シマノ公式マニュアルが改正されていた!?

シマノ自転車製品公式マニュアルのサイトが、いつの間にかリニューアルされていました。

「知ってるよ~」というサイクリストさんもいるとは思われますが、告知を含めて記事にしておきます。

先月末に購入したSM-BB72の取扱説明書をふと見ると「あれ!?以前と記載内容変わってるかもしれない?」

からの公式サイトを覗いてみたら・・・

クランクの乗車前点検

改正年月日の表記法がアメリカ式ならば、2024年10月2日に改正されたばかりということになります。
※イギリス式は月日の表記順が逆

旧製品を含めたほぼ全てのクランクセット及びボトムブラケットのユーザーマニュアル(UM)

https://si.shimano.com/ja/pdfs/um/1NJ0A/UM-1NJ0A-007-JPN.pdf

はっきりとした記憶ではありませんが、これはやはり改正されていますよね~

普段は取り付け方や調整方法がわからない新製品などで、ディーラーマニュアルを見ていました。ユーザーマニュアルは頻繁に見ることはありませんでした。

重要なお知らせ

重要なお知らせとして、以下のように記載されています。

安全のため、必ずこのユーザーマニュアルをよくお読みの上、正しく使用し、いつでも確認できる状態にしておいてください。
人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明しています。誤った使い方をしたときに生
じる危害や損害の程度を区分して、説明しています。

https://si.shimano.com/ja/pdfs/um/1NJ0A/UM-1NJ0A-007-JPN.pdf

ふむふむ・・・

「死亡や重症を負うおそれ」とは尋常じゃないなあ・・・。

『警告』「死亡や重傷を負うおそれがある内容」です。」として

「安全のために必ずお守りください」として

・乗車前にクランクアームに亀裂がないかどうか確認する。クランクアームが折れて転倒することがあります。

しれっとクランク割れに備えた日常点検項目が・・・以前には無かったような・・・。

走行中のクランク破損で転倒程度で済めば良いのですがね。

フルスプリントやダンシング中にクランクが破損してしまったら、それこそ大怪我や大事故に繋がりかねません。
最悪の可能性すら起こり得る可能性が容易に想像できます。それをユーザーの日常点検に委ねて良いのだろうかと言う疑問がどうしても頭をよぎってしまいます。
クランク破損や無償点検プログラムの事例が無ければ、文句を言うような筋合いは無いのですが。

しかもクランク無償点検プログラム対象製品だけではありません。MTB、グラベルコンポーネント新旧織り交ぜてホローテック2以外のクランクセットも含まれています。

Crank Inspection

クランク検査のページでクランク割れの事例が画像付きで情報公開されています。

ディーラーマニュアルとして販売店が行う点検マニュアルは公開されていましたが、興味があれば併せてご覧ください。

SHIMANO(シマノ) CN-M8100 12s 116L クイックリンク付属 中
SHIMANO(シマノ) CN-M8100 12s 116L クイックリンク付属 中