2021年3月23日シマノは会社創立100周年 デュラエースR9200は?
1921年(大正10年)創業のシマノは、2021年3月23日に創業100周年を迎えます。
自転車業界のインテルとまで言われているシマノ。先ずはめでたい。
シマノ創立100周年特設サイト
創業100周年の記念すべき日に向けてカウントダウンが始まっています。
この記念すべき日に、何かいいことありそうな気がしませんか?
例えば・・・
デュラエースR9200の発表とかさ
妄想乙!
何の根拠も情報源もない個人の憶測です。しかし期待が膨らみませんか?可能性はありそうな気がします。
R9100のときも、同じようにカウントダウンサイトがありました。そのサイトで世界同時発表!!と華々しくお披露目するはずでした。しかし事前に行われた台北ショーで、業界関係者だけに見せた展示会での盗撮画像がインターネット上で世界中に広まってしまっていました。
シマノ・デュラエースは4年サイクルのモデルチェンジを続けていました。現行R9100が発表されたのは4年前の2016年。9000系は2012年、7900系は2008年、7800系は2004年に発表されています。
その周期が開発の遅れなのか、コロナの影響なのかはわかりませんが、サイクリスト皆が待ち望んでいるR9200発表のタイミングに変動があるのではないでしょうか。
東京オリンピックが延期にならなければ、東京オリンピックでデビューの可能性も予想していました。1990年日本で開催された世界選手権。日本代表選手のみに供給されたデュアルコントロールレバーのように。
The History of DURA-ACE シマノ100周年記念ティザーサイト
YouTubeで見るシマノ・デュラエースの歴史と変遷
次のR9200のスペックはどうなるのかしら?
シマノ・デュラエースR9200予想
海外も含め、インターネット上でさまざまな推測がされています。
情報を鵜呑みにせず、その真偽を各自で判断してください。
ショップ情報でもシマノからの公式発表はなく、現時点ではユーザーやメディアの推測や憶測での情報です。
発売日も2020年には「発売されないと聞いた」というショップさんがあったり
「2020年後半に動きがありそう」という海外情報があったりもしました。
9月15日追加
2020年ツール・ド・フランスでR9200プロトタイプが使われていない。サンウェブやグルパマFDJがホイールのプロトタイプを使っている模様。
2021年モデルが各社から発表されましたが、シマノ・デュラエース換装モデルはR9100又はR9170Di2。
このことからR9200デュラエースの発表は2020年内ではないと予想します。
- 12速化(11速も残る可能性大)11S&12S併用と予想
- フリーボディーはMTB12速で先行しているマイクロスプラインドライブ
Di2の無線化はされない(後日訂正。デュアルコントロールレバーのみセミワイヤレス化説が濃厚)ブレーキケーブル、ホースは有線で繋ぐしかないので、無線に意味ある?- キャリパーブレーキも残る
マイクロスプラインドライブ12速の伏線として、シャドーRDとローギヤ32Tのワイドレシオを(デュラエースは30Tまで)R9100で先に普及させたかったんじゃないかな?
MTBと同様にリアスプロケットのローギヤを大きくすれば、オチョコ量を増やすことなく(またはオチョコの増加を最小限で)スプロケットの多段化ができる。
現時点でシマノ・マイクロスプラインドライブとスラムXDフリーボディに対応しているホイール、DTとMAVICなどは、フリーボディの交換で12速化が可能になる。
無線化と仮定するとE-tube Projectはそのまま使えるのだろうか?と言う疑問もあります。
平坦路用クロスレシオのスプロケットは、11Sのままで互換性を保てるようにするとか。
世界的にディスクブレーキ化が進み、これから益々普及してくるだろうけれど、ディスクブレーキはメリットばかりじゃない。
※昨年のツール・ド・フランスでイネオスは山岳コースでは、キャリパーブレーキ&ライトウェイトのホイールを使った。
クリス・フルームもキャリパーブレーキ仕様を好んで使っています。
ディスクブレーキ仕様のみで12速化しかなという予想を以前にしていました。しかし、キャリパーブレーキ仕様でも12速化されるかな?と現段階では予想します。
あとはパイオニアの自転車部門、パワーメーターを買収したシマノがどのような動きを見せるのかも興味津々です。
3月23日に発表という仮定を前提条件とすると、今までは遅れて発売になるDi2も同時に生産されないと、プロロードレースシーズンやオリンピックに間に合わなくなるのでは。
DURA-ACE R9200は機械式もDi2も同時に発売になると予想します。
と、個人的に推測していますが、次期デュラエースはDi2電動コンポーネントのみという噂もチラホラ。そうなると品番はR9250かR9270となるのかしら?
ホントかいな?
イラスト、アイコンの依頼はわっこさん ( @wakkoii ) まで
シマノからの正式発表は現在のところまで全くありません。よって予想の正確性は保障致しかねます。
しかしR9200はキャリパーブレーキ仕様も継続するという、割と信憑性の高そうな筋からの話を耳にしました。(2020年11月の追加情報)
デュラエースR9200の発表があるまで完成車、
コンポーネント、ホイールの買い物は控えるぜ。
ディスク化に移行するかも含めて、シマノ・デュラエースR9200のスペック詳細がわからないと手を出せない。
世界規模でディスクブレーキ化の流れは必然ではありますが、ディスクブレーキのロードバイクも、もっと試乗して乗り味を確認したいですしね。
ISSEYさんのブログ『特許から予想するデュラエースR9200』
ISSEYさん ( @BCyclist_tokyo ) のブログbeautiful-cyclist.tokyoより
シマノの出願特許を基に理詰めで考察し予想しています。Di2デュアルコントロールレバー無線化の特許出願は知りませんでした。
シマノがワイヤレス認証に必要なFCC認証申請出願中
2021年1月31日追加情報
アメリカで無線通信機器販売の為に必要な許可申請が1月25日にシマノから提出されていました。
FCC=Federal Communication Commission(アメリカ連邦通信委員会)
元ネタ
シマノ・ワイヤレスモジュールFCC ID WY7-927A
Digital Transmission System Wireless Module 2,478MHz 8.7mWと記載されています。
電源を必要としないデュアルコントロールレバー無線化の特許出願が、製品化の現実味を帯びてきました。
シマノ・リアディレーラーFCC ID WY7-3GK1
無線通信のFCC申請はSTI~リアディレーラー間のみ。
リアディレイラーはBluetoothとAnt+の送受信機を内蔵。Di2の運用に必須ともいえるEW-WU101A又はEW-WU111Aワイヤレスユニットを必要としないということになる。BluetoothはE-tubeの設定や更新、Ant+はサイコンと連携のため。
デュアルコントロールレバーのみが無線化され、他はR9150同様に有線接続のままと言う予想通りの展開になりそうです。
スプリンタースイッチ(現行品番SW-R610)や現行品番SW-R600などのシフトスイッチは、無線通信機器の特許申請はされていないようです。サテライトスイッチとデュアルコントロールレバー間は有線接続になる可能性が高そうです。
有線のデメリットとして断線が指摘されていますが、適切に組めていればDi2の断線は皆無に等しい。コネクターも抜けることはない。落車等の外部要因で発生する可能性はゼロではありませんが。
所謂紐式=シフトケーブルと異なり、適切に組立が出来ていれば定期的な交換が不要で、メンテナンスフリーになることがDi2のメリットでもあります。
しかし現行の製品すら需要に間に合わない遅れが出る中でR9200発表後、優先されるのはプロへの供給と大手完成車メーカーでしょう。
コンポーネント単品で発売されるのは、そうとう後になりそうですね。
追加情報と新記事
3月1日リーク情報を基に新記事追加しました。
ヨーロッパでディーラー対象に新型シマノ・デュラエースのプレゼンテーションが行われた模様です。
ニューサイクリング誌シマノ雑誌広告
1964年シマノ雑誌広告
2020年になってもママチャリで使われている内装3段変速グリップシフトが、50年以上前からあったんですね。
1966年シマノ雑誌広告
1966年当時はリアフリーは3~5段だったのですね。現在は11速、12速の登場が待たれ噂されている今、隔絶の感があります。
1973年シマノ雑誌広告
時代の流れを感じさせます。『高級品』『最高級』の形容詞がセールスライティングとして通用していた時代だったでしょうね。
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