KMCミッシングリンク
確実なチェーンの接続と快適なメンテナンスに繋がる便利なアイテム、KMCミッシングリンクを紹介します。
KMCミッシングリンクCL555Rゴールド11速用2個セット
ミッシングリンクの色はゴールドとシルバーの2色があります。
使っているチェーンがシマノ製ならミッシングリンクをゴールドにしておくと、つなぎ目＝ミッシングリンクの位置が一目で分かるので便利です。
最大3~5回まで再利用可能になった11速用のKMCミッシングリンク。※初期の11速用ミッシングリンクは再利用不可でした。
シマノ、SRAM、KMCの11速チェーンに互換性があります。
Amazonではシルバーの方が価格が安い。好みや予算と相談の上お決めください。
個人的にはミッシングリンクの位置が一目でわかるので、ゴールドカラーをお勧めします。
ミッシングリンクのメリットとデメリット
ミッシングリンクの取り付け及び取り外しには専用工具が必要です。
取り付けはペダルを強く踏み込んでミッシングリンクを噛み合わせる力業もありますが・・・
※10速以下のミッシングリンクは噛み合わせが柔らかく、工具不要で嵌る場合がほとんどです。11速用は噛み合わせが固く、専用工具を使うか踏み込んで嵌める必要があります。
付け外し兼用のミッシングリンクプライヤーを揃えておくと便利です。
https://bistarai.info/archives/8163チェーンカッター&チェーンピンを使用してチェーンを繋ぐには、正確な作業が必要になります。特に11速チェーンでの接続作業は難易度が上がります。
SNSで「走行中にチェーンが切れた！」と度々報告がありますが、大抵はチェーンを繋ぐ際の作業の正確性が欠けている場合が多いです。
※特にオフロード走行で起こりやすいのですが、振動でチェーンが暴れているときにシフトチェンジすると、チェーンジャムが発生して切れる場合があります。その瞬間に切れる場合は少なく、チェーンが捻じれたりピンに負担が掛かり、暫くしてから切れたりする。
必ずしも、チェーン切れ＝作業ミスではありません。
ミッシングリンクは、チェーンを繋ぐ際の作業ミスが起こりえないことが大きなメリットのひとつです。
また、チェーンを取り外して掃除をする場合にも便利で快適。確実なメンテナンスが出来るのでお勧めです。
3~5回の再利用とは？
あやふやで理解できないと思われるかもしれません。しかしチェーンやリンクヘの負担は乗り方によって大きく異なります。
単純に走行距離で決められる訳ではなく、出力100w以下のゆるぽたライドと高強度トレーニングやレースでの使用ではチェーンやミッシングリンクに掛かる負荷が大きく異なります。
ゆるポタと、選手のスプリントトレーニングでは10倍以上の負荷の差がありますから、耐久性に違いが出るのは当然のこと。
高出力でハードなトレーニングやレースで使用している場合には、早めに交換することをお勧めします。
逆にのんびりサイクリング且つ適切にチェーンのクリーニングを行っていれば、チェーンもミッシングリンクも寿命を伸ばすことが可能です。
間違いが無く確実にチェーンを繋げることが出来、メンテナンスにも便利なミッシングリンク。
是非使ってみてください。お勧めです。
