シマノ・ディーラーマニュアル&ユーザーマニュアル

シマノディーラーマニュアル&ユーザーマニュアル

スポーツバイクを自分で整備やメンテナンスをしたり部品交換する人が増えています。

通販の普及もその傾向に拍車をかけていると感じます。

整備不良や不具合を直すことはもちろん、コンポーネント本来の性能を発揮させて調子の良い状態で自転車に乗りたいものですね。

DIYで手に負えないところ、出来はするけれどプロショップに任せた方がクオリティが高くなるところもあります。

自分の技量を見極めてショップに任せるところは任せる、といった判断も必要になります。

プロショップほどの技術や知識を身に付けるのは一朝一夕にはいきません。しかし整備や組み付け、調整が出来るようになれば走行中のトラブルに対応できる守備範囲も広がります。

ホイールの付け外し、パンク修理(チューブ交換)、サドルやハンドルバーのポジション調整など初級編をマスターしたら、次のステップはディレーラーやブレーキなどのコンポーネント。

メカいじりに自信が無い、興味が無い人は迷わずプロショップにお任せしましょう。

コンポーネントの調整や組み付けに必要なもの

工具が必要になるのはもちろん、整備組み付け前に読んでマスターしておきたいシマノ・テクニカルマニュアル

技術も必要ですが、技術だけでは新製品に対応できない時代になっています。エンドユーザーであるサイクリストに限った話ではなく、ショップさんにも当てはまること。

11Sのシフト調整=ワイヤーの張りは微調整が必要でシビアです。10Sは自分で出来ても11Sは難しいと言う人も多いですね。

シマノ11Sチェーンの向き

知っている人にとっては分かりきっている当たり前のことですが、シマノ11速チェーンには表裏の向きがあります。

VIA SHIMANOやグレードが刻印されている側が表。自転車の右側から刻印が見える向きにチェーンを組み付けます。

シマノ11速チェーン取付向き

表裏を逆に組み付けてしまうと変速性能が落ちます。

長さの設定やコネクティングピンでの繋ぎ方。初めはマニュアルをよく読んで基本をマスターすべきです。

シマノ11速チェーン・マニュアル(pdf)

リアディレーラーへのチェーンの通し方

シマノチェーン・リアディレーラーへの通し方

稀にリアディレーラーにチェーンを通して組み付けるときに、このような通し方をしてしまっている人もいます。異音やペダリングの重さで気が付けるようになりましょう。

そしてマニュアルにこれが載っているということは、「チェーン交換を自分でやってみたが音がするようになった。重い。でも原因が判らない」シマノお客様相談室に問い合わせる人が多いのかもしれません。

Di2電動リアディレーラーのセーバー機能

シマノDi2電動コンポーネントのリアディレーラーは落車などの衝撃で強い衝撃を受けたときに、セーバー機能が働き変速しなくなります。

ディレーラーハンガーが曲がったりした状態でそのまま使い続けないように、ダメージが広がらないための安全装置としての役割を果たしています。

リアディレーラーが動かなくなっても、Di2の場合は故障とは限りません。

しかし、このセーバー機能のために変速できなくなってしまうので、走りにくくなってしまう状況もあり得ます。

ディレーラーハンガーが曲がっていない、又は曲がりが少なくチェーンが外れない、ディレーラーやチェーンをリアホイールに巻き込まないように注意することが前提で、このセーバー機能を解除する方法は覚えておいた方が良いです。

Di2電動リアディレーラーのセーバー機能解除方法

ジャンクションAのボタンを5秒以上長押しする⇒赤色LEDが点灯⇒赤色LED点滅⇒消灯

これで解決

Di2リアディレーラーのマニュアル内に該当説明があります。

マニュアルを読んでLet’s DIY

使っているコンポーネントの整備マニュアルを全て記憶する必要はないと思います。しかし自己流で整備を進めてしまい調子の悪い状態で乗ったり、間違った組付けをしないためにも必要なときにマニュアルを読むクセは付けておいた方が良いと思います。

一応バラ完組立てやほとんどの整備メンテナンス作業を自分で出来ています。出来ないモデルには手を出さないようにしています。カンパや油圧ディスク、規格の特殊なBBなど。

またDi2ジャンクション操作を全て覚えている訳ではありません。バッテリー残量はガーミンで確認、調整はE-Tubeプロジェクトの画面上で行っています。セーバー機能の解除方法さえ覚えておけば、ライド中のトラブルで困ることはなさそうなので。

今後は油圧ディスクブレーキが課題になってくるでしょうか。

メカは信頼できるショップにお任せでも構いません。むしろその方がコンディションの良い状態で乗れるかも。しかし正しい整備や組付けのために知っておいて損はありません。

どこまで自分で作業して、どこからショップにお願いするか、自分なりに把握しておくことも必要かと思います。

ライド中のトラブルに備えて、ディレーラーとブレーキの調整は覚えておくと吉です。

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