内装ワイヤー交換に使うライナー管はGIZA PRODUCTSがお勧め
先日Twitterでロードバイク初心者さんのツイートがタイムラインに回ってきた。
・セルフでワイヤー交換をしようとしたところ、いきなり内装ワイヤーを引っこ抜いてしまい、新しいワイヤーを通せなくなった。
・ググッて内装ワイヤー交換の方法を調べて始めてみたが、シマノ製のライナーがフレームに通らない。
内装ワイヤー交換を自分自身の手でチャレンジする際に、必ず必要になるライナー管のお勧め品を紹介します。
ロードバイクのワイヤー交換
ブレーキワイヤー、シフトワイヤー共にフレームの内部を通るワイヤー内装タイプのフレームが増えています。
自分でワイヤー交換にチャレンジする場合に必ず必要になるものが、このライナー管。
後先考えずにいきなりインナーワイヤーを引っこ抜いてしまうと、新しいインナーワイヤーを組付けようにもフレームに通らなくなってしまいます。
ワイヤー交換の作業を行う前に、新品のワイヤー類(シフトインナー、シフトアウター、ブレーキインナー、ブレーキアウター、アウターカップ、インナーチップ)と共にライナー管を用意しましょう。
ドロップハンドルもワイヤー内装タイプが増えています。ハンドルバーに新しいワイヤーを通すときにもライナー管があると作業が手際よく簡単にに進められます。
古いインナーワイヤーを引き抜く前にライナー管を事前に通しておきます。そして古いインナーワイヤーを引き抜きながら同時にフレームの内装部分にライナー管が貫通している状態にセットします。それから初めて古いインナーワイヤーを引き抜いて外します。
ライナー管は新しいインナーワイヤーを内装の箇所に通す道案内役、ガイドになる大切な役目を果たします。
ライナー管はロードバイクのワイヤー交換作業の必需品なのです。
シマノ・ライナー管
長さ:1,800mm
外径:約3.1mm
「直径2mmほどの中空ライナーです。」とAmazonの商品解説にありますが、シマノ製ライナー管の外径は実測3mm以上あります(約3.1mm)。
僅か1mmの違いですが、この1mmで内装フレームに通らない場合が多いです。
また太く張りの無いライナー管はハンドルバーへの内装=ブレーキワイヤーとシフトワイヤーが干渉し合ところは通しにくいです。
一部のフレームや内装の出入り口の穴が大きいハンドルバーはシマノ製ライナーでも通る場合があります。
シマノ製ライナー管は太いだけでなく、素材の関係なのか張りが無く折れやすいです。ポッキリ折れてしまう訳ではなくて、真っ直ぐであってほしいのにくの字に折れ曲がりやすいので、非常に使い勝手が悪いのです。
また表面がザラザラしているので、引っかかりやすく滑りも良くありません。
そこでお勧めは市販のライナー管の中で最も細いGIZA PRODUCTS製のライナー管。
GIZA PRODUCTSライナー管
長さ:2m
外径:約2.0mm
メーカー希望小売価格は400円(税別)
ギザ ライナー アウターハウジングAmazonでは、このように定価の数倍の価格で販売されています(2020年12月22日現在)。
サイクルショップで買いましょう。
この細さが利点となり圧倒的に作業がしやすくなるのです。
GIZA PRODUCTSライナー管の特徴と長所
- 細い。フレームの内装箇所に通しやすい。
- 細いが1.6mm径のブレーキインナーもちゃんと通ります。
- 折れにくい。
- 表面がすべすべで滑りやすい。
この4つの長所は圧倒的正義なのです。他のライナー管では内装部分に通らない場合があったり、フレーム内部でつっかえると、折れ曲がってしまったりして作業がしにくい。
自分で愛車のワイヤー交換にチャレンジする人には、絶対にGIZA PRODUCTSのライナー管をお勧めします。
ライナー管は細いが正義!圧倒的に作業がし易くなります。
様々なフレームからバラ完で組んでいたりオーバーホール作業を行うプロショップにも確認済み。
フレーム販売の新車には事前にワイヤー内装箇所にライナー管が通してあります。様々なメーカーのフレームに通してある付属のライナー管、その他市販のライナー管の中で最も細いのがGIZA PRODUCTSのライナー管です。
2023年1月追加情報
ニッセンから外径2.3mmと細いライナー管が発売されています。Amazon未発売なのでサイクルショップで購入可です。⇒Amazonでも発売になりました。
ワイヤー交換の注意点
先ず自分のロードバイクは、どのようにワイヤーが通っているか実車を見たり検索したりして確認しておきます。メーカーや機種、年式によって特にボトムブラケット部や内装ワイヤー出口側のアウター受けの構造などが異なります。
必ず構造を確認しワイヤーの通り方を把握してから作業に入ります。(古いワイヤーを引き抜く前に!)
またググッてもわからないときは、バラしながらワイヤーの通り方や構造を把握していきます。
インナーワーヤーをフレームの内装部分から引き抜く際に、必ずライナー管を先に通しておきます。
そうしないと新品のワイヤーを通す(組み付ける)際にお手上げ!状態になってしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。
2m一巻き単位なので2パックあるとフロント&リアのシフトワイヤー=ダウンチューブ×2、リアブレーキワイヤー分に充分な長さになり不足しません。
ハンドルバーに内装されている場合は、先にアウター&インナーワイヤーを全て通してから、フレームにワイヤーを内装していく作業に移りましょう。
実際の作業はテキストだけで説明するのは難しいです。
自分のロードバイクでワイヤー交換する際には、写真を撮りながらいずれブログ記事にして公開予定。
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