
ドイツの放送局ARDが6月20日に放送したドキュメンタリー番組『Doping Top Secret: In the Slipstream』がひっそりと話題になっています。
日本語のメディアでは一切報道されていませんが。
ツール・ド・フランスでは2015年以降、ドーピング検査で陽性反応は出ていない。しかし、世界で最も過酷なこのスポーツがクリーンになったと言うのは何かの冗談だ。
EPOのマイクロドージング
EPOは依然として人気のある物質である。検出できない微量を定期的に摂取することで、検査の目を免れる。
元々は癌や心疾患の治療薬として開発されたAicarは、持久力スポーツの血液循環や筋肉の発達に非常に有益であるとされている。
禁止薬物に指定されているAicarであるが、半減期は個人差はあるが僅か3~5時間。
同様の効果を持つ他の物質は166種類もあるが、禁止薬物に指定されているのは僅かに4種類のみ。
このドキュメンタリーはプロのプロトンには依然として膨大な数の不審な人物がいることも報告している。ワールドツアーの18チームのうち14チームが、過去に反則行為で有罪判決を受けた人物を今も雇用している。
だからこそ、マネージャー、医師、チームリーダー、ライダー、自転車競技に携わるすべての人には、倫理的でクリーンなスポーツを確保する責任がある。
機材の進歩、栄養学や適切な食事等だけでは説明しきれない何かがある。
・・・とARDのドキュメンタリー番組は関係者の証言を含め指摘している。
SCHWALBEクリックバルブ 仏式変換キット放送ではオペラシオン・プエルトのコードネーム同様に、現役選手が使用しているであろうとされるコードネームも公開さてたらしい。
ココに参戦してしまうと疑惑が疑惑を呼び、憶測が独り歩きしてしまうので静観。
真相は如何に。
「純粋にロードレースを観戦したい。応援したい」「ネガティブな話は聞きたくない」意見も尊重します。
感情論ではなく事実が知りたいだけです、僕は。
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