アリゲーターPTFEインナーケーブル

2021年3月24日

ブレーキケーブル

個人的にも好んで使用しているアリゲーター(ALLIGATOR)ブレーキ&シフター用PTFEコーティングのインナーケーブル(ワイヤー)を紹介。

適切な交換方法と組み付けをすることが前提になりますが、引きも非常に軽く耐久性も有り、お勧めできる台湾メーカーのインナーケーブルです。

表面仕上げにザラ付き感が無く滑らかで、加えて摩擦を減らすPTFEコーティングされていることがポイント。

スタンダードなコーティングされていないステンレス製インナーケーブルと比較して、少ない価格差でその効果を体感できるグレードアップになります。

ブレーキングとシフトチェンジの操作は、少しでも軽い方がライドの負担が減りより快適なものになります。

質の良いワイヤーと適切な交換技術で、負担を減らして快適なライドを楽しみましょう。

特にブレーキ関係の整備は安全面にも関わってきます。操作が軽くて良く効くブレーキは、より安全性が高まるとも言えるのです。

ALLIGATORシフト用PTFEインナーケーブル

Φ1.2×2000mmシマノ&スラム対応。カンパニョーロはタイコの形状が異なり、互換性はありません。

シマノ11Sにも適応します。

サビに強いステンレスの表面を平らに研磨加工することで摩擦を軽減した上で、最も摩擦係数の小さい物質P.T.F.E.(フッ素樹脂)を熱接着でコーティングしたシフター用インナーケーブル。

プレストレッチ処理で、初期伸びを最小限に抑える加工がされています。※初期伸びはアウターワイヤーの圧縮が原因になることもあります。初期伸びが発生しないことを保証するものではありません。

ワイヤーの内装化が普及して、組付け時にワイヤーの初期伸びが取り切れない場合も多いです。何度か乗ってからシフト再調整が必要になることも。初期伸びを減らし伸びにくいプレストレッチ処理はメリットが大きいです。

ALLIGATORブレーキ用PTFEインナーケーブル

ロードバイクのブレーキに使用するPTFEインナーケーブル。

クロスバイクや折り畳み自転車などのフラットハンドル用のブレーキインナーとはタイコの形状が異なります。

ドロップハンドル用とフラットハンドル用ではブレーキインナーの互換性はありません。それぞれ専用品となっていますので、購入の際は注意してください。

また、フロントディレーラーとリアディレーラーでは必要となる長さも異なります。

Φ1.6×1000mmフロント用

Φ1.6×2000mmリア用

「大は小を兼ねる」で、長いリアディレーラー用をフロント側に流用することは可能です。逆は長さが足りなくなるので出来ません。

特徴はシフトワイヤーと同じく、

サビに強いステンレスの表面を平らに研磨加工することで摩擦を軽減した上で、最も摩擦係数の小さい物質P.T.F.E.(フッ素樹脂)を熱接着でコーティングしたロードバイクのブレーキ用インナーケーブル。

プレストレッチ処理で、初期伸びを最小限に抑える加工がされています。※初期伸びはアウターワイヤーの圧縮が原因になることもあります。初期伸びが発生しないことを保証するものではありません。

インナーワイヤー購入時の注意点

特にワイヤー内装のフレームでのワイヤー交換と購入時の注意点です。

外装フレームのワイヤー交換では、ほぼほぼ問題になることはありませんが内装フレームのワイヤー交換、特にシフトワイヤーには両タイコ式=両エンドタイプのワイヤーはお勧めしません。

その理由はタイコの片方、先端をカットしてから内装部に通す必要があるため、ボトムブラケット周辺など取り回しがきつくワイヤー(中のライナー)のアールがきつい箇所では、インナーワイヤーが途中で引っかかり通せなくなってしまう場合がありえます。

ワイヤーカッターを使っても、一旦切ったワイヤーの先端は角が鋭利になりほつれてバラけやすい状態。アールがきつくて急角度で曲がっているBB周辺に通すときに、途中で引っかかって出てこなくなってしまう場合があるのです。

Vブレーキのリードパイプに通すときにも、一度カットしたワイヤーは未カットのインナーワイヤーと比較すると通しにくくなります。
※リードパイプをインナーワイヤーの撚りと同じ方向にクルクル回しながら押し込むと通ります。

シフト用インナーワイヤーはシマノ用とカンパニョーロ用ではタイコの形状が異なるため、量エンド型でどちらにも対応するインナーワイヤー製品も増えています。

しかしこのような両エンド式のインナーワイヤーは、内装フレームの交換にはお勧めできません。フレームに通らない=作業手詰まりに陥りがちになってしまうからです。

必ず自分のバイクに合った専用品の購入をお勧めします。

またアウターワイヤーには、通常のアウターカップではなくシフト&ブレーキワイヤー共に、ノーズ付きのアウターカップを使用すると、よりスムースになり引きが軽くなります。

※内装フレームへのアウターワイヤーの入口及び出口には、ノーズ付きアウターカップは必需品です!

交換作業の注意点

内装フレームのワイヤー交換をする際には、古いワイヤーをいきなり引っこ抜いて外さない。

新しいワイヤーを通すとき、作業が比較にならないほど困難になってしまいます。多大な時間のロスに繋がります。

必ず内装箇所にライナー管を通しながら古いワイヤーを外すようにしましょう。

お勧めは、細身で対象フレームを選ばないGIZA PRODUCTSのライナー管

アウターワイヤーの長さとカットした断面を整えること。

ワイヤーにはワコーズ・シリコーンルブを塗布すること。引きの軽さが全く変わります。

質の良いワイヤーが更に上質に、より軽く操作できるようになります。ワコーズ・シリコーンルブは、ワイヤー交換やメンテナンスには絶対に欠かせない必需品となっています。

質の良いワイヤーを選び、シリコーンルブを塗布したり適切な交換作業で組付けたシフト&ブレーキ系統は、部品のブレードアップに相当します。

個人的感想としては、

未熟な技術で組み立てられたデュラエースのブレーキ<<最高の技術で組み立てられた105のブレーキ

このような逆転現象すら起こりえると感じています。

そしてシマノ純正のポリマーコートBC-9000ブレーキケーブルセットとの比較では、PTFEコーティングインナー+ワコーズ・シリコンルブでブレーキ系統を組むと、確実に引き抵抗が減り軽くなります

純正を上回る引きの軽さと快適な操作感!

製品に何を使うかも大切ですが、ことワイヤー類の交換に関しては適切で正確な知識と準備、必要とする技術を持って作業をすれば、愛車が見違えるほどリフレッシュされること間違いなしです。

補足

現在LOOKのブレーキインナーワイヤーは、KCNCナノダイヤモンドテフロンコーティングケーブルを使用中です。

操作感が軽く優れた製品ですが、コストパフォーマンスを含めて考えると、通常のテフロンコーティングインナーケーブル+ワコーズシリコーンルブで組めば充分だと感じています。