トラック世界選手権での新型車続々登場!

パリ五輪出場枠へ向けてのUCIポイント争いの山場にもなるトラック世界選手権。

各国の機材戦争も白熱しています。

LOTUS HOPE

LOTUS HOPE新型トラックバイク

奇抜!とも言える特徴的なフロントフォークやシートステーで先陣を切ったLOTUS HOPEに新型車両が登場!

シートピラーまでもが2分割!

もはや我々の知るスポーツバイクの造形では無くなってきているような・・・

CANYON Speedmax CFR Track

CANYON Speedmax CFR Track

V-IZU

佐藤水菜選手と内野艶和選手が世界選手権に実戦投入した新型車両。

LOTUS HOPE似のフロントフォークとシートステー。そして特徴的なのはドライブトレインが左側に!

ブリヂストン製なら、最初は契約選手=橋本英也選手や窪木一茂選手などブリヂストンサイクリングチーム所属選手が使うはずだし・・・どこのぶらんどだろう?と疑問に思っていたら・・・

V-IZUという新興ブランドで、既にUCI認証フレーム登録承認済みでした。

V-IZUトラックフレーム

佐藤水菜選手が2タイプのバイクを使い分けています。情報が無いので現時点では不明ですが、どちらかがTCM1でもう一方がTCM2なのでしょう。

LOOK P24

東京オリンピックでT20スピードトラックを投入してきたLOOKも新型車を投入。

LOOKまでもがLOTUS HOPEそっくりに!

車名のP24はParis 2024の略らしい。地元開催なだけに開発サイクルも早く力の入れ方が違います。

ロードバイクと異なり横風を影響をほぼ考慮しなくて良いトラックフレームで、新UCI規定の中でエアロを追求すると、この形状に収束されてくるのでしょうか。

LOOK P24は本国サイトでは既に情報公開されており、そのお値段は11,999ユーロとなっています。

新BRADE RS同様にクランプ式ではないネジ止めのハンドルバーを別途チョイスする仕様。

窪木一茂選手がスクラッチで銀メダル、今村駿介選手がオムニアムで銅メダル、男子団体パシュートで8位と中長距離陣も奮闘した世界選手権。

パリ五輪出場枠を取り活躍を期待すると共に、使用機材からも目が離せなくなっています。