GOTALチェーンディグリーザーの素Part2【PR】

2022年9月11日

チェーン清掃(クリーニング&メンテナンス)GOTALチェーンディグリーザーの素

前回の記事『GOTALチェーンディグリーザーの素を使ってみた』に引き続き、MTBのチェーンクリーニングにGOTALチェーンディグリーザーの素を使ってみました。

2日に及び雨の日に乗車。チェーンを錆びさせたくないのでチェーンルブを多量に塗り、油と汚れがたっぷりと付いたチェーンのクリーニングに使用してみました。

※製品の提供を受けて書いた記事になります。

汚れ切ったチェーンのクリーニングにGOTALチェーンディグリーザーの素を使ってみた

ルブをたっぷりと塗り、雨の中を約2時間×2日走ったチェーン。

我ながら汚いですね~(笑)

雨に負けないように多量に塗ったルブと付着した汚れが酷いです(笑

ミッシングリンクを使っているので、今回はチェーンを自転車から取り外して密閉容器で洗浄してみます。

後述しますが一部のアルミ製品(アルマイト)はアルカリに弱い為、チェーンのみに洗浄液を使う『チェーンを取り外して洗浄』するこの方法が、どのような環境や使用状況でも最もトラブルが少ないと考えられます。

汚れ切ったチェーン

これだけ汚れたチェーンがGOTALチェーンディグリーザーの素で、どこまで綺麗になるのか試してみましょう。

GOTALチェーンディグリーザーの素を使ったクリーニング

GOTALチェーンディグリーザーの素の特徴や使い方は、前回の記事『GOTALチェーンディグリーザーの素を使ってみた』を参照してください。

付属のスプーン1杯分のGOTALチェーンディグリーザーの素粉末をタッパーに入れます。

GOTALチェーンディグリーザーの素粉末

250CCのお湯を注いで溶かします。

GOTALチェーンディグリーザーの素をお湯に溶かす

タッパーの蓋を閉めて密閉し、シャカシャカ振ることを繰り返します。

密閉容器でチェーンのクリーニング

「これでもかっ!!」というほどシャカシャカと振って振って振りまくります。

そして蓋を開けると、、、

密閉容器を使用したチェーンのクリーニング(GOTALチェーンディグリーザーの素)

界面活性剤が3%含まれているためなのか、泡立っています。

泡では隠し切れない真っ黒に汚れた溶液が!

暫く放置して時間が経過すると、泡立ちが収まってきます。

密閉容器を使用したチェーンのクリーニング(GOTALチェーンディグリーザーの素)

真っ黒けのけ~

泡立ちが収まるまで放置して観察してみました。

密閉容器を使用したチェーンのクリーニング(GOTALチェーンディグリーザーの素)

再び真っ黒けのけ~

溶液は真っ黒に汚れていますが、チェーンは綺麗になってる~!
※使用ルブ(ワックス)によってはブラッシングや超音波洗浄しないと表面の汚れを取り切れない場合があります。

チェーンを取り外して密閉容器に入れてのクリーニングは、ブラッシング等と異なって、周囲に汚れが飛び散ったりしないのが良いですね。

その後はチェーンを徹底的に水洗い。洗浄剤や最後に残った汚れを落とし切ります。

洗浄後チェーンを水洗い

水洗い後はウェスで表面の水分を拭き取り、風通しが良く日当たりの良い場所に干して残った水分を乾燥させます。

洗浄後の溶液は、時間の経過と共に汚れが沈殿して分離します。

どれだけ汚れていたかが分かりますね。

GOTALチェーンディグリーザーの素洗浄後の溶液の汚れ

チェーンを充分に乾燥させたのち、フロントシングルのナローワイド・チェーンリングにチェーンを合わせて自転車に取り付け。

念のために水置換性のあるWAKO’Sラスペネをたっぷりと吹き付けてウェスで拭き取り。

その後にお好みのチェーンルブ、今回はWAKO’Sチェーンルブスプレーを塗布します。

MTB&KMCチェーンのクリーニング

当然のことながら、チェーンリングやカセットスプロケット、リアディレーラーのプーリー等も清掃済みです。

別件で100km走行後のチェーンを洗浄

洗浄&注油のメンテナンス後、約100km走行したチェーンをGOTALチェーンディグリーザーの素で洗浄してみました。

1日のライドで、1回のライドで、100kmのライドで、どれ程チェーンが汚れるのか確認の意味で試してみることにします。

洗浄前のチェーンの状態

・入念な洗浄後に粘度高めのルブを塗布。入念に表面を拭き取り。チェーンの表面はベタベタしないで油膜が残る程度。ローラー内部には充分にルブが残っている状態。

・2日前の降雨で砂ぼこりも少なく、空気も乾燥していない日に約100kmの走行。特別自転車が汚れやすい天候の条件ではない。車体の埃汚れはかなり少ない日のライドでした。

100km程度の走行とは言え、チェーンの表面は意外に汚れが付着して黒ずんでいます。

チェーンはシマノ・デュラエースCN-HG901-11

100km走行後チェーンの汚れ

洗浄後の溶液をそのまま放置おくと、時間の経過と共に汚れが沈殿し溶液が分離します。

100kmライド後のチェーン洗浄

空気が乾燥して埃っぽい日でもないのに、結構な汚れが・・・

まめにチェーンはクリーニングするべきだな、と再確認した次第です。

GOTALチェーンディグリーザーの素レビュー

ルブと汚れが多量に付着し汚れ切った汚いチェーンでも、1回の洗浄で見事に綺麗になりました。

洗浄後の水洗いでも汚れはほとんど取り切っているので、水は綺麗なまま。

強力な洗浄力と汚れ落とし効果を発揮してくれました。

酷い油汚れにも強力な洗浄力を発揮するGOTALチェーンディグリーザーの素は、コスパを意識しつつ丁寧にクリーニングしたいサイクリストにはガチでお勧めできます。

アルカリ性の洗浄剤は油性の汚れに強力な洗浄力を発揮します。しかし、アルカリ洗浄剤なら何でも良いと言う訳ではありません。
一部のアルカリ性洗剤にはアルミ(アルマイト)を侵す洗剤も少なくありません。

念のために丁寧な水洗いと水洗い後の乾燥は充分に行って、洗浄剤や水分はチェーンに残さないように、入念な作業を行うことをお勧めしておきます。

GOTAL チェーンディグリーザーの素 超音波洗浄機対応【自転車用 粉末濃縮型チェーンクリーナー 500g】
GOTAL チェーンディグリーザーの素 超音波洗浄機対応【自転車用 粉末濃縮型チェーンクリーナー 500g】

製品の提供を受けて記事を書きましたが、訳あってGOTAL製品に関しての記事はこれで最後になります。

言いたいことは多々あるのですが、製品評ではなくなってしまうので今は控えておきます。