携帯型マルチツールお勧め2選

2021年11月3日

サイクリング、ライドのお供に、必ず備えておきたい携帯ツールのお勧めを紹介。

ADEPT SHARD10携帯マルチツール

スペアチューブ、タイヤレバー携帯ポンプと共にサドルバックツールケースに忍ばせておきましょう。

スポーツバイクに乗るときには、必ず持っておきたい必需品です。

携帯ツールのお勧めと選び方

9つの機能が備わっていること。

ヘックス=6角レンチは2,2.5,3、4、5、6、8mmのサイズを網羅している。
ディレーラーの調整からハンドルやサドル周りペダル等まで、スポーツバイクのほぼ全ての箇所に対応します。

プラスドライバーはシマノシャドータイプやDi2以外のディレーラー調整など。

トルクスT25はディスクローターの取付ねじ。※6ボルト型ローターの場合

専用の特殊工具以外の機能が備わっていれば、出先の応急用の備えとしては充分だと思います。

8mmヘックスレンチはペダルに使用する箇所です。きちんと組み付けてあれば、走行中にペダルが緩むことはほぼ起こりえません。
しかし万が一にもペダルが緩んでしまった場合、、、仕方なくそのまま乗り続けるとクランクのネジ山を確実に壊してしまいます。

不測の事態に備えておくために、必要な機能がこの9つなのです。

TOPEAK Mini 9

TOPEAK Mini 9携帯型マルチツール

ポンプやバック、スタンド・・・果てはキャリアやチャイルドシートまで、自転車アクセサリーの総合メーカーTOPEAKの定番携帯マルチツール。

携帯ツールにも数多くの種類が有りますが、その中でも必要なサイズが過不足なく揃い、コンパクトで軽量なTOPEAK MIni 9を紹介。

収納用のケースが付属しているのもポイントが高い。

TOPEAK Mini 9のスペックと特徴

・6角レンチ2/2.5/3/4/5/6mm、8mmヘックスレンチソケット、+ドライバー、T25トルクス

・重量:92g

・収納時寸法:L66×W31×H20mm

・収納用ネオプレーンケース付属

唯一の難点は2mmアーレンキーが短くて起こしにくいこと。取り出すコツは2mmアーレンキー側のグループを全部起こしてから、他を戻せばOKです。

TOPEAK(トピーク) Mini 9
TOPEAK(トピーク) Mini 9

ノグチ・フォールディングツール

ノグチ・フォールディングツール

収納時の全長が8cmとやや長さが有ります。短い方が持ち運びには良いのですが、収納時の長さ=工具の柄の長さなので、使用する際には力を入れやすい。

軽量コンパクトが良いか、力を入れやすい方を選ぶかはお好み次第。

ノグチ・フォールディングツールYC-262-2のスペックと特徴

・6角レンチ2/2.5/3/4/5/6mm、8mmヘックスレンチソケット、+ドライバー、T25トルクス

・重量:120g

・カラー:シルバー、ブラック

・収納時の寸法:約縦8cm×横3cm

ノグチ(NOGUCHI) フォールディングツール [YC-262-2] ブラック
ノグチ(NOGUCHI) フォールディングツール [YC-262-2] ブラック

携帯ツールの必要性

数年以上の経験があるサイクリストの中にも「今までパンクしたことがないから」という理由で、スペアチューブやタイヤレバーと共に携帯ツールも持たない、ライド中に緊急用の装備を一切持たないサイクリストがいます。

きつい言い方になりますが、ご了承ください。
貴方程度の経験値で、今後も永遠にパンクしないと言えますか?
一個人の経験値程度で、起こりえる可能性(メカトラブル)を断定することはできません。

例えが適切ではないかもしれませんが「今まで自動車事故を起こしたことが無いから」と保険に入っていないようなもの。

パンクや機材トラブルは普段適切なメンテナンスを心掛けていても、発生する可能性を少なくすることは出来てもゼロにすること出来ない。

普段から変速機はきちんと調整済み。
ライド中に再調整なんかしたことないから携帯工具なんか必要ない。

万が一にも落車や転倒して、ディレーラーハンガーが曲がったら?
最悪の場合、チェーンがホイールに巻き込んで走れなくなるよ。
不測の事態に備えておくべきだよ。

起こりえる可能性がある限り、ゼロではない可能性があるトラブルに自分で対応するために。

そのための備えとして、スポーツバイクに乗るときは、必ず持参しておきたいものですね。

ADEPT(アデプト) シャード 10 BLK TOL35800
ADEPT(アデプト) シャード 10 BLK TOL35800