ELECOMナトリウムイオン・モバイルバッテリー

エレコム・ナトリウムイオンDE-C55L-9000モバイルバッテリー

毎日使っても約13年間使える、5000回充電でも持つ長寿命。高温低温環境にも強いナトリウムイオン電池を採用したモバイルバッテリー。
発火などの危険性が少なく、コバルトやリチウムなどを使用しないため、環境への負荷が少ない。

次世代のモバイルバッテリーとして世界初を謳うエレコム・ナトリウムイオンモバイルバッテリーDE-C55L-9000-BKを買いました。

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エレコム・ナトリウムイオンDE-C55L-9000モバイルバッテリー

ELECOMナトリウムイオン・モバイルバッテリーDE-C55L-9000のスペック

・3V/9,000mAh×27.0Wh
・寸法:幅87mm×奥行31mm×高さ106mm
・重量:約350g(実測351.5g)
・使用温度:-35~+50℃(充電時0~40℃)
・ポート:USB-A×1,USB Type-C×1
・電池残量表示:4段階LED(25%単位)
・最大出力:合計20w
・USB Power Delivery規格、PPS規格対応
・UN38.3(国連勧告輸送試験)合格品。機内持ち込み可能
・保護機能:過充電、過放電、過電流防止機能。短絡保護機能、温度検知機能
・USB Type-Cケーブル10cm付属

Thermal Protectionを搭載し製品の温度上昇を常に監視し制御する。自動で出力をコントロールして機器を守る。

エレコム・ナトリウムイオンDE-C55L-9000モバイルバッテリー実測重量

実測重量は351.5g。カタログスペックは350gなので誤差の範囲内と言えるでしょう。

5,000mAhのリチウムイオンバッテリーがおよそ200g前後。容量が約1.5倍になっているので、容量比の重量はリチウムイオン電池とほぼ変わらない。ナトリウムイオン電池だから特別に重いわけではありません。

但し9,000mAhの容量から来る本体の厚みと重さは、小容量のモバイルバッテリーと比較すればかさばるし重さも感じます。

僕個人の用途に照らし合わせると、日帰りロードバイクでのライドやランニングでは気になる重さと大きさ。
※そもそもモバイルバッテリーを必要とする長時間に及ぶことはありませんが。GARMINサイクルコンピュータは真夏の直射日光下で50℃近く、関東地方の真冬早朝では-7~8℃を表示することがありますが、動作に異常は無く機器の異常な発熱やバッテリーが膨れたりはしていません。

登山ではELECOMナトリウムイオン電池はザックに入れて、別途長さのあるUSB Type-Cケーブルで使用機器と接続。

それ以外の用途では重さも大きさや厚みが気になることはないので、大容量且つ温度変化に強く長寿命のメリットは大きいと考えています。

リチウムイオン電池の機内持ち込み制限や処分の問題がクローズアップされる中、次世代モバイルバッテリーとしての期待値は大きいです。

将来的にはバッテリー容量は減っても厚さ半分の軽量モデルなど、ナトリウムイオン電池のバリエーションが増えるのを期待しています。

充電と実質容量測定

エレコムDE-C55L-9000ナトリウムイオン電池充電

初期状態のバッテリー残量を使いきり、0%からの初回充電は

所要時間:2時間54分(5V2.2A給電・充電時間はアダプターやケーブルの性能で変動)

容量:6246mAh

測定はRoute R電圧・電流・多機能チェッカー

ルートアール 双方向・メタル筐体・多機能表示 USB Type-C電圧・電流チェッカー (ケーブル付きモデル) RT-TC5VABK
ルートアール 双方向・メタル筐体・多機能表示 USB Type-C電圧・電流チェッカー (ケーブル付きモデル) RT-TC5VABK

充電2回目

エレコムDE-C55L-9000ナトリウムイオン電池充電

条件は1回目の充電と同じ。

充電時間:2時間47分

容量:6086mAh

モバイルバッテリーの容量は公称値より少なめになる事が常ですが、公称9000mAhに対し6086mAhはちょっと少ないかな。

今のところ使用用途次第ですが、重量と本体の厚み以外は気になるような欠点はありません。

今後も継続使用して順次レポートを追記していきます。

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