
Googleマップで偶然見つけたJAZZ & coffeeの店『Coffee Winds』に行ってきました。
ALTEC 844Aスピーカーを真空管アンプで鳴らしています。ソースはCDオンリー。
堅苦しさを感じるようなジャズ喫茶ではありません。趣味人なオーナーさんと楽しくおしゃべりができるジャズをBGMに流している普通のカフェ、といった印象。
Coffee Winds基本情報
〒343-0112 埼玉県北葛飾郡松伏町松葉1丁目6-2
営業時間 13:00~18:00
定休日 毎週木曜日、第1・第3・第5日曜日及び第1・第3・第5月曜日連休
いなげや松伏店の裏通り沿いにあります。
Coffee Winds訪問記
看板が無ければ一見すると個人の住宅ですが・・・



ドアを開けると・・・

お庭の見える明るく開放感ある窓、そしてアップライトピアノとALTEC 844Aのスピーカーが鎮座しています。
ALTEC 844Aは1960年頃の米国製スピーカー。30cmウーハー×2、3inドライバー+ホーンの2way。
現代のスピーカーでは考えられない高能率99dB/w/m!

純ジャズ喫茶?では音が漏れないように、窓無し完全防音の薄暗いお店も少なくないのですがCoffee Windsは違っていました。
カウンター席の向こう側の、趣味人のマスターと明るく楽しく話ができるお店です。
ジャズの音量も控えめ。50~60年代のモダンジャズが中心。
ジャズ喫茶に行ったことが無い、「敷居が高そうで躊躇する」といった感想を持っている人でも入りやすくてくつろげるお店です。
※昔は同行者との話し声が大きいと「小声でお話しください」と、メモがすっとテーブルの上に置かれるようなお店がありました。
気さくなマスターご夫婦が出迎えてくれます。

アンプ&CDプレーヤー類が収まったラック。訪問時に鳴らしていたのはValves’World製作300Bシングルパワーアンプ(左下)

300Bシングルアンプは失敗すると歯切れのあまり良くない音、といった若干ネガティブな先入観もあったのですが、そのような音では全くなくて自然体のしっかりした音でした。
高能率スピーカーとの組み合わせだからこそ、本領を発揮しているのもあるかと。
アイスコーヒーとチーズケーキを注文。アイスコーヒーにはクッキーが1枚付いてきました。
アイスコーヒーは500円、チーズケーキは400円。

ALTEC 844Aスピーカーのアップとカウンター正面に飾られた真空管各種。
半世紀以上、60年もの間のオーディオの進歩って何だったのだろう・・・とも考えさせられます。


オーディオやジャズのみならず車やら多趣味で造詣が深いオーナーさん。ですが趣味人にありがちな気難しさは全く無くて、控えめな音量の店内に流れるジャズと相まって、明るく楽しく気軽におしゃべりが楽しめるお店です。
松伏町に長年お住まいで地元愛も強いオーナーさん。まつぶしPR大使にもなっている織田聖選手のことも当然の如くご存知でした。
お店の公式ブログを見ればお分かりのように、オーナーさんは交友関係も広く、あちらこちらのジャズ喫茶やカフェに出向き紹介もされています。

幸手クラシックカーフェスティバル
オーナーさんとのお話の中で初めて知った幸手クラシックカーフェスティバル。
権現堂公園で毎年開催されており、昨年第27回まで開催を重ねているとか。
権現堂は桜と彼岸花の季節にしか行ったことが無く、クラシックカーフェスティバルは全くのノーマークでした。
写真を見せて頂きましたが、30年以上前の国産車からトヨタ2000GTやらロータス・ヨーロッパやら希少な旧車や往年の名車がズラリ。
毎年11月ごろに開催されているようなので、次回は是非行ってみたいと思います。
気軽に行ける地元カフェ、と言った印象のCoffee Winds。
機会があれば是非訪れてみてください。
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