便利な機能ですし、2シーズンを冬場は自転車乗らないときにも手袋として使い倒したので充分。

ウインドブレークサーマルリフレクティブグローブ

シマノ・ウィンドブレークサーマルリフレクティブグローブ

メタリックサーマルテック生地、クロロプレンゴム、裏起毛の3層構造。手のひら側はパット入りの合成皮革。

生地の厚みはGOREウィンドストッパーグローブとほとんど変わりません。
操作感やハンドルバーやブラケットを握っているときの感覚も変わらず違和感がありません。

気温に応じて違和感なく使い分けることができます。

推奨使用温度:0℃~マイナス5℃

シマノ・ウインドブレークサーマルリフレクティブグローブのインプレッション

保温性が高い割に厚すぎずゴワつかないので操作感は上々。

生地の厚みはGOREウィンドストッパーグローブと変わらないため、操作感も違和感なく使い分けられて快適です。

GOREウィンドストッパーと比較すると、透湿性を犠牲にしながらも防寒性&防風性の高い表地を使用。

マイナス5℃以上プラス5℃くらいまでは快適に使用可能です。(個人の主観による使用感です)

ウィンドストッパーグローブのように透湿性のある生地ではないため、同じ厚みでも確実に保温性は高いです。
内側にはフリース素材の保温材入り。

5℃を上回る気温で運動強度が上がると、グローブの中で汗をかきやすいです。

午前中に朝から走り始める場合、走る終わる日中の気温が上がる予報でも5℃以下での走行時間が長い日や、スタートする時の気温が0℃近辺の日はこちらをチョイスしています。

そして元日初日の出ライドは気温(走行中の体感温度)が低くてマイナス8℃!その後もなかなかマイナス5℃を超えない日がありました。
さすがにその時は手がかじかんできました。マイナス5℃まで対応の表記は嘘偽りなく正確かと思います。

※寒さの感じやすさ、指先の凍えには個人差があります。

何故か安い!

シマノ(SHIMANO) サイクリンググローブ ライトサーマルグローブ ブラック M
シマノ(SHIMANO) サイクリンググローブ ライトサーマルグローブ ブラック M

Amazonはじめ販売店でも人気がないせいなのか、モデルチェンジを控えているのか割引率が高く、とてもお買い得になっています。

まあ、デザインはお世辞にもおしゃれとは言えないかもですが…

品質や使い心地は良いお勧めのグローブなのに…

シマノ製アパレルは出始め当初こそ素材は他社の方が優れていましたが、今ではウェア専門メーカーと遜色ない仕上がりになっています。

2021年初頭の割引率を踏まえた販売価格からするとお買い得感が高く、シマノ・ウィンターグローブはコスパ最高でお勧めです。

シマノ|GORE-TEX素材を採用したウィンターグローブのNEWモデル

2021年11月追加情報。シマノ冬用グローブに新作が発表されました。

素材も作りもいい感じに改良を重ねています。

シマノのアパレル関連製品は、モデルチェンジの度に良い方向に改良が重ねられ品質が向上している。

5年位前のウィンタータイツも持っていますが、この当時の製品は防寒性能は充分なのですが、パールイズミと比較して生地の伸縮性やフィット感がイマイチ。
それが次に発売された新製品のウィンタータイツでは、欠点であった生地の伸縮性が改善されていたり。

定番として定評のあるシューズに加えて、シマノ製アパレルも注目です。