ベッセルのドライバー

2021年11月1日

抜群のコストパフォーマンス。精度が高く安定の品質。信頼性の高いベッセルのドライバーを紹介します。

創業は1916年。100年を超える歴史のある工具メーカーなのです。

ことドライバーに関しては、神格化された海外工具メーカーの中には、日本のネジにフィットしないドライバーも存在しています。Snap-onとかWeraとか・・・
先端が鋭角でネジにフィットしない。ナメ易いでいいとこ無し。耐久性に関してもベッセルの方が優れています。

ドライバーは憧れの海外ブランド製よりも、日本のネジにマッチしていて、信頼と安定の日本製をお勧めします。

VESSELスーパークッションドライバー+2番

ベッセル+2スーパークッションドライバー

ディレーラーの調整など使用頻度が最も高い+2番サイズのドライバー。

自転車以外のプラスねじにも、最も多く使用されているサイズです。

一家に1本、プラスドライバーで、最初に揃えるなら2番のサイズがベストです。

ベッセル・スーパークッションドライバーのスペックと特徴

・クロームバナジウム鋼焼き入れ処理

・黒クロームメッキ仕上げ

・全長:215mm

・磁化(マグネット)機能

・柔らかく滑りにくいスーパークッショングリップ

メーカーの品番に2×100とあるのは、先端のサイズが2番、グリップを除いたビットの軸長が100mmという意味です。

使用感

スーパークッショングリップは、弾力性があり柔らかい。滑りにくくて滑らない。しっかりと工具を握ることが出来ます。
ちょっと汚れが付きやすいかな。

先端はネジにピッタリとフィットし、形状や角度も硬度も申し分なし。
先端にギザ加工などの特殊加工をしているプラスドライバーは、使用するうちにギザギザの摩耗が早いです。
余計な特殊加工の無いオーソドックスな本製品がベストだと思う。

ドライバーの定番中の定番と言えます。使いやすい。

ネジの頭がナメかかっている、又は回らない緩まない時は、特にドライバーを強く押し付けながら、

押し付ける力=7~8:回す力=3~2くらいの力加減で使うと吉ですね。

ベッセル(VESSEL) スーパークッションドライバー +2×100 700
ベッセル(VESSEL) スーパークッションドライバー +2×100 700

VESSEL精密ドライバー+0番

ベッセル+0精密ドライバー

自転車用途ではライトやサイクルコンピュータ等のアクセサリー系で出番が来る+0番サイズ。

自転車以外の用途では眼鏡やノートパソコン等に、この0番サイズのネジが使われています。

ベッセル・マイクロドライバーのスペックと特徴

・クロームバナジウム鋼

・全長:195mm(軸長100mm)

・早回し用回転キャップ付き

・マグネット機能は無し

使用感

精密ドライバーこそ、先端の形状や精度が命。安定のベッセル品質。小さなネジの頭にピッタリとフィットしてナメにくく確実な作業が行えます。

極小ネジほど落として紛失しやすいので、マグネット機能は欲しいかも。でもパソコンなど対象が磁化してしまうと支障がありそうなので、一長一短なのかもしれません。

ベッセル(VESSEL) マイクロ ドライバー 精密 ネジ用 +0×100 9900
ベッセル(VESSEL) マイクロ ドライバー 精密 ネジ用 +0×100 9900

ベッセル・マイナスドライバー

ベッセル貫通型マイナスドライバー

マイナスドライバーは日曜大工でタガネのように叩く作業の必要に迫られることがあります。

なのでお勧めは貫通型でハンマーで”叩く”作業にも対応しているメガドラ、タガネドライバー。

VESSELタガネマイナスドライバーのスペックと特徴

・クロームバナジウム鋼焼き入れ処理

・グリップ:クッション性を持たせたフラットサーフェスグリップ

・グリップの内部に軸が通る貫通型。ハンマーで叩ける

・先端の幅6mm、軸長100mm

・磁化(マグネット)機能

使用感

マイナスドライバーは”叩く””削る”などのラフな作業にも使用するため、どうしても先端の摩耗が早い傾向が有ります。

ある程度までは先端が鈍ってきたら、削って鋭角を出しています。しかし寿命があるので悠著なく買い替えられるベッセルの価格は魅力的です。

消耗品なので高価なマイナスドライバーはコスパが悪い。

貫通型ドライバーの方が重量が有ります。工具に重みを感じた方がしっくりくる、という向きにはプラスドライバー2番も貫通型を選んでください。

ベッセル(VESSEL) メガドラ 貫通ドライバー -6×100 930
ベッセル(VESSEL) メガドラ 貫通ドライバー -6×100 930

おまけ

Twitter ( @bistarai785 ) でVESSEL公式からいいねを貰った僕からお届けする情報でした