釣魚のオークションサービス登場、ネットで不安や疑問の声 運営と厚生労働省の見解は

2019年2月16日

Yahooニュースより

釣魚のオークションサービス登場、ネットで不安や疑問の声 運営と厚生労働省の見解は

最近ご簿沙汰している釣りだけど、僕は売るつもりも買うつもりも全くありません。

Yahooニュースのコメントで多くの方が指摘しているように、鮮度や安全性の不安がありますし、不安に感じるもの、責任をもって保証できないものを売る事も出来ない。

個人が釣った魚を、写真と説明文、値段の3つを登録するだけで1匹から出品

とありますけど、釣った日時と場所を正確に、その後の保管方法をクーラー内の温度まで詳細に、締めていればその方法、などなど説明文があっても疑問が残ります。

寄生虫がいる魚もいるし、サバのように極端に鮮度が落ちやすい魚もある。落札者までの輸送時間の変動で鮮度も味も変わってしまう。

締めるのも、きちんと血抜きするか、神経締めするかどうか、など方法と腕の良し悪しで、魚種によっては鮮度の持ち具合や味が全く変わってしまいます。

ハゼ釣りでは、僕は生きたまま家まで持って帰ってきます。釣ったハゼは魚籠に入れておき、釣りをしている最中は生かしておく。帰る直前に魚が氷や保冷剤に直接触れないようにしてクーラーに入れる。家に着いてもハゼは生きています。鰓(エラ)や体表に湿り気を維持した状態で、温度が下がると死なずに仮死状態になって生きている。このようにすると、魚屋さんやスーパーで売られていないハゼを更においしく食べられます。

特に天ぷらにする魚は鮮度が命。僕は食べたことはありませんが、高級天ぷら店では、生けの魚をその場で下ろして、天ぷらに揚げますよね。

鮮魚は通信販売に適していない。

上手に締めれば、売っている魚よりおいしい場合もありますが、釣った魚は自己責任で自分で食べるものだと思うのですが・・・。

元漁師で元水産庁職員・上田勝彦氏による魚の下処理から始まる、本格的な魚料理の解説書。上田勝彦さんは以前から雑誌Boat CLUBの連載や釣り雑誌などで拝見していましたが、魚に対する愛情や料理へのこだわり等、参考になって学ぶべきものが多くあります。