希少部位と切れ端の妙
牛肉の希少部位
牛1頭から数kg~1kg以下しかとれない部位の肉。画像はミスジ。ミスジは肩甲骨の内側にあるウデ肉の一部。1頭の牛からとれる量は1kg程度。サシが入り柔らかい。濃厚な味わいながらスッキリした後味が特徴。
カブリ、トモサンカク、3角バラ、ザブトン、ミスジ、シャトーブリアンなどが希少部位として知られている。
ヒレ肉の中でも最も肉質の良いシャトーブリアンは、1頭の牛から600g程度しか取れない、希少部位中の希少部位。サシの少ない赤身は、濃厚な旨味と極上の柔らかさを誇る。
LOOK 785 HUEZ RSの希少部位
カーボン繊維の中でも引張強度と弾性率に特に優れている60トン高弾性カーボンは、フレーム重量730gしかない785 HUEZ RSの僅か10%、73gしか含まれていない、希少部位中の希少部位。RSのみに含まれ785HUEZには含まれていない。弾性率が上がると、カーボン繊維の素材がどんどん高額になる。
長崎カステラ糖庵
長崎といえばカステラ。カステラといえば長崎。
長崎カステラ糖庵の『きれはし』は、切り分ける際に、わずかしかとれない希少品です。
カステラの切れ端は通販では扱っていない。長崎にある直営店だけで買えるようです。さすがは希少品だけの事はありますね。
LOOK 785 HUEZ RSの切れ端
LOOK 785 HUEZ RSの『きれはし』は、切り分ける際に、わずかしかとれない希少品です。
コラムの切れ端は、重さ280gのLOOK 785 HUEZ RSのフロントフォークから、僅か27.2gしか取れない希少部位。600gも取れるシャトーブリアンよりも希少かもしれない。
コラムカットした切れ端の実測重量は27.2g。※ステムの上側のみに10mmのコラムスペーサーを入れる寸法でカットした場合。
希少品とはいえ使い道はない。美味しそうでもない。
カーボン
60トン高弾性カーボンは軽量化と高い剛性、相反する要素を両立させている。60Tカーボンとは引張弾性率60,000kgf/m㎡の超高強度なカーボン繊維のこと。
カーボン製釣り竿では、鮎竿などは長く(8~9m)もあり、軽さと取り回し、感度が要求されるので、高弾性カーボン繊維を使い樹脂を減らす傾向。ハイエンド軽量ロードバイクと同じ流れかも。
反対に長さの必要ない大物竿などは多少重くなっても、あえて低弾性~中弾性カーボン繊維を使ったりガラス繊維を使ったり、粘りや強さを出している。高弾性カーボンは局部的な衝撃に脆くもなってしまいますし。
ロードバイクのフレームも軽さと剛性と言う相反する要素を同時にを求めると、樹脂含有量を減らし高い弾性率のカーボン繊維を使うしかない。
しかし弾性率が高ければ高い程良いのかと言われれば、それが当てはまらない場合もありますね。
LOOK 785 HUEZ RSではシートステーに12Tと24Tの低弾性カーボンを使っています。路面からの振動を吸収するためです。吸収というより正確には減衰かな。
サイクリングロードでのゆるポタ中心のライドでの低負荷中心なら、高弾性カーボンを使ったフレームよりも、中弾性カーボンの適度なしなやかさがしっくりくる人も多いと思う。
また、弾性率だけで決められるものでもなく、繊維の方向や積層、パイプの形状や外径、製法その他もろもろの要素が関わって剛性や乗り味に関係してきます。
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