2024サイクルモード東京に行ってきました part2
Part1から続けてお読みいただけると嬉しいです。
CATEYE
1954年創業!創立70周年!長い歴史を誇るキャットアイのブース
ライトやサイクルコンピュータの定番中の定番メーカーです。
キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピューター VELO9 ブラック CC-VL820 スピードメーター 自転車キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト [VOLT200] HL-EL151RC USB充電 ブラックJTEKT鬼ベアリング
ボトムブラケット用の新製品、JTEKT鬼ベアリング6805(外径37mm×内径25mm×厚み7mm)サイズ。
比較検証用にベアリング単体を触れたり、持続回転時間を数字で把握できる展示。
画像を取り忘れてしまいましたがホイールはモニター上で回転数の推移を目視できるように展示されています。
確かに回転は軽く、説明を聞いた限り耐久性も問題なしとのこと。
セラミック球、内外輪共にステンレスレースでグリスレスではなくてグリス入りのベアリング。シールも接触シールとの説明。
詳細は聞けませんでしたが、チャンネリング(チャネリング)タイプのグリスを使っているか、液体または半固体のリチウムorポリウレタン系ポリマー潤滑剤を使っている可能性が高いかもしれない。
どちらも長寿命且つ撹拌抵抗が小さい特徴を備えています。鬼ベアリングが高耐久性を謳っているのと重なります。
NTNでも接触シール比で80%回転抵抗を減らした超低フリクションシール(LEシール)付玉軸受があります。
そして驚きのニュースが飛び込みました!
JTECT鬼ベアリングがVisma Lease a Bikeとオフィシャルパートナー契約
ヨナス・ヴィンゲゴーを擁するTeam Visma Lease a Bikeとオフィシャルパートーナー契約を締結。
\重大発表/
— ジェイテクト アフターマーケット事業本部 (@JTEKT_AMBU) April 6, 2024
先程サイクルモード東京のステージイベントで発表した通り
当社はオランダのロードバイクチーム「Team Visma/Lease a Bike」と
2024年 UCIワールドツアーで #鬼ベアリング を供給するオフィシャルパートナー契約を締結いたしました!#ジェイテクト#TDF2024pic.twitter.com/1NlFxmIhrI
VismaはSRAMコンポにVisionホイールを使っている。
鬼ベアリング現行製品、MAVICホイール用と6805BB用以外の規格のベアリングも製造すると予想。
シマノ以外ではNTTやトヨタが大会スポンサーになったりはしていますが、ワールドチームスポンサーはNTTが1年間だけ。
更に遡るとバブル期には東芝日立パナソニックの家電メーカーがワールドチームのスポンサーになっていました。
何はともあれ日本企業がワールドチームのスポンサーになるのは嬉しいニュースであります。
ジェイテクト KOYO ベアリング 深溝玉軸受 6805ハンドメイドバイシクルコーナー
ケルビム
ハンドメイドバイシクル展でも出品されていたケルビムのチタンロードバイク。
チェーンステーを地面と平行に近づけて、ペダリングトルクに対しての剛性アップを図っています。
外注ではなく自社でチタンTIG溶接をしている。クロモリのロー付けとは異なる制作方法。
ケルビムWEBサイト(注 httpsではありません。接続前に警告が出るかもしれません。
Equilibrium Cycle Works
ハンドメイドバイシクル展では試作品が展示されていたチタンロード。
ラグはモックアップで、チタン製3Dプリンターでラグを制作してサイクルモードまでには実車が完成すると伺っていました。
公約通り実車を見ることが出来ました。芸術的な素晴らしく綺麗な仕上がり!
蚤の市
レトロ部品の蚤の市
オールドカンパのディレーラー。当時の定価より安いのもあるし、プレミア価格も程々で良心的な価格設定だと思われます。
ウェア、ハンドル、ステム、クランク等他にも様々な部品用品が販売されていました。
Campagnolo
発表されたばかりのカンパニョーロHPPMスーパーレコードパワーメーター
実物を拝むことができましたw
SRMと共同開発。5/1000に1回の角速度とトルク測定、4アームに各4個合計16個のひずみゲージで±1%の測定精度を誇る。
アプリはカンパ主導で新たに開発されている。
アウターギヤは最大でも50Tなのでレース用ではなく、カンパがワールドツアーチームのスポンサードを止めたこともあって、海外メディアでは「スーパーレコードはラグジュアリーコンポ」とも言われるようになっています。
日本国内でのメーカー希望小売価格は40万2,600円!
YAMAHA
YAMAHAのコンセプト電動アシストダウンヒルMTB。
小型モーターの電動アシストユニット。内装変速。モトの世界では既に使われているらしいリアルタイムで制御可能なステアリングダンパー。
メカオタク心をくすぐる自転車に仕上がっています。これぞショーモデル!
MTBダウンヒルのガチ勢は、カヤバ製サスペンションに注目していました。
前輪駆動DHバー付きのe-MTBも展示されていました。
Fizik
フィジークのバーテープ。滑りにくく握り心地も良かったです。
粘着性表面処理が施されたTACKY、パンチング穴開き加工レーザー調のCLASSIC、スエード調のSOFTの3タイプ。
2mm厚のMICROTEX、2.7mm厚のSOLOCUSH、3mm厚のBONDCUSHのバリエーション有り。
Fizik(フィジーク) Tempo マイクロテックス クラシック(2mm厚) バーテープ ブラックエリート・ボトル&ボトルケージ
FLY TEXボトルは柔らかくて飲みやすくお勧めのボトルです。
樹脂製のカンニバル・ボトルケージは柔軟性があり、横出しなのでフレームサイズが小さくてもボトルを取り出しやすくお勧めです。
ABUS
質実剛健!丈夫で信頼感抜群のABUSワイヤー錠。
スポーツバイクの盗難が増えています。目を離す場所に安易に駐輪しないなど扱い方に気を使うと良いですが、そうもいってられない場合には、丈夫で壊されにくいABUSのようにしっかりした錠をお勧めします。
【日本正規品】 ABUS(アブス) 自転車 鍵 ロック ロードバイク鍵 チェーンロック 110cm グレー [1500]CYCPLUS
小型高性能電動空気入れで一躍名を馳せたCYCPLUS
MAX100psi。このサイズなので携行性もバツグンです。
CYCPLUS 自転車 空気入れ 携帯 電動ポンプ 自転車 携帯ポンプ 小型携帯空気入れ ロードバイク 仏式米式バルブ対応ENVE
ENVEリムのカットサンプル。
フックレスリムの軽さと薄さよ!
リム内幅が広がり太いタイヤが使えるようになった。ディスクブレーキ専用リムはブレーキの摩擦や摩耗からも解放されている。チューブレスやフックレスで低圧運用。
空気圧が低い=リムは高圧に耐える必要が無い。
ENVEに限った話ではありませんがリム幅が広がっているのに、ここ数年のホイールの軽量化は驚くレベルで進行していると感じています。
ELITEWHEELS
Drive Helix Discホイール
うねうねカーボンリム、カーボンスポーク、セラミックベアリングのUCI認証ホイール。
Drive Helix Disc 46Dは1,280g(±20g)と軽量です。
前後でリムハイトが異なり、フロントは39~43mm、リアは42~46mm。
また横風対策でフロントリムの方がリム幅は1mm広くなっています。断面はU字型と言うよりも卵型。
リアリムの最もハイトが高いところが品番になっています。
68Dでも1,465gですから軽いですね。ライダーの体重制限も125kgまで
ハブもオリジナリティのある面ラチェットのサンドイッチ構造のヘリカル・デュアルラチェットシステム。
60T面ラチェットの噛み合わせのタイミングを微妙にずらしているので、実質的には120T分の働きになるとか。
フリーボディはチタン製。シマノスプロケットの噛み込みを避ける為にアルミ製にはしなかったとのことです。
説明を聞く限りかなり剛性も高いそうで、実走でどう感じるかと耐久性などとても興味をそそられるホイールでした。
CANYON
マチュー・ファンデルプール直筆サイン入りマイヨーアルカンシェルが飾られていました。
PINARELLO
トム・ピドコックのMTB-XC
MINOURA
3本ローラー台試乗会&講習会が人気でした。
試乗コーナーには手すりもあり、試乗希望者1人に付きスタッフ1人が付くので、初めて3本ローラーに乗る人でも安心して試乗出来ます。
電動キックボードなどの中華系ブースの出展も、年々増加しているように感じます。
他にはサイクリスト来訪で地域おこしを目指す自治体の出展も多かった。
ブースが狭くて来場者が多いと写真撮影を遠慮したブースも少なくありませんでした。
全ての出品を紹介できませんでしたが、サイクルモードはまた来年も行きたいイベントです。
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