スキュワーについて語ろう

2021年5月4日

スキュワー

スキュワーって必要?

ドレスアップパーツ、カスタムパーツとして、クイックリリースから交換を検討することも多いであろうスキュワー。

アルマイトカラーを統一させたり愛車の見栄えを良くする、又は軽量化目的のために手頃な価格から販売されていて、純正クイックレリースからカスタマイズしているサイクリストも多い。

今回は見た目のカッコ良さは置いておいて、その品質と機能性にスポットを当てた記事となります。

スキュワーの固定力と操作感

画像のようなサードパーティ製のスキュワーは、ホイールの固定力が弱く開閉の操作感もはっきり言って悪いです。

またMTBやクロスバイクに使われるシートクランプ用のスキュワーは、どんなに強く締めても固定力が弱くてサドルが下がって来てしまう製品も多い。

シマノ製(特にデュラエース)、MAVIC、カンパニョーロやフルクラムの操作感に優れ、固定力もしっかりしているクイックリリースから交換する必要は全くないと個人的には思うところ。

品質と性能から言えば、グレードダウンになってしまう。

見た目をカッコよくカスタムすることもロードバイクの楽しみの一つではあるけれども、ホイールを固定するという安全に関わる部品なので性能重視で選ぶべきなのではないでしょうか。

MAVICクイックリリース

レバーの開閉操作をすれば、自分で締付けの強さや操作感の良し悪しを把握できるはずです。

大事なことなので何度でも言おう。
シマノ、MAVIC、カンパニョーロ、フルクラムの純正品から交換する必要はない。

軽量化目的でも回転体であるホイールの外周部であれば、数十gの軽量化の意味があるけれども、スキュワーを数十g軽量化したところで乗って違いがわかるものではない。
※ヒルクライム決戦用軽量化トータルの一部分として、メリットデメリットを理解してカスタムする場合は除く。

むしろ開閉の操作感が悪く固定力の弱い性能の劣るスキュワーから、これらのメーカーの純正クイックリリースに交換することは、大幅なグレードアップになるのでお勧めです。

シマノ製クイックリリースならば、デュラエースにこだわらなくてもWH-R501用などでも性能は充分と思える。

シマノに限らず純正品クイックリリースの多くは前後バラ売り。セット販売ではないので購入の際はご注意ください。

またクロスバイクなどに使用する場合には、リアのエンド幅が130mmか135mmかによって、選ぶクイックリリース(スキュワー)の軸長も異なります。

但し例外がある。

スキュワーやクイックリリース(クイックレリーズと読まれることあり)の名称だけで判断してはいけない。

DT SWISS RWSスキュワー

レバーを回してホイールを固定するDT RWSもスキュワーと呼ばれている。DT RWSの固定力は強い。

レバーを強く回して締付け過ぎると、ホイール(ハブ)のタイプや構造によってはベアリングが強く押され過ぎて回転が悪くなってしまう。

品質の確かなところでは信頼のおけるDTですが、それなら丁度良い塩梅のところで締めておけばとなると、回して締めるDTよりも開閉式のクイックリリースの方がホイールの付け外しは圧倒的に早い。

製品のクオリティには文句はないけれども、使う意味あるのか?と個人的には思ってしまうところです。

盗難やイタズラ防止に

ヘックスレンチを使用するタイプのスキュワー。通勤通学用スポーツ自転車のいたずらや盗難防止目的に一定の効果があります。

GIANTエスケープR3が数年前にこのヘックスレンチを使用するスキュワーにスペック変更されている。クイックリリースを上手く扱えないユーザーに対して、誤使用防止のためだと思われます。

用途や目的に応じて使い分けた方が良い場合もあります。

そしてスキュワーかクイックリリースかは言葉遊びのようになってしまい、結局は個々の製品によって固定力や操作感に違いがある。

ホイールの固定は安全性に関わる箇所であるだけに、正しい使い方を覚えると共に、製品個々の品質を見て選んでいきたいところです。

ドレスアップやカスタムだけにとらわれずに、性能に目を向けて選びたい部品です。

それなりのホイールを買えば、品質や操作感に優れたクイックリリースが付属しています。
個人的にはドレスアップやカスタムの必要性を感じない。

そしてロードバイクもディスクブレーキ化が急速に普及しています。

ディスクブレーキ車はスルーアクスル。正しく扱えば固定力もしっかりしていて、走行中にホイールが外れてしまうような心配はありません。

クイックリリースが必要なキャリパーブレーキ仕様車は、クイックリリースの正しい使い方を覚え、確実にホイールが固定されているか走行前点検と、ガタや異常を感じ取れる感覚を身に付けるべきだと思います。

僕が〇〇を使わない理由Part1と題して、セラミックベアリングの事を書いた記事の続編となりました。

こちらの記事も、宜しかったら読んでみてください。