Miadyモバイルバッテリー10000mAh
継続使用中のINIUモバイルバッテリー10000mAhに何の不満も無いのですが、Agretを始めたりアウトドアでモバイルバッテリーの使用機会が増えたので比較検証の意味もあり、敢えて違う機種Miadyモバイルバッテリー10000mAhを購入してみました。
miadyモバイルバッテリー10000mAhを買いました
・バッテリー容量:10000mAh , 37wh、リチウムポリマー電池
・寸法:140×67×16mm
・重量:実測224g(メーカー公表値215g)
・Power DeliveryとQuick Charge 3.0急速充電対応
・バッテリー残量ディスプレイ:%表示(1%単位で推移)
・Type-Cポートは入力出力両対応
・ポート:USB Type A出力ポート×1、Type-C入出力ポート×1(20W MAX)
・PSE認証
付属取扱説明書には「モバイルバッテリーの出力効率は80~90%。電圧電流の変換や接続ケーブルによるロスが10~20%あります。」と明記されていて親切です。
モバイルバッテリーの使われ方、出力電圧(V)や電流が(A)が接続する機器によって異なるので、内部の回路での発熱や変換ロスが必ず発生します。10000mAhのスペックをフルに使える訳ではありません。
その他説明書に書かれている取扱注意事項として『電源ボタンを10~15秒以上長押ししない』とあります。
長押しすると0%と残量表示されてしまい、充電が止まってしまいます。リカバリーはモバイルバッテリーに暫く充電されてから、残量表示が正常に戻ると正常な状態に戻ってデバイスへの給電が復活します。
注意事項として、就寝中は充電を控えること。枕元や寝具のなど可燃性のもののそばで充電しない。燃えやすいものが周囲にない場所で充電すること。実際の事故事例やその他の注意事項は上記の詳細リンクからご確認ください。
レビュー
個人的な評価は5段階評価で2点
スマートフォンなどのデバイスを接続すると、自動的に充電&給電が開始されます。
稀に自動で充電がスタートしない場合や、給電がいつの間にか途切れてしまっている場合があります。その際は電源ボタンを押すとバッテリーが再起動して充電及び給電が開始されます。
バッテリー残量インジケーターは1%単位で表示されるので便利でわかり易い。
残量インジゲーターは、このモバイルバッテリーの大きな長所です。
しかし後述する測定したバッテリー容量には、あくまでも3回目の充電が終わっただけの段階での判断ですが不満が残ります。
充電時間とバッテリー容量
急速充電QC3.0対応、最大18W3AのACアダプター経由でバッテリー残量ゼロ、完全に空の状態から充電してみました。
購入して初めての充電です。
Miady モバイルバッテリー 10000mAh 20W PD 大容量 Type-C出力/入力 急速充電 Power Delivery/QC3.0対応 軽量 薄型 iPad/iPhone/Android各種対応計測はルートR多機能通電チェッカーを使用しました。
ルートアール 双方向・メタル筐体・多機能表示 USB Type-C電圧・電流チェッカー (ケーブル付きモデル) RT-TC5VABK※測定の為バッテリー残量がゼロになるまで完全に使い切ってから100%まで充電しています。しかし通常は残量が20%程度になったら80~90%まで充電。0%の空になるまで使い切らない方がバッテリーが長持ちすると言われています。
およそ9V1.88Aで充電が進みます。
Miadyモバイルバッテリー10000mAhのUSB Type-Cポートは入出力双方に対応しています。今回はType-Cケーブルを使用して充電してみることにしました。
ケーブルの性能によっても充電時間が変わります。
3時間で満充電完了!流石に早い!しかし・・・4217mAhで100%!?
少なくない!?
この結果を信じて良いものかどうか。疑わしかったので2度目の計測。
今度は5V2.4AのACアダプターを使用して充電してみました。
およそ5V1.1Aで充電が進行していきます。
充電開始から4時間が経過。
電圧はほぼ変わらず約5V。電流は1.45Aと少し上昇し99%で5641mAhの表示。
99%以後充電がなかなか進まない。時間切れの為100%満充電は諦めました。やはりバッテリー容量は少ないのか?
続いて充電3回目のデータ。MAX5.2V2.4Aのアダプターを使用。
6時間22分で100%の満充電が完了。6806mAh。
続いて充電4回目
7680mAhで、段々と良くなっているのが嬉しい。
INIUモバイルバッテリーと比較すると1000mA程少なく、実際の使用感としてもバッテリーの減りが若干早いです。
8000mAhを越えれば優秀な部類で、お勧めできる製品にもなってくるのですが。
比較対象の上でお勧めできるのは、初期から今まで安定して使用継続中のINIUモバイルバッテリー。
Miadyモバイルバッテリー10000mAhの実質的な容量は平均的。1%単位の残量表示はとても便利。
その後の充電では、6,000mAh半ば~7,000mAh前半の値で推移しています。
最初は厳しめな採点をしてしまいましたが、お手頃な価格を考えると平均的な及第点と言え、故障などは2024年になった今もありません。
2024年5月バッテリー容量に変化が・・・
数週間前から満充電してもバッテリーの減り、消耗が早くなったなと感じ、容量を計測してみました。
バッテリー残量2%から100%充電で4,280mAh
約3,000mAhの容量低下です。
ここ3回の充電で同程度の残量に低下してしまっていました。
原因は不明ですが、他メーカーのモバイルバッテリーと比較しても劣化が早すぎると思われます。
現在この製品は製造中止となり同じ製品は入手不可となっていますが、残念ながらお勧め製品とは言えないですね。
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