EIGHT6角レンチ
スポーツバイクメンテナンスの必需品ヘックスレンチ。
Made in JAPANの高品質、信頼性が高く使い易い6角レンチ(ヘキサゴンレンチ)の専業メーカー、EIGHTの工具を紹介。
EIGHTボルトキャッチヘキサレンチセット5
EIGHTの6角レンチは非常に種類が多く「何を選べばいいの？」となりがち。
僕の場合は、ペダルの着脱に必要な8mmロングはWeraヘックスレンチセット等で持っている。最小本数のセットで良い。
ボトルケージ取り付けなどに扱い易いボールポイントの6角レンチを探していたところ、EIGHTボルトキャッチ6角レンチに辿り着きました。
・世界中の規格基準を上回る耐摩耗性とねじり強度を誇る特殊合金鋼SNCM＋V素材
・世界各国の規格を上回るHRC55~60硬度
・ビッカース硬さ(HV)1000以上を誇るEIGHT独自のEL/ARMOURめっき。Ni-Crやハードクロームめっきの硬度や耐摩耗性を上回る。
・日本製
・6角レンチ及びトルクスレンチの専業メーカーで数多くのバリエーションがある
3.5mm6角レンチとか、他メーカーではありえないサイズ展開の工具まで製造しています。
さすが6角レンチ専門メーカーなんだぜ。
EIGHT6角レンチの種類
種類が多過ぎて、何を選べば良いのか迷いやすいEIGHT6角レンチ
全てを紹介すると逆に迷いやすいので、大まかに整理して分類すると、
斜めにネジを捉えて早回し可能なボールポイントと、オーソドックスなストレート型の2種類。
その2種類が柄の長さや首の長さで細分化されています。
そしてEIGHT6角レンチはボールポイント6角レンチに更にバリエーションがあります。
本締めや増し締め可能なテーパーヘッド
約35度まで傾けても回せるボールポイント(ネオボール)
本締めや増し締めは出来ない(テーパーヘッドの約1/3の締付トルクまで)が、ボルトを捕える性能に優れたボルトキャッチ。
※テーパーヘッドに独自のフィットリングが埋め込まれている構造。
の3種類
ペダルの着脱に使う柄の長さが必要な8mmロングは既に持っているので、使用頻度の高い3~5mmのサイズを中心に柄の長すぎない6角レンチということで2.5~6mmの5本セットを選びました。
5mmで締付トルク5Nmまで程度使えればOKなのでEIGHT6角レンチならセミロングの柄の長さ。
2mmがおまけ？で付属していたのはラッキー！
インプレッション
本締めは出来ませんがボルトキャッチの名に恥じず、手を放してもご覧の通り！
6角レンチとボルトの頭がしっかりと密着して、手を放しても工具が落ちる事がありません。
しかし、この特長が生かされるのはシートクランプやステムなど、ある程度ボルトの頭が大きくて工具の掛かる深さがある場合に限ります。
ボトルケージ取り付けねじは、ボトルに接触して傷付けないように頭が小さくて深さが無く浅い。
斜めに工具を入れるとフィットリングが完全に収まらないため『手を放しても工具が落ちない』ところまでは至りません。
でも、仮締めまで回すことは可能です。
EIGHT独自のボールポイント構造＝フィットリングはボルト側の頭が浅くなければ有効で使い勝手が良いです。
ですがスポーツバイクに使う場合、敢えてボルトキャッチにこだわる必要性は高くはないと感じます。
なのでスタンダードなボールポイント、本締め可能なボルトキャッチ型で2mmから6mmセミロングセットが個人的には最もお勧めです。
作業性の悪いボトルケージの取り付けの際に、仮締めまでに回しやすいボールポイント6角レンチとして、ボルトキャッチ型ヘッドは優れています。
ペダル着脱用8mmサイズは柄の長い6角レンチ(6mmのケースも有り。サイズは要確認)を別途買い揃えるのがお勧めです。
その他STIレバー用にT型ハンドル5mm6角レンチを揃えておけばOK！
ねじにしっかりと掛かる安心感と信頼性。高い耐久性を誇るEIGHT6角レンチ。
Amazonではボルトキャッチ6角レンチは2.5mm,3mm,4mm,5mm,6mm,8mm,10mmのバラ売りもあります。
必要なサイズだけ揃えるのも良し、です。
6角レンチ1セットで全てを賄うなら、、、
2mmサイズから8mmまで必要になり、5mm,6mm,8mmは柄の長いロングタイプが必要です。
シマノ・ホローテック2左クランクの締付トルクは非常に高く、ペダルの脱着にも強い力が必要です。