Luxeritas WordPress Theme

2019年7月9日

最速最強、豊富な機能が満載のWordPressテーマ・ルクセリタス

ルクセリタスWordPressテーマ

国産で無料。ライセンスは GPL v2 or later

このサイトでも使っているLuxeritasを紹介します。

最速爆速。PageSpeed Insightsで最高の得点をたたき出す。

Google AdSenceにも完全対応。

ほとんどの事が管理画面の設定でカスタマイズ可能。約64か所550項目。

phpやcssを編集しないで、吹き出しやスライダーが簡単に管理画面から作成可能。

プラグインを減らせる。WordPressプラグインはブログに様々な機能を追加でき、とても実用的で便利なものです。しかし必要最小限のインストールに留めておくに越したことはありません。

作者さんのサイトをご覧いただければ分かるように、アップデートや修正が几帳面で対応が早い。これ程まめに更新されるテーマが他にあるのだろうか。

今更言うまでもありませんが、スマートフォン、タブレット端末対応のレスポンシブデザイン。特にスマートフォンからの閲覧ユーザビリティと表示速度にはこだわっている。

早い!PageSpeed Insights100点GET!

ページスピードインサイト100点

PageSpeed Insightsモバイル、パソコン共に100点満点!

Googleアナリティクス、Googleアドセンス、重いと言われているWordfenceセキュリティプラグインを使っていて、このスコアです。Googleアナリティクスコードを入れると減点になり100点は取れない、と仰る人もいるけれど減点されていない。

100点満点って気分がいいものですよね。

  1. HTML、CSS、Javascriptを静的に圧縮・結合することが可能。
  2. 子テーマのCSSやJavascriptもカスタマイズ画面から静的に圧縮・結合することが可能。
  3. CSS、Javascriptのリクエスト数を最小限に抑えた設計。
  4. CSS、Javascriptの適切な配置によるブロッキング排除。
  5. デザインに影響を及ぼさないCSS、Javascriptの非同期読み込み。
  6. .htaccessによるブラウザキャッシュとGzip圧縮。
  7. ブログ、管理画面、カスタマイズプレビューを分離したプログラミングによる応答性向上。
  8. 画像や広告の遅延読み込み。

徹底した高速化を意識した設計により、これ以上ないと言えるようなハイスコアを叩き出しています。HTML、CSS、Javascriptを静的に圧縮・結合する事が出来ないテーマでは、総じてPagespeed Insightsでのスコアはモバイルの得点がパソコンの約半分に落ちてしまいます。

画像の遅延読み込み=lazy loadも、WordPressはプラグインで実装も出来る。でもテーマに組み込まれている方が良いと思う。速度だけではなくユーザーの利便性にも影響してくるところです。

スマートフォンからのアクセスが圧倒的に増えている今、Googleも推奨しているモバイル高速化は必須なのではなかろうか。HTML、CSS、Javascriptを静的に圧縮・結合することをしていないWordpressテーマは、もはや古いと言ってしまっても過言ではないかもしれません。

100点満点を取れるテーマは、なかなかあるものではありません。点数は対数正規分布に基づいた順位だそうで、偏差値のようなものでしょうか。ざっくり言うと100点は偏差値75、50点なら偏差値50といったところなのか。そうすると、WEBサイト全体の表示速度のレベルが上がれば、点数が下がる事もあり得るという事なのか。

最速ルクセリタスと言えども、Pagespeed Insightsのスコアが100点から下がってしまう時がある。管理画面内カスタマイズから表示速度に関わる設定を詰めると良いです。

ルクセリタス・カスタマイザー
ルクセリタス高速化設定

「圧縮・最適化」「CSS」タブ内の設定項目で表示速度を追い込む。Googleアドセンス広告の表示設定がまずく、一時期はルクセリタスとしては最低かもしれないモバイル76点、パソコン97点と低迷。広告配置の見直しとhtmlとCSS圧縮設定で100点に復活しました。

SEO対策

  1. html5の仕様に準じた適切な文法。
  2. header、footer、main、セクショニング・コンテンツ (nav、section、article、aside))等の適切な配置。
  3. W3CのHTML文法チェッカーでERRORやWARNINGを発生させない。
  4. Google Webmastersで構造化データエラーを発生させない。
  5. Google PageSpeed Insightsのユーザーエクスペリエンスで問題を発生させない。
  6. H1~H6タグの適切な配置による美しいアウトライン。
  7. 選べるタイトル形式。
  8. ディスクリプションの自動・手動挿入。
  9. プラグインを使用せずにヘッダーにcanonical付与。
  10. 重要なページ以外(月別アーカイブ等)は、検索エンジンにインデクスさせない。

ALL in ONE SEO Pack等のSEO最適化系プラグインは、機能が重複してしまうばかりか重く遅くなってしまう。キャッシュ系プラグインも、その特徴とは裏腹に遅くなってしまうので不要となります。PageSpeed Insightsのスコアが逆に悪くなってしまいます。

  1. カテゴリー又はタグのどちらかのみを検索エンジンにインデックスさせる。
  2. 月別アーカイブは検索エンジンにインデックスさせない。

このような仕様になっているため、XML-sitemapの設定でタグページや月別アーカイブページを出力しないようにしておきましょう。

但しテーマの変更だけで内容の薄い記事が検索上位に、なんてことはありえない。SEO対策はかさ上げ、底上げ、水増しのような事ではなく、限りなく減点を減らしていく行為だと思う。SEO対策を魔法の呪文のように捉えてしまうのは、如何なものかと思う。

Google XML Sitemapsプラグインの設定

サイトマップ設定

「アーカイブページを含める」「タグページを含める」のチェックを外す。「投稿者ページを含める」のチェックを外しているのは別の理由に拠るものです。

Googleサーチコンソールエラー表示

チェックを外す設定にしておかないと、「送信されたURLが見つかりませんでした」とサーチコンソールでGoogle先生から叱られる。

カスタマイズ性が高い

ゴテゴテした装飾はないので、デザインは好みの分かれるところかもしれません。しかし、シンプルでセンス良くまとまったレイアウトだと思う。僕は、その性能と共にデザインも気に入って使っています。

約64か所550項目のカスタマイズは、管理画面から直感的にわかり易く出来ている。作者さんのサイトに詳しく解説されているので参考にしてください。ブログは初めにデザインありきではないので、開設して運用しながらカスタマイズしていけばいいと思う。

6種10パターンのデザインファイルも用意されている。シンプルだからこそ、各自の好みにカスタマイズして作り上げていくのも楽しみなのではないでしょうか。

ページ移動のナビゲーションとなるページナビ(ページネーション)等はカスタマイザーで設定変更できない模様。このような箇所は追加CSSで編集、変更が可能です。

セキュリティプラグインが誤検知で警告を出すことがある

Wordfenceセキュリティ警告
  • Filename: wp-content/themes/luxeritas/inc/custom-css.php
  • File Type: Not a core, theme, or plugin file from wordpress.org.
  • Details: This file appears to be installed or modified by a hacker to perform malicious activity. If you know about this file you can choose to ignore it to exclude it from future scans. The matched text in this file is: 'str’ . 'rev’The issue type is: Suspicious:PHP/obfusplit.5586
    Description: Suspicious obfuscation typical of malicious code

セキュリティプラグインWordfenceに何やら恐ろしい警告が!/inc/custom-css.phpがハッカーに改ざんされた?

これはセキュリティプラグインの誤検知で、追加CSSからデザインをカスタマイズたときに、改ざんと誤検知されてしまったものです。Wordfenceは学習機能があるので、誤検知で警告が出るのは最初だけです。安心してください。

管理画面カスタマイズから定型文登録も最初に設定したときにはWordfenceが警告します。自分が行ったカスタマイズであれば、ignore=無視する、「気が付いているけど気が付いていない選択をする」の意をクリックすると、学習機能が働き、以後は警告が出なくなります。

Googleアドセンスコードを記入するときにも、セキュリティプラグインがブロックしてしまう場合があります。

多機能・高カスタマイズ性に関する取り組み

カスタマイズしたデザインは、インライン CSS よりも CSS ファイルに書くべきものについては、自動的に CSS ファイルの方に埋め込まれるため、高速化に対する影響や無駄のない設計。

高速化対策のための機能があるからこその、セキュリティプラグインの誤検知でした。

まとめ

WordPressテーマは、こう作ると良いよ。という事を作者のるなさんがやってくれている。その最先端を。使用者は感謝を込めてルクセリタスを利用させてもらい、ブログを運営していくだけです。

これでマジ無料なの?と驚くほどの速度や機能と完成度。細部まで徹底してこだわった作り込み。ルクセリタスは自信を持ってお勧めできます。
コメント欄を見れば判りますが、使用者からの質問への回答も早く的確で、サイト内のいろいろなページを読ませて頂き、信頼できると判断して導入しました。
僕ごときがエラソーに評価するのもおこがましいですが・・・。

「有料テーマ必須、無料テーマはお勧めしない。」等の意見も散見します。有料か無料か、金額でテーマの性能や機能の優劣が決まっている訳ではない。
僕は元々有料テーマは選択外だったけれど、ルクセリタスは有料テーマに一石を投じる下剋上なのだと思う。

有料テーマでも開発時期が古く、モバイル高速化に対応したアップデートがされていなければ、馬子にも衣装状態になる。デザインだけ、見た目だけ。

アップデートも頻繁で、修正の対応も早い。作者るなさんの技術と取り組み姿勢に感服します。

6月28日に3.6.0がリリースされ、3回のマイナーアップデートを経て7月9日に3.6.3がリリース。まめ過ぎる。

作者るなさんのサイトより引用。先程るなさんのサイトを拝見したところ、3.6.3にアップデートがあったのですが・・・

ルクセルタス3.6.3

どうでもいいけど、最速のルクセリタスに、最遅WIXの広告が表示されているこの対比w

7月13日追記

ブロックエディタにアコーディオンブロックが追加された。クラシックエディタを使っている僕には追走できないスピードで進んでる。

このアコーディオンブロック、サンプル見るとかっこいいし、使い道もありそう。今更かもしれないけれど、Gutenbergブロックエディタ覚えてみようかな。