映画「栄光のマイヨジョーヌ」

2020年2月26日

Youtube予告動画

オーストラリア国籍として初めて誕生したプロサイクリングチーム、オリカ・グリーンエッジ(現ミッチェルトンスコット)の創設から5年間(2011~2016)の歩みを描いたドキュメンタリー。原題はALL FOR ONE。全ては1人のために。

4月29日(水)より栄光のマイヨジョーヌ・デジタル配信開始

新型コロナウィルスの影響による営業自粛要請により全国の映画館が閉鎖されたため、異例の速さでデジタル配信が実施されることになった。

これは朗報!何度でも観たい!

栄光のマイヨジョーヌ公式サイト

2020年2月28日(金)より新宿ピカデリーなんばパークスシネマ の2館で上映開始。3月13日よりMOVIX他で順次公開。公式サイトに公開映画館と日程の詳細情報があります。

栄光のマイヨジョーヌ公式Twitter

これは見なければ!
自転車ロードレースの映画を見るのは疑惑のチャンピオン以来。
3月13日以降の上映になる映画館に行く予定。
楽しみです。

おお!公式Twitterアカウント( @greenedge_movie )からリツイートが!

Twitterやっていると公式サイトからいいねされたり、リツイート貰えたりするのが嬉しかったり。

CycloWired 栄光のマイヨジョーヌ映画レビュー記事

All for One 全ては1人のために

栄光のマイヨジョーヌ邦画の原題はALL FOR ONE。
エースを勝たせるためにチームメイトは自らの順位を犠牲にしてチームに貢献する。

時速40kmで走っているときドラフティング、前走者の後ろにピタリと付けると空気抵抗は約25%減少する。時速50kmとなると空気抵抗の減少は30%を超える。
心拍数で言えば約10拍前後少なくなる。
チームのエースを勝たせるために、アシスト選手は力尽きるまでエースの風よけとして働く。
エースの自転車がパンクしたら、時には自分のホイールを差し出す。
補給食や飲み物をエースに優先して渡す。
他チーム選手との駆け引きも率先して請け負う。

自らの順位や時には完走すら犠牲にしても。それがフランス語でドメスティーク=下僕を意味するアシスト選手の役割なのだ。
下僕と見下ろす意味ではない。大きな大会で優勝すると、エースは優勝賞金をチームメイトで均等に分配することもあるほど。
特に長丁場に及ぶステージレースでは、どんなに実力を備えていてもエース1人では勝てない。
チームの協力と団結が不可欠なのです。

One for all, All for one
ラグビー用語で知られている「1人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」
トライを決めるために、チームの勝利のためにそれぞれのポジションでの役割を果たし、仲間をフォローする。簡単に得点が出来るスポーツではないので、トライが決められなかったと言ってフォワード1人を責めるようなことはない。
サポートやフォローが自分に足りなかった、チームの中で自身の働きはどうだったか、と言う思考になる。
「1人はみんなのために、みんなは1人のために」は誤訳。 トライを決めるバックス1人の栄光のためにチームが犠牲を払っているのではないからです。

ラグビーは団体競技で One for all, All for one の思想もあり、トライを決めればチーム皆のもの。勝利はチームみんなのもの、になります。

しかし自転車競技ロードレース、特にステージレースでは勝者として栄光を勝ち取り称えられるのは”個人”。
その陰に自ら犠牲を払い勝利に貢献するチームメイトが存在しているのは、ラグビーに代表される団体競技と同じです。

勝者がチームになるか個人になるかの違いはあれど、根底にあるチームの思想や貢献には共通する点が多々あります。

邦題には「君が勝つために、僕は負けるんだ」の副題が付いています。

個人競技として認識されがちな自転車競技。その中でも特にツールドフランスに代表されるステージレースは All For One の思想が最も重要になり、観戦する側としても注目に値するポイントになっています。

自転車競技ロードレースに興味のない人でも、組織とは何か、チームワークとは何かを考えさせられるのがステージレースで起こるドラマと人間模様です。多くの人に見て欲しい映画だと思う。
時にはチームのエースを勝たせるために、自らのリタイヤも厭わない。

公開されたら後に映画の感想を書きたいと思っています。

自転車ロードレースと組織で働く社員の共通点

映画「栄光のマイヨジョーヌ」に学ぶ組織の形|東洋経済オンライン

えっへん!
ラグビーや組織と照らし合わせて記事を書いたのは
東洋経済よりも僕が先だったよ。

栄光のマイヨジョーヌを観てきた

良い映画だった。年甲斐もなくウルウルしてしまいそうになった。
この映画はロードバイクに乗っていない人も、自転車競技に興味が無い人も引き込まれる良作。

チームタイムトライアルでの区間優勝。大怪我から復活したステバン・チャベスのヴェルタ・エスパーニャでのステージ優勝、チャベスの祖国コロンビアの両親のインタビューも良かった。
そして映画のクライマックスはマシュー・ヘイマンの2016年パリ・ルーベ優勝。
ネタバレになるから書きませんがロードレース経験者なら、このレース展開で優勝って凄いよねと間違いなく思えるはずです。
2019年に現役を引退したマシュー・ヘイマンはこのとき37歳だった。

感動を誘う素晴らしい映画でした。

スポンサーやチームスタッフの目線からストーリーが進行していく。サポートカー内の映像も多く、チームスタッフがどれほど真剣に、本気になって選手をサポートしているのか改めて良く分かる。

映画の冒頭で映し出されるミラノ・サンレモ。3人の先頭集団が形成され、その中に当時全盛期の絶対王者ファビアン・カンチェラーラがいた。カンチェラーラを先頭に後続の2人は「前に出ろ」とカンチェラーラにゼスチャーで促されても先頭交代に応じない。所謂ツキイチの展開。

これもまたロードレースなんだ。2019年の全日本選手権で入部正太朗選手と新城幸也選手のマッチアップを思い出しました。

やはり映画館のスクリーンで見るとレースシーンの映像に迫力があります。家でテレビやYoutubeで見るのとは大違い。そして
組織やチームの在り方を垣間見る事が出来ます。

2012~2013年にオリカ・グリーンエッジに在籍していた別府史之選手( @Fumybeppu )がチラッと映っていると聞いたけれど、見つけられなかったw

是非ご覧ください。心揺さぶられる事請け合いの映画です。

広告