LPレコードとCDと音楽配信サービスと
音楽の聴き方や楽しみ方が多様化している
スマホとイヤフォーンがあれば、音楽が聴ける時代になった。
2019年アメリカではCDの売り上げをLPレコードが上回る見込み
アメリカでの統計ですが、急激に減少しているCDの売り上げをLPレコードが上回る見込み。
LPレコードは1990年代に市場から消滅したかに見えた。しかし2019年には全米で5億ドルの売り上げ予測となっており、年々衰退しているCDの売り上げを1986年以来初めて上回る予測。
ストリーミングサービスは音楽メディアのうち売り上げの62%を占めるまでになった。CDの販売は急激に減少している。
2018年統計・日本レコード協会、ストリーミング売り上げがダウンロードを超える
一般社団法人日本レコード協会は、同団体に加盟する全社の音楽配信売上高の合計を発表した。2018年における音楽ストリーミングサービスの年間売上高(広告収入含む)は349億円となり、全体の54%のシェアを獲得。はじめて音楽ダウンロードによる売上高 (256億円)を超えた。
CDの販売枚数、売り上げともに落ち込んではいるが、日本国内ではパッケージメディアの人気も根強い。音楽配信も伸びてはいるが、パッケージメディアをまだ超えてはいない。
オーディオレコード
オーディオレコードは、数量が1億3,934万枚/巻(前年比90%)、金額では1,576億円(同91%)となった。内訳は、CDアルバムが数量で8,865万枚/巻(前年比87%)、金額では1,147億円(同88%)、CDシングルは数量が4,862万枚/巻(前年比96%)、金額では395億円(同96%)となった。近年注目を浴びるアナログディスクは数量が112万枚(前年比105%)、金額では21億円(同108%)と5年連続の増加となり、18年ぶりに20億円超を記録した。
音楽配信
音楽配信は、金額で645億円(前年比113%)となり、5年連続のプラス成長となった。内訳は、ダウンロードが数量で1億703万ダウンロード(前年比97%)、金額では256億円(同95%)となり、共に前年を下回った。一方、伸長を続けるストリーミングは金額で349億円(前年比133%)となり、音楽配信売上金額の区分別シェアではダウンロードが40%、ストリーミングが54%と、初めてダウンロードを上回った。
ストリーミング音楽配信
データ配信のなかでも、定額料金を支払えばサイト内の音楽を何曲でも聴き放題というストリーミングサービス。
6500万曲以上が定額で聴き放題。月額980円(Amazonプライム会員は月額780円)30日間無料お試し期間あり。
プライム会員に用意されているプライム・ミュージック
プライム会員なら追加料金なしで200万曲以上が聴き放題。
LINE MUSIC
定額聴き放題月額960円。最大3か月間無料になる新規会員トライアル期間あり。半額になる学生割引プランあり。LINE着うた、BGMとの連携機能あり。
Apple Music
5000万曲が定額で聴き放題月額980円。最大3か月間無料になる新規会員トライアル期間あり。半額になる学生割引プラン、家族割引プランあり。
YouTube Music
Googleは将来的にGoogle Play MusicからYouTube Musicに完全移行する計画のよう。
6500万曲が定額で聴き放題月額980円。1か月間の無料トライアル期間あり。ファミリー割引プラン、学割プランあり。
Spotify
月額980円。3か月間の無料トライアル期間あり。ファミリー割引プラン、学割プランあり。
その一方で・・・
違法な無料ダウンロードサイトなども存在するようです。
オーディオの世界から暫く離れていて業界の推移には疎くなってしまっている。どうやらオーディオ装置を揃えてそれなりの環境と機材で音楽を聴くという趣味は衰退の方向に向かっているようですね。
僕自身は移動中に音楽を聴く習慣はない。ストリーミングサービスも利用していない。音楽を聴くなら趣味として集中して真剣に聴きたい派。どうやら時代遅れの古い人間になってしまったようだ。
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