2019全日本選手権自転車ロードレース
開催場所は富士スピードウェイ
6月27日(木)~30日(日)にかけて自転車競技全日本選手権ロードレースが富士スピードウェイで開催される。個人タイムトライアルとロードレースが行われ、日本人だけで行われるロードレースとしては、唯一国際自転車連合(UCI)ポイントが付与される。
また、男女それぞれのカテゴリー、個人タイムトライアルおよびロードレース優勝者は、次大会までの1年間をジ日本のナショナルチャンピオンジャージ着用が義務付けられる。この大会の成績により国際大会に出場する代表選手を選考する重要な大会として位置づけられている。
富士スピードウェイは東京オリンピックでのロードレースのゴール地点にもなっている。
新城幸也選手も出場する男子エリートは、6月30日(日)午前9時スタート。227kmの距離で争われる。
レース現地観戦は無料!
全日程において観戦は無料!自家用車で行った場合に富士スピードウェイの駐車場料金のみ(普通車は1,000円)が掛かるだけです。
怪我から復帰した新城幸也選手も出場する
新城幸也選手のビデオメッセージ
圧倒的な強さを見せて優勝した2013年全日本選手権以来、6年ぶりの全日本選手権出場になります。
新城選手は6月19日~23日までツール・ド・スロベニアに参戦中。3月にタイ合宿中の落車による骨折からの復帰戦を戦っています。短期間の移動を含めてコンディションを整えるのも大変そうです。
日本一を争うトップレベルの選手が集結する全日本選手権としては、富士スピードウェイはアップダウンが少ないです。集団ゴールが予想されるけど、逃げ切れる選手がいるだろうか?
逃げるとすれば今季好調の、チームブリヂストンサイクリング窪木選手あたりかな?チームとしてではなく個人出場となる新城幸也選手には不利になるコースかもしれない。
という事で、僕は有力選手が揃っていてアシストにも恵まれ、平地の独走力のあるチームブリヂストンサイクリング所属、窪木一茂選手の優勝を予想しておきます。
読みが外れたら?
後日、謝罪と反省と言い訳を織り交ぜながら、感想を書こうかな。
新城幸也選手初となるトレーニングDVDが6月22日に発売されます。
男子エリート結果
シマノレーシング入部正太朗選手が優勝!おめでとうございます。新城選手は2位。
途中チームブリヂストンサイクリング徳田選手が単独で逃げ、他チームの選手に足を使わせるあたりまでは予想通りだったのだけれど。僕の予想は外れました。
残り3周3人で逃げを打ってからの新城選手は本当に強い。ラスト3周をほとんど1人で先頭引いている。3月に骨折して復帰したばかりなのにこの走りとは流石です。
Youtubeに動画が公開されました。亡き父IRIBEに捧げる勝利!
入部正太朗選手は2019年5月3日に、偉大なフレームビルダーであるお父さんを亡くしたばかり。マニアが唸るIRIBEブランドは自転車好きならご存知の人も多いと思います。入部選手もインタビューで父上のことを語っています。
元日本代表のピスト競技選手でもあり、凄腕フレームビルダーだった父上に捧げる勝利でした。
今でこそシマノレーシングのチームスポンサーGIANTを使っているけれど、入部正太朗選手はアマチュアの大学時代までは父の作ったIRIBEフレームに乗っていました。
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